この前ここでも報じた新日本プロエレスの親会社「ユークス」決算の意味するところが、このリンク先で分析されています。
http://d.hatena.ne.jp/furu_ringo/20060401#p1
本件は、8億6千万円強の債務超過の会社を2億円以上の価格で購入したということです。
従って、購入した会社は新日本プロレスに10億円以上のプレミアム(暖簾・営業権と言われるもの)を見出している訳です。実際、連結調整勘定(プレミアムのこと)が10億円以上もあるため、毎年の償却が5千万円以上もあることになります(20年均等償却と注記されている)。このことは、毎年新日本プロレスから5千万円以上の利益が・・・・・
さおだけ屋は・・・もそうであったように、「会計」はまちがいなく世界を分析し、切り取るツールである。この伝で、他もいろいろ分析すればさらに面白いのだが。