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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

本日午後11時から「KOTC 沖縄大会」がサムライTV放送です

たぶん本日が初回放送だったはず。

時間がないので、とりあえず午前中はこの告知のみで。

KING OF THE CAGE in 沖縄 「登竜門」
2010年02月12日(金) 23:00〜25:00
アメリカの老舗金網MMA団体「KOTC」が、遂に日本初上陸!メインは新設されたKOTCジュニアフライ級王座決定戦として、修斗が誇る世界のアフロ、マモルが、KOTCの生え抜き、フランク・バカと激突! バカvsマモル。マモルvsバカ。さらにセミでは、「VTJ'09」で五味隆典を限界まで追い詰めた、前KOTC王者、トニー・ハービーが再来日、朴光哲が、打撃戦、KO必至の殴り者対決!
<対戦カード>
●KOTC世界ジュニアフライ級王者決定戦 5分5R マモル(シューティングジム横浜)×フランク・バカ(Fit NHB)
●ライト級 5分3R 朴光哲(KRAZY BEE)×トニー・ハービー(マッシュ・ファイトチーム)
ウェルター級 5分3R花澤大介13(総合格闘技道場コブラ会)×トビー・イマダ
●女子 5分3R ロクサン・モダフェリ×モーリー・ヘイセル(1.30沖縄コンベンションセンター

辻結花、V一に敗れる。中井りんは「チカラ・キムラ」で一本。

昨日はメインに「猪木祭り2003」で活躍した辻、同興行でのデビュー戦としてパンクラスなどで活躍した中井りんが登場したため?か、私が知っている中では意外なほど、女子格闘技はあまり会場ではみない人が集まっていた(私を含め)。

さてカイブツ中井りん、実は相手も丸々とした体形ながら身軽に側転や逆立ち歩きをこなす「女バンバン・ビガロ」のような選手。中井は鳴り物入りで初登場だから、北尾光司みたいな立場だなあ。すると東京ドームのあの試合を思い出す・・・とかしょうもないことを考えているうちに、相手の”女ビガロ”はけこう先手を取って中井を殴っていきました。
中井は引いて距離をとる動きを見せたこともあり、そう一方的に強さを見せるような試合にはならず、スコット・コーカーも「うーん、こりゃ獲得は保留だな」と言ってたかもしれない(俺想像調べ)。
ただ、3Rのアームロックは「え?もう時間ないの?じゃあ極めなきゃ、よいしょ」という感じでバタバタと極めており「えーと・・・これ最初から、やろうと思えばできたんじゃ?」と思わないでもない。

「柔道部物語」で「おれの内股は芸術的」と自分だけは思っている選手が内股を仕掛けてはピンチになり、なんとか他の技で逆転して、周りから「内股を狙わなきゃもっと楽に勝てるんだよ!」と非難されるってシーンを思い出した。

あと、中井のコーチ、ワイルド師匠のセコンド指令が実に楽しめた。よく通る声で、変幻自在のアドバイス(1秒前とどう考えても正反対だったりする)を与える。ときどき疑問系が混じるところなどは絶妙。また中井がそのアドバイス、思いっきり無視するのでなんかこっちがいたたまれなくなりました(笑)
いやー、でも「でかくて千円」風に価値を割り振るなら、ワイルド師匠のセコンドが聞けた、というのは350円ぐらい払えた(笑)。WWFが日本人悪役マネージャーのオファーをしてもおかしかない。

あ、あと最後はひねりを加えたバク宙や、バック転3連発を披露。
ルーチャからのスカウトが繰るかも。

んで辻敗北

最初にタックルをポーンと決めたときに「あー、こういう展開になるのね」と思い、一回V−が立っても「ふーん仕留め損ねたか。まあいつやってもテイクダウンは奪えるんだろうな。ちょとピンチになっても辻がタックル、それで局面は動くんだろう」と思っていたら、あれよあれよとVの腕がスタンドで首に絡みつき、そのまま寝技に移行して辻のタップとなった。
会場で見ていたのだが、あれは今後も起こりえるようなひとつのパターンなのか、出会い頭とかアンラッキーと呼べるような偶然の産物なのか、柔術を長年やっているような人に聞いても答えが出なかった。
まあどっちにしても完全勝利、完全敗北は間違いないところなのでV−、おめでとうございますということ。

次にリターンマッチ(ラバーマッチ)が組まれることもあるだろうが、それはいつなのか。王者や前王者は、その前にだれかと戦うのだろうか。


もう一人、禅道会の細身の空手家が強かった。

猪瀬直樹氏がブログを開始。猪瀬が木村政彦に聞いた「力道山呪殺」の真実とは・・・

ツイッターtwitter)とダブルポスト。

gryphonjapan

猪瀬直樹がブログを開始。
 http://www.inosenaoki.com/ 
格闘技に絡めると、彼は生前の木村政彦力道山問題でインタビューした一人だ。木村は「力道山は私が呪い殺したんだ」と語ったとか・・・

これ、昔記録したなあ。あとで自分のファイルを探して見ます。

【追記】ありました。
「禁忌の領域・ニュースの考古学2」に収録。


枯れない「殺意」について

誰でも小さな挫折を繰り返しては開き直っていく。受験や就職や昇進など、一、二度失敗しても取り返しがきくし、人生のー部であってすべてではない。
では、もはや立ち直れないほどの打撃をこうむり人生の敗者として屈辱にまみれたら……。しかもそれがだまし討ちによるものであったらどうするか。
「そいつを殺すつもりだった」
ある人物が、僕にそう打ち明けた。
眼の前に、抱いた殺意を隠そうとしない老人が坐っていた。

元柔道日本一の木村政彦が死んだ。七十五歳だった。ニュースを耳にして、あらためて思い出した。
多摩川に近い京王線沿線の住宅地を駅に向かって戻りながら、「あんたも殺されたいのかね」と厳しい口調で切り返してきたときの木村の顔の輪郭を、幾度も幾度もなぞっていた。四年前の夏だった。

〜(中略)〜

「あいつは卑怯な男ですよ」
と木村は僕にいった。
「だから、殺したんだ」
しかし、彼はあなたに殺されたのではなくヤクザに刺されて死んだんですよ。
「いや。殺した」
どうやって?
「ここですよ」


と木村は額を指さした。僕は意味がわからなかった。
「ここに”殺”と書いたんです」
書く? ああ、イメージで前頭葉のあたりに字を描いたわけですね。
「そうだ」
そんなことをしたって人は死にません。
「いや、死ぬんだ」
念力ですか。納得できませんね。
「信用しないのなら、あんたについても”殺”を書こうか」


しばらく気まずい沈黙がつづいた。
木村は、眼を閉じ昔話をはじめた。
「柔道の選手権の前夜、座禅を組んだ。何時間も、ずっとだ。すると額のところに〃勝〃
という字が浮かんできて黄金色に輝きはじめる」・・・(略)

※引用はこの本から

禁忌の領域 (ニュースの考古学)

禁忌の領域 (ニュースの考古学)



えっ、コメント欄を開放している?

やめたほうがいいと思うけどなぁ。石原慎太郎側近だし、いわゆるで言えばコイズミ的「自由主義改革」の論者のひとりだから、アンチもノンフィクション作家・文筆家としては一番多いんじゃないか? それでもコメント欄は開放するなんて、チャレンジングな。
※コメントは投稿できるけど、記事投稿者(猪瀬氏)がOKしないと公開されないシステムなので炎上の心配はなさそう。

とあるノンフィクション作家の、お体のご回復を祈る

病というのは、著名人だが非公人の場合、個人情報的な意味合いもあるし、公の出版物やニュースで現在報じられているわけではない、非公式のソースなのでお名前を伏せるし、「そんな曖昧な根拠じゃ信じられない」という方はそれも当然と思うので、そういう前提で書くと・・・著作数、得た賞、社会的なテーマ性などから、かなり有名な存在といえる、ノンフィクション・レポートが仕事の中心となっている文筆家が最近、かなり重い病気によって体調を崩されたそうだ。
早期のご回復をお祈りしたい。
個人的には何しろかなり著作が膨大でテーマもあらゆる方面に及んでいるので、ごく一部しか読んでいないことになるが、いずれもおもしろいものだった。

マンガノゲンバ 板垣圭介スペシャル 本日深夜再放送(ハイビジョン)

いま、どれぐらいの比率でハイビジョンが見られているかはわからないけれど。
メールもらった

きょう2月12日(金)、深夜0時50分−1時30分にNHKハイビジョンで「マンガノゲンバ 板垣恵介スペシャル」が放送されます。

7日(日)にNHK−BS2で見逃した方のために告知されてはいかがでしょうか。

わたしも起きられていたら見るつもりです。