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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ペルー大統領選、決選投票の2者が握手しひと安心。その後は…そしてタイ、フランス。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110607/amr11060720460012-n1.htm
【リマ=黒沢潤】南米ペルーの大統領選決選投票で、フジモリ元大統領(72)の長女ケイコ氏(36)は6日、敗北を認め、左派の元軍人オジャンタ・ウマラ氏(48)の勝利が事実上、確定した。ただ、豊富な天然資源の国有化をもくろむとされるウマラ氏の勝利に対して、株価が急落するなど市場がさっそく不安定な動きをみせている。今後の経済のかじ取りに、早くも重い課題がのしかかっている。

 「ウマラ氏の勝利を祝福し幸運を祈る」。ケイコ氏は6日、記者会見で敗北を認めた後、ウマラ氏を訪問し、直接祝意を伝えた。

 しかしこの日、リマの株式市場では取引開始と同時に株価が急落して取引が度々停止となった。総合株価指数は前週末比12・5%安で取引を・・・(略)

結果がかなり接戦だったこともあり、負けたほうが「不正選挙」「再集計」などを言い出しさらに混乱が続く…というパターンも各国の選挙ではまま見られるのだが「敗北陣営の敗北宣言と祝意」、それも直接面会しての握手をしたというのは、ひとつのステップアップなのだろう。
こうやって、民主化というのは進んでいくのかもしれない。
(フジモリ政権下で進んだ武装左翼ゲリラの活動終焉や、学校増加なども当然その基盤を下支えする)。ウマラ氏は先住民出身であることを全面に出したが、先住民の大統領は以前、トレドが選出されているし、数では少数派である日系も父親のアルベルト・フジモリを当選させたり今回ケイコが決選投票に出たりするのだから、いわゆる「白人支配層が実質的に国を支配し続ける遅れた国家」などのステロタイプ的な見方で中南米はひとくくりにできないのだろう。もともと中南米では「ポピュリズム」勢力も歴史的に根強いが、ポピュリズムってそもそも、形骸であれ建前であれ民主主義的な制度がどこかで運用されていないと意味が無いものね。それが最後に民主主義をすりつぶすという逆説だが。
 
さて、「その次のペルー」だが・・・ウマラ次期大統領は地下資源の国有化を視野に入れているともいう。
この種の国有化論議の是非は、経済学的な議論はよく分からないが・・・おそらく正解はなく、ある時期は国有化が必要で、ある時期は害悪しかもたらさないものなのだろうと思う。
いま、国有化が必要か。資源価格の動向にも左右されるが、かなりの劇薬(=特効薬)であるはずだ。かの国の未来のため、最善の一手が打たれることを祈りたい。
ウマラ氏はもともとベネズエラチャベス信奉者であったが、選挙中は穏健化のアピールもあって「モデルとするのはブラジルのルラ大統領だ」とも言ったらしい。日本に入る乏しい情報では、確かにルラは五輪招致など、国際地位の向上も成し遂げたし、貧困層への援助も成功している?という話もちょっと聞いた。任期切れで退任の時、無名候補も「ルラの後継者」というだけで勝利できた、というから少なくとも国民の支持は厚かったようだ。
はたしてウマラ氏の取る道は
 

タイとフランスは後日。リンクだけ紹介

ペルーで長く書きすぎて、つかれたんで中止(笑)

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2011/05/post-6124.html

NHKが伝えた世論調査では、与党・民主党支持が34.1%、タクシン派のタイ貢献党が36%である。
 タイ貢献党はタクシン氏の実妹(9人兄弟の末子)、インラック・チナワット氏(43)を首相候補とした(略)
現実問題としてはタイ情勢はどうしようもない。国王の年齢という大きな問題も抱えている。
 理想論からすれば、社会的宥和の落としどころを探すしかなく・・・

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-21168220110518
2012年の・・・フランス大統領選について、54%の回答者が、社会党候補が勝利するとの見方を示した。

 同調査によると、社会党の候補者争いでは、フランソワ・オランド元第1書記がマルチヌ・オブリ第1書記を10ポイントリード。また、オランド氏が社会党候補になった場合、23%の回答者が、第1回投票で同氏に投票すると回答。保守系の現職サルコジ大統領は22%で、極右・国民戦線のルペン党首が20%で続いた。

 ストロスカーン容疑者が逮捕された性的暴行事件については、57%が同専務理事の政敵が仕掛けた陰謀だと答えた。

読売新聞に最近、ルペン(娘の方)についての面白い記事が載っていたんだけどな。相変わらず読売新聞は国際面記事をあまりネットに載せて無いな。