文王既に没したれども、文ここに在らずや。天のまさに斯の文を喪ぼさんとするや、後死の者、斯の文に与かることを得ざるなり。天の未だ斯の文を喪ぼさざるや、匡人其れ予れを如何。
「周の文王は既に亡くなっているが、彼の始めた文化は私(孔子)が受け継いでいる。もし天が彼の始めた文化を滅ぼしてしまおうとお考えなら、そもそも私がそれを受け継げる道理が無い。しかし現に私がその文化を受け継いでいる以上は、匡の人々ごときが天に逆らって私をどうにかできるはずもない。」
http://blog.mage8.com/rongo-09-05
「論語」 子罕第九の五
今回はそういう話が、大テーマです。