本日12/6毎日新聞で、特集記事が出た。審査員の松本健一と受賞者の中島岳志氏が対談しているのだが、なんと中島氏は30歳。20歳で松本氏の「大川周明」を読み、アジア主義の矛盾と可能性に気付き、研究の道をきめたそうだ。
対談で出てくる、ボースと泰学文の関係が興味深い。
この賞は特別賞に高木徹氏の「大仏破壊」も受賞しており、賞全体が興味深い。あとで歴代受賞作リストも探そう。
ところで中村屋のボースとはチャンドラ・ボースではなくラス・ビハリ・ボースなでわけです(けっこう混同が多い)が、このボースが中村屋にインドのちゃんとしたカレーを伝授し、今に至る中村屋のカレーの原型になっていることは有名。
新宿は紀伊国屋書店のまん前に今、中村屋はあり、ちょっとお高いものではあるが新宿にいくと時々、小生はこれを食べて歴史を感じるのです。
- 作者: 中島岳志
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2005/04/01
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http://d.hatena.ne.jp/border68/20051125によると
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http://media.excite.co.jp/book/daily/friday/029/(まだ続く)
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