INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ファンタジーだかまぬけ時空だか。青木vs自演乙のチキチキルールが改定されたらしい。

http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/52129666.html
にまとめた青木真也twitterつぶやき

えっ?ルール変更?ファンタジー過ぎる
 
ファンタジー過ぎる。ファンタジー過ぎるというか…
 
バカ負けする RT @aoiro05: @waoki ファンタジー
 
びっくりするよね RT @nobitas: @waoki もしかして大晦日のルールが
 
とりあえず今出来るすべてをやろう

どんなルールになったのかしら。最終問題だけボーナスの1万点です、とか。体に油を塗ってもいいパキスタン・ルールとか。有刺鉄線時限電流爆破地雷ファイヤー包丁デスマッチとか。まあ、こういうギミックで引っ張っていくのもありだよね。
それでは「輝け!第126回 青木真也vs長島"自演乙"雄一郎 チキチキMIXル〜ル!」をお楽しみに。
 
しかし選手自身が「ファンタジーすぎる」というルール変更って、どんなファンタジーなんだろう・・・?

It's Fantasy さまよったとしても 見たことない世界でも
何よりも自分を信じ立ち向かおう
It's Destiny  どんな場所にいても つつむ空は一つだから
ねぇ もっと 翼広げて 羽ばたけるよね

そっとふれた 唇奏でる 静かな Harmony
抱きしめても せつなさ溢れて 夢見る Fantasy
二人にしか 見えない 扉を開ければ Fantasy ...

上はこの前、ブログの企画で発見した曲。下は某所で教えてもらった。
聴いてみると、両方ともいい歌でした。

ミノワマン、今回のテーマは「心」。そして泉浩を全否定のトラッシュトーク!!

サムライ特番

Q:ミノワマン選手はまあ「心」というテーマを挙げていらっしゃいますが、これはどういう意味なんでしょう?
 
ミノワマン 「これはあのー、えー勇気のチカラという年末はいつもテーマですので、勇気のチカラの、そのー・・・、えー、勇気のチカラが分子で、えーその原子が、その原子をたとえたら「心」かなと思いまして、まあ原点ですね。まあそういう意味でも心っていうのと、あとは試合では、そのー、試合や練習で己の心に勝ち、人の心に・・・を・・・揺らし、えー、敵の心を折る。そういう意味を込めて心にしました。」

例によってかっこいいんだかなんだか、よく分からない。
しかし、この番組で・・・。
あとひとつミノワマンはコメントを残している。
http://twitter.com/#!/gryphonjapan/status/17564221722071040

ミノワマンに恒例の質問
Q:相手の泉浩選手を超人にたとえると?
ミノワマン「スクラップ三太夫ですね」
・・・・おいおい、チュール・ソネン以上のトラッシュトーク、対戦相手へのディスだ!!!!!

総合格闘技協会が聞いたら「対戦相手への敬意を欠く」と処分を要請するレベル。
 
それはともかく、番組ではさすがに聞き手も予備知識がないため、このあと、えんえんとミノワマンは「スクラップ三太夫」について説明するのだが例によってなんとも要領を得ない。こんなの一言で済むだろ。
ゆでたまご先生の失敗作です」と。

増田俊也氏が、武道必修化と安全性について語る

私が質問したところ、
http://twitter.com/#!/MasudaToshinari
にてご回答いただいた。それが今、武道必修化と安全性についてのtogetterに追加してまとめられている。
http://togetter.com/li/79702

(問題点は)「武道とは何か」という定義付けが誰にもできていない今の段階で「武道必修化」されることです。以前、「ゴング格闘技」で武道について多くの方が語ったことがありますが、あのときも誰も結論を出せませんでした。私も含めて、ですが。

今日は天皇誕生日。つまり「ジミーの誕生日」(猪瀬直樹原作「ラストニュース」)

<註:この記事は2010年の記事。毎年、当ブログは季節ネタとして書いていますが、比較するとこの記事が一番、一般的な情報を網羅しているのでここにもリンクを貼りました。2012年は2012年で紹介リンクを書いています(2012,12,23)>

本日は天皇誕生日
何度か、関連して書いていますね
■本日は”ジミーの誕生日”…すなわち天皇誕生日であり、A級戦犯の命日。(猪瀬直樹本より)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091223#p2
■今日は昭和天皇の誕生日。すなわちGHQによるA級戦犯の起訴日。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100429#p2
このリンク先に跳んでもらえればいいのだけど、季節ネタだし繰り返しますか。
【註】この記事後、改題し文庫化されましたので2冊紹介します。内容は同じなので注意

◆◇『ジミーの誕生日アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」』◇◆
 
昭和23年12月23日、真夜中の巣鴨プリズン
時計の針が午前零時を回るとともに、7人の男たちは13階段を昇り始めた。
東條英機土肥原賢二武藤章松井石根板垣征四郎広田弘毅木村兵太郎
大日本帝国万歳! 天皇陛下万歳!」
最期の声が、凍てつくコンクリートに響いた。
・・・だが、なぜ彼らはその日に処刑されなければならなかったのか?
その日は、皇太子明仁の15回目の誕生日だというのに・・・。

猪瀬直樹からのメッセージ。
「これは単なる偶然ではない。皇太子明仁の誕生日に東條英機が処刑されたという歴史的事実をひとつの暗号とみて戦後史を読み解くべきではないか」

この前紹介した時と大きく違うのは、ネット上での猪瀬氏の評判だろう(笑)。ここで猪瀬氏の本を紹介するのもなかなか我ながらチャレンジャーだが(笑)、ぜんぜん気にせず面白い本は紹介するのである。
 

これに先行する「ラストニュース」を紹介。

あとひとつ、昨年と違うことがある。
猪瀬直樹は「ジミーの誕生日」の基本コンセプトはすでに何度か活字にしていたが、漫画で扱った「ラストニュース」は・・・』と書いた、この現物を入手した。紹介します。

(※このノンフィクションは一種の”謎解き”でもあるので、推理小説のようにこの本を楽しみたいという人は、ネタばれになる以下の文章は避けてください)


これはフィクションの特権で、ある人物が「意図的に皇太子(当時)の誕生日に東条ら戦犯を処刑する」というGHQ高官のせりふを聞いた、という設定で始まります。「ラストニュース」スタッフが、その裏づけをとりに調査するのですが・・・

「控訴の申請が却下されてすぐ処刑したら、たまたま期日的に23日になったのでは」「神聖なクリスマス・イブ前に、ちゃっちゃと厄介ごとを処理したかっただけなんじゃないか?」といった懐疑論が出されます。猪瀬氏もそのへんのことは最初から考慮している。



しかし、それへの反証として出てくるのは
東京裁判は起訴状が被告に行った日(4月29日、昭和の日)も、求刑日(2月11日、建国記念日)も、当時の祝日と一致している。これがすべて偶然ということはないはずだ」
という点です。また、戦犯の遺骨を遺族に引き渡さず、遺灰をすべてひとまとめの箱詰めにし飛行機から海中に投棄する……という手間の掛かる処理法をわざわざ選んだことは事実として確認されています。つまり「この戦犯たちが、のちに日本人からどう評価されるか?殉教者とみなされないか?」という、未来における彼らの扱いや死の意味を考慮していたことは事実のようですね。
歴史の出来事をどこまで「偶然」とみなすのか、どこから「偶然とはいえない」と判断するのか、これは面白い一方、たしかに難しい問題なのです。正解は結局出てこないのかも知れない。
上杉謙信足利義満孝明天皇が「あの時点」で急病にかかり急死したのも疑えるし、検察審査会の平均年齢が連続して若いことだって偶然ではなく、陰謀の証拠という人もいる。
 

この話は、過去の漫画や「ニュースの考古学」という短いコラムで既に骨子は分かってるのですが(笑)「ジミーの誕生日」ではその後の取材成果を多く盛り込んでいる。
 

マッカーサーとGHQが「日付」を意識した別の例

http://kenpou2010.web.fc2.com/index.html
マッカーサーはホイットニーに、モデルプランが完成する期日を2月12日と定めた。それは、マッカーサーが敬愛し、彼の執務室にも肖像画が飾っているリンカーンの誕生日でもあった。

ある日付に、別の行事をぶつけるという戦略は

小泉政権時代、旧民主党と小沢自由党が合併する党大会に意図的に?道路公団の大物の解職をぶつける、ということをしたことがありましたね。あれだって偶然だたまたまだ、と言われればそうですか、というしかないものではある。
しかし、それを素直に受け止めるだけでは能がないのも事実。
そういう点も含めて、「ジミーの誕生日」も「ラストニュース」も面白い。
ただし後者を読んで、人生が行き止まりになっても責任は持たない(笑)

最後に一曲

いつも俺たちキズだらけ 汗にまみれて陽がくれる 
だけどハートは ジミーのように とびきりいかした Lonely angel
(ジミーのように)
しらけていたって 時は過ぎるし だまっていても 朝はくるけど
キラメキ求め 走り出すのさ
夜風にさそわれ とばすぜHighway オールナイトのステージ

ジミーちがう。

「タクシーには自由化政策は必要か?」コメント欄が面白い(大石英司ブログ)

■タクシー業界が不況な訳
http://eiji.txt-nifty.com/diary/2010/12/post-aa13.html
エントリー以上に、その話題を受けて発展していったコメント欄が面白い。自由競争と市場が最良のサービスをもたらす、というのが基本的な原則なら、タクシーはその例外になるのか。例外になるとしたらどんな特徴の故なのか。台数ではなく他の部分を規制すべきなのか。