http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20120602
2012-06-02 2011年度小谷野賞
2011年度小谷野敦賞は、井上理津子『さいごの色町飛田』(筑摩書房)を「奨励賞」として授与することに決定しました。小谷野賞は私が勝手に決めて、賞金も授与式も、著者への連絡もない賞ですが、
- 作者: 井上理津子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2011/10/22
- メディア: 単行本
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(略)
今般講談社ノンフィクション賞の候補作にならなかったことで、井上氏の受賞になりました。ただし奨励賞。なおこの授与には、日本のノンフィクション賞が、性をめぐる問題に冷淡であることへの抗議もこめられています
http://www.excite.co.jp/News/health/20120531/Fujiyama_iryojinzai_1112.html
日本医師会主催「第1回日本医療小説大賞」 受賞は帚木蓬生氏の『蝿の帝国』、『蛍の航跡』
2012年5月31日 14時25分
日本医師会は5月24日、帝国ホテル(東京都千代田区)で第1回日本医療小説大賞の授賞式を行った。受賞作品は、帚木蓬生氏の『蝿の帝国』と『蛍の航跡』。いずれも軍医を扱った小説で、2011年に新潮社から刊行されている。(参照:日本医師会が医学生向け情報誌「ドクタラーゼ」を創刊、6万部を無料配布)
同賞は、「国民の医療や医療制度に対する興味を喚起する小説を顕彰することで、医療関係者と国民とのより良い信頼関係の構築を図り、日本の医療に対する国民の理解と共感を得ること及び、わが国の活字文化の推進に寄与すること」を目的として、日本医師会が主催して創設したもので、株式会社新潮社が協力している
こういう著名人が、賞金も授賞式もないけど勝手に「個人賞」を設定するというのも、関連業界がそれなりのお金で、自分たちの宣伝にもなる関連ジャンルを限定して表彰するというのも、それぞれすごく賛成。それぞれがそれぞれの強みを生かしてやってほしいものだ。
自分のすきなジャンル的にいえば、格闘技の関連書籍や格闘技漫画も、ドンキホーテ(笑)あたりが勧進元となって、2年に一回とかでもそのジャンルの賞を選定できないだろうか。