http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200606060008a.nwc
ペルー ガルシア元大統領、勝利宣言 資源国有化は回避へ
【ニューヨーク=長戸雅子】南米ペルー大統領選の決選投票が4日行われ、即日開票の結果、中道左派のアラン・ガルシア元大統領(57)が当選を確実にし、「ペルー国民は民主主義を選んだ。国民の信頼に応えたい」と勝利宣言した。南米12カ国中、7カ国目の左派政権誕生となる。
左派とはいえ、ウマラは資源国有化の推進者だったからより穏健派が勝利したことになる。このガルシア、前の大統領時代に引き起こしたインフレの率が7600%(笑)。
それはそれとして、なんでも、国会ではガルシア派は36議席、ウマラ派は45議席。しかしフジモリ派は13議席を持っており、連携すると過半数には届かないものの国会運営には有利なので、フジモリ復権の可能性も大きいとか。フジモリも選挙期間中、ウマラよりはガルシアのほうがまし・・・というニュアンスの発言をしているので、これには現実味があるとか。