続けて紙プロの話。
今回、大いに面白かったのが、中綴じで特集している諸岡氏の記事である。
前からずっと気になっていた人だった。もちろん、この人が日本最大の「リング屋」さんであり、美濃輪をパンクラス入団前から面倒を見ていた人で、パンクラス離脱後は彼のマネジメントも手がけた・・・ということまでは
- 作者: 北島行徳
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/07
- メディア: 単行本
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という本やその後の報道で知っていたのだが(と言っても、拾い読みで通読してはいないけど)、そっから先のことは知らなかったのだよ。ただし、むしろ謎が深まった部分もある。ひとつひとつは解るんだけど、複数の面・・・
1.リング造りのマイスター
2.美濃輪育久、大向美智子たちのマネジャー
3.韓国格闘技興行のプロモーター
という3つを兼ねるというのはありそうな話のように見えて、実はよっぽど思い切らないと1から2、そして3へとはつながらない気がする。
まあ、まずは面白いのが美濃輪に関しての話なので、そっちだけでも。。
パンクラス入団試験に落ちた美濃輪と、同じ中部地方で帰りが一緒だったため、自分の工場で働かせながら、工場脇に作ったリングで練習させたことは有名だ。
しかし、「弾むリング」によると、工場は隣にあるのに、なぜか美濃輪は毎日のように遅刻していたらしいが(笑)、
ウチは格闘技バカとかプロレスバカを作りたくないから、もしケガとか、いろんなことでリタイアしなきゃいけなくなっても、一般社会にすぐ適応できるように昼は仕事やってもらうぞっていったの。
−−それは美濃輪さんに限らず、諸岡さんがやられている誠ジムの決まりというか、条件なんですね。
そうそう、それからの練習だと。
しかし、格闘技バカ・プロレスバカを作らないというのはいい方針なのだが、
もとからバカである場合はこれは別であったと(笑)
美濃輪ってみんなアホみたいと思ってるかもしれないけど、あの子、実は頭いいんだ。
−−紙一重なんですかね(笑)
そうだね(笑)
・・・フォローになってないんですけど(笑)