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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

パウロ・フィリョ、心配しているすぐ帰れ  (その真相は・・・)

http://www.kamipro.com/news/?id=1256303003

「消えたBTT爆撃機のなぞ」の一件でした。

とまあ書いたが、ギャラが不満だとかもっと好条件の団体が出たとかじゃないか、であることを祈る。
というのはパウロ、一時期精神的な不安定さを訴えていたからな。そっちであるよりはこっちであるほうがいいんだ。
またか笹原、てな感じで、このブログで大いにネタにできるような、そういう深刻ではない事情であることを望みたい。

消えたアンドリュース・ナカハラ、そして田村潔司。どちらがビビった、たじろいだ?


に出しときながら、実際の興行に出なかった田村潔司アンドリュース・ナカハラ。どゆこと?
階級的に考えられるのは、この両者が闘うというあれだ。
だとしたら、ナカハラが保身したのか? 極真空手がプロレスラーに背を見せるようなことがあるのか?
それとも考えにくいが、田村がいやがったのか?

その答えは、君たち一人一人の心の中にある。

ところで「田村vsメレンデスは誤報だ」という意見もあるようですが

NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )とダブルポストです

「kamiブログ」堀江ガンツ氏コラムによると
・田村の出場はもはや無い
・刺激的なカードが噂だったので残念

とした後で、
「田村vsメレンデスが海外で噂になったが、それはまったくの誤報
「メレンデス参戦は浮上した」
「メレンデスvs”田村の弟子”中村大介が候補カードだった」


それが海外で誤解されたのでは?というのがガンツ記者のまとめ。

私も「誤報だとは思いますけどねっ」と一応棒読みで表明はしていたのだから「そうかなるほど」と言ってもいいだろうが・・・実現しないにしても、「最初から話はない」と「拳闘されたが実現しなかった」は別だからな。
この場合、海外サイトとkamipro、DREAMのカード編成に関してどちらの情報がこれまで実績があったか、で判断するのが適当ではないだろうか。

パウロ欠場で穴の空いたユン・ドンシクの相手に高瀬大樹が名乗り!!これはなるほどだ。

ただいま飛び込んできたニュースです
http://ameblo.jp/takase-d/

2009-10-24 00:18:48
ユンドンシク選手


と 戦いたいな


オファーこないかなあ


寝技最高。俺最高。人生超絶好調。

(註釈・ユン・ドンシクは上のエントリーにある、突然欠場のパウロ・フィリョと対戦予定だったので、相手がいなくなっているのだ)
いや、これは納得いきますよ。立木文彦ボイスで「おぉー、こりゃいいカードだ」だ。
準備期間があればもっといいんだけど、この際は仕方がない。


しかしフラット革命というのも厄介なもので、DREAMは「ユンの相手は必ず準備します」といいつつ、たぶん「頑張ったがダメでした」でお茶を濁すというオプションもあり得た。しかし、こうやって光と影の寝技王が「ユンと闘いたいな、オファー来ないかな」とブログという公で表明したからには「頑張ったがダメでした」は使えないし、実績・知名度的に高瀬より下の選手も抜擢できない。
さあ次の一手が見もの。

<シミュレーション・フィクション>
「ユンの相手は残念ながら見つかりませんでした」
「高瀬選手がオファーを受けるとブログで書いてましたが?」
「高瀬さんは他のブログの内容がアレですので。」
「うわっ直球」

しかし、ユンも基本的に寝技に特化した選手。ほんとに高瀬大樹と闘ったらどうなるのかしらね。

そして本日24日はケージフォース。永田克彦復活なるか?

http://www.g-c-m.net/schedule/cageforce091024.html
まったくメジャー団体と日程的に競合、そしてそのメジャーに試合とは関係ないスキャンダルが直前まで続発、というのは不利なもんである。本来は大阪興行と東京興行、しかも1日違うというのに、明らかに煽りを食っている(笑)
今日がこれじゃ、明日のパンクラスはどんなことになるやら。

しかしメイン。
何度もいうが、DREAMの70kg級は「S級」「A級」そして「B級」に分かれつつある。海外経験者やDEEP、CFの実績ある選手の横入りもある。

永田克彦はCFのみならず、ZSTで一本負けも喫したりして、そのB級にもとどまれるかどうか・・・という非常に厳しい状態だ。
そこから這い上がって、たとえば中村大介石田光洋チョン・ブギョンと戦って勝てるか??そのステップになるか?これが興味あるところだ。


その下のカードの徹肌ィ郎も、もっとぐわーっと行くかな?と思うとシビアな「修斗の壁」のどこかでつまづいて、どうもブレイクしきれない。今回はすぱっと一本勝ちを期待。

「BSマンガ夜話」終わりましたね

今回は時間帯の関係で、リアルタイムで見られなかったな。
印象に残ったのは、やはり自分が原作が好きだということで第3夜「もやしもん」。

・「もやしもん」のドラマ作り、ストーリーの流れは、非常に変則的なリズムがある。あまりマンガにどっぷりつかっている感じではない。編集者もマンガ雑誌以外から異動したばかりの人。
・「もやしもん」は当初想定していた伏線が、菌のうんちくや食の勉強の成果を見せているうちにどうでもよくなってきたんだろう。女装の副主人公とか、教授の壮大な計画とかほんとに解決するのやら。
・作者、女性の脚をかくのが好きなんだろうな(笑)

感想
■変則的でセオリーに無いから強い、うんうん格闘技では見慣れた風景(笑)。
だが、ある時期にそれでは行き詰る、というのもよく見る光景だ。はたして作者の石川氏は。


■しかし、なんやかんやでシロート編集者のほうも一発目からヒットさせた、ってことだ。本人は鼻高々だろうな。


■ドラマのリズム、というのは、昔岡田斗司夫が「ストップウォッチ片手にアクション映画を見ると面白い」とダイハードを時間で分析(スタート何時間後に敵役がXXして、X時間X分後に主人公がピンチになって・・・にセオリーがあるとか)


■自分はゲストのひとりと同様「人間は菌話のおまけ」にしか見てないからな。そんなドラマの伏線忘れてた(笑)



あ、あとレストランテぱらいそにいくだ、の話で夏目房之介氏が「人間は、絵に対しても、顔の目の部分で視点が止まるから、画面の顔の向き、視線を工夫すると読者の視線も誘導できる」・・・・というのは面白い指摘。
同時に、あのテレビとかで時々見る、視線調査機を使った科学的な分析も、これを理論化するには必要だろう。
人間が( ・∀・)(´∀` )←こういうのを顔と認識するというのは、漫画論以上に脳科学論でありましょうからね。そこに「視点の誘導論」が出てくると、いろいろアイデア・・・実社会に応用できるような・・・がありそうだ。

冗談半分褒め言葉半分で「御用学者・山口二郎」と言ってたが、本人も自覚してるわ。

大変興味深い話だ。
「政治的敗者は政策過程から退出すべきか――山口二郎論説に寄せて」
http://d.hatena.ne.jp/kihamu/20091020/p1
山口氏の論説に対する反論は、ほぼ同意。
それに付け加えるなら「権力党」というのを言い換えて「政策実現党」とすれば、イメージはよくなる(似た名前の党はほっとけ(笑))んで「A党でもB党でも、私がベストと思う政策を採用してくれれば協力するだけだ」のはスタンスとして「アリ」だろう。ついでに審議会とかの委員になるのと新聞紙上での提言はまた違う話だろうし。「提言」と「批判」の間の差だって、そんなにあるわけではない。
私は「政権交代を理由に過去の政策ブレーンをはずし『てもいい』」というのと「はず『さねばならない』」の混同だと思う。

ところで、山口氏の「学者の党派コミット論」は面白い。

・・・経済的自由を尊重せよなどというお説教は、野党になった自民党に授ければよいではないか。

 政権交代によって一つの政策主張が退けられたら、それを支えてきた学者、専門家も敗北したことを認めるべきである。言論に携わる者は、自らの主張が人々に受け入られらない場合、すべからく「時に利あらず」という感覚を持たなければならない・・・

私は最近、日刊ゲンダイパックインジャーナル、FOXニュースや産経新聞などを題材に「反権力」とか「御用」という言葉の意味が大いに変わってきている、という話をしていた。
その魁として書いていたのが「まもなく山口二郎氏は『御用学者』だなあ」というネタ(笑)。
ネタであると同時に、こういう用語の意味は変わるんだよ、というかそれが本道なんだよ、という啓蒙をこめたつもりだ。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090621#p3
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091008#p4

で、今回の言論はなんとなくそれを追認してくれたようで、個人的には嬉しいっす(笑)

紹介をすっかり忘れていたが、山口二郎の総括的な文章が
http://uonome.jp/article/yamaguchi/603

に掲載されています。


あとは整合性。自分のほか、周囲のもね。

整合性がなくなる、過去に皆さんはそうしたのか?という問いはリンク元の批判ブログにもある。
その通りで、今まではどうだったのかなあ?というのは気になるし、「私は"批判"の形だったのだ」「野党に言ったのだ」というとしたら、批判と提言の違いはさらにむつかしい。

たとえば、山口氏は東京都知事選では「敗北」したのだが、だれだっけ、アサノさんをあの時支持した人たちは丸4年間、東京都政に何かを提言する資格はないってことになるのだろうか?