「最初はグー、サイトウケン!」
わははは。
「じゃんけん」逆効果!?…衆院千葉補選
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20060424-OHT1T00105.htm
じゃんけんパフォーマンスは逆効果だった!? 武部自民党幹事長が千葉7区補選で連発していた
「最初はグー、サイトウケン」のパフォーマンスが、どの程度浸透し、効果があるのか投票日前日の22日
、新松戸駅前とダイエー新松戸店前で有権者100人(20代〜30代男女25人ずつ、40代以上の男女2
5人ずつ)に対しアンケート調査を行った。100人中「知っている、聞いたことがある」と答えたのは合計59人と半数以上だったが、20代〜30代
の女性は、18人が「知らない」と答え、認知度はいまいち。皮肉なことに、女子中学生など選挙権を持たない層の認知度が高く、「サイ
トウケン!」のかけ声でジャンケンをして見せるほどノリノリ。だが、「ちょっとレベル が低い」
(50代男性)「あれをやらなければ、自民に入れたのに…」(40代女性)との声も。
“最後はペケ、サイトーケン”となってしまった。
ま、これはご存知のように、街頭で適当に100人捕まえましたなんてアンケートには統計的な信頼性がほとんど無いのですが。
にしても
「じゃんけんポン」と「サイトウケン」の間に韻の関連がほとんど無いというのが敗因だったよ。俺が替え歌を作るときももう少し韻の関連を意識するぞ。
「わが弟です! 息子です!!」
だめだ。
武部氏というのは基本的にお調子者だわな。それなりに実績はあるんだろうが、やることなすこと、何か間が抜けている部分がある。あと、小泉への忠誠ぶりで逆に「小泉政権が終わったら覚えておけ。どこにもやつの居場所は無いぞ」という、卒業式にお礼参りを食らう教師のような立場におかれているともいう(笑)
しかし、実のところ、こういうこの種のコメディ・リリーフが必要なる部分が、ことに劇場型政治では大きくなっているのも一面の事実だと思う。渡辺恒三も、はっきり言っちゃえばかなりのお調子者だし(笑)。
スパイスの分量のようなもので、どういうさじ加減でこういうキャラクターを投入するかだと思う。たぶん杉村太蔵とピンク服議員(名前覚えてねえ)とかと一緒だと濃すぎたのだろう。
敗因補遺
地元候補vs落下傘候補だから負けたという話もある。
それは事実だろうが、少し前まで「国会議員は国の代表だし、小選挙区は党の選挙。へんな縄張り意識で地元の人じゃないと駄目、という意識は間違い」なんて言説がはやっていたぞ。
しかしそれとは別に今回千葉では自民党が「公募方式」を取った。
しかしこれが「武蔵システム」(オイオイ)であらかじめ勝ち上がる人が決まっていたため、特に応募して落選した地元の人(当然何票も持っている)が白け、反発して動かなかったのが敗因のひとつとか。
公募制は透明で斬新で、やることそれ自体がプラス効果があると言うイメージだったが、そうでもないのか。それとも運用が悪かったのか。