http://d.hatena.ne.jp/ceena/20051205
「銃夢」ってひと昔、いや1.5昔ぐらいの作品じゃんねえ。それをジェームズ・キャメロン御大がメガホンを取るとは。さすがアンタ、毎月アフタヌーンを空輸させて発売日に読む人だけあるわ(噂)
このブログで「寄生獣」や「20世紀少年」などの映画化の情報を紹介したこともある(検索せよ)が、もう珍しい話じゃなくなったんですね。どの雑誌も、看板作品なら普通にチャンスがある。「Fishing Fool Diary」がハリウッドでリメイクされたって全然おかしくないし(いや、おかしい)。
広く世界に人材をもとめよ!と、どこからでも節操無くアイデアを吸収するのはアメリカの弱みではなく強みなのだ。だから日本の「韓流」だって、全くもって日本の文化・ソフトビジネスが一段上の高みに立ったことの証明なのだと思う。
ところで話を戻すと、やはりhttp://d.hatena.ne.jp/ceena/20051129の実写映画化は大変だそうで。
2003年以来レッドフォードは実写版『・・・・・』の企画を検討し続けている。
(略)
「僕たちははあのファンたちの要求に応え、承認を得なければならなかった」しかも経験した事が無い事はそれだけでは無かった。一度ヴェータとADVの協力関係が明るみにでると、ヴェータ社のメール受信箱は溢れ始めた。「『ロード・オブ・ザ・リング』で世界中から沢山のメールをもらっていたけれど、『ロード・オブ・ザ・リング』1通に対して25通の『・・・・・・・』に関するメールをもらうようになったんだ。『・・・・・』はまだ制作されてもいないんだよ。それはまだADVの廊下での内緒話や、ヴェータの通路で行われた一つの提案にすぎないんだ」(略)実写版を作るのにレッドフォードが必要と見積もる1億ドルから1億2千万ドル*1のおよそ半分の資金は既に調達できているからだ。
彼らが席に着く前に、一人のファンがテイラーを見つけた。そしてテイラーが今までしてきた事は何一つ尋ねずにまだ企画段階の『・・・・』について尋ねたのである。テイラーはプロデューサーの向かって言った。「これが僕らがこの映画を作らなければならない理由だよ」
地雷原に自ら突っ込むカミカゼ精神や見事。