INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

田村潔司vs所英男に因縁の彼らから批判噴出。長南亮とヤマケンから。

昨日に続きkamipro特集号から。

kamipro Special 2008 SPRING (エンターブレインムック)

kamipro Special 2008 SPRING (エンターブレインムック)

長南亮郷野聡寛の対談が行われた。
長南というのはこれまでのインタビューを見るとかなり率直で人の好き嫌いを言うタイプのように思えた。
そのへんは郷野も同じで、実を言うとこの二人は合わないかも?と思っていたがそんなことは無かったようですね。
その、長南の矛先はこちらへ。

郷野 やっぱり田村(潔司)さんとはソリが合わなかった?


長南 まあ…そういう部分もありますね。先日のカード発表を見てもまったく合わないですね(キッパリ)


郷野 まったく合わなかったんだ。


長南 (略)大きい相手に向かっていく田村さんは凄いと感じてたけど、リングスの階級問題に苦言してて、ルールや階級も整備されたいま、何キロ軽い選手とやるんだって話じゃないですか。自分らがやってることとあまりにもかけ離れてて。やっぱり離れてよかったんじゃないですか(笑)


郷野 大丈夫ですか、「kamipro」さん?(笑)

−−話題を変えます(笑) 

その後のUFCの話題も面白いんだけど、kamiproの司会ぶりに問題アリアリ。同誌は「●●はXXが嫌いだ」という話題が常に大好物で、いつもその話題が出たらバンバン広げてたじゃん。なんで今回だけ、イモ引いてとめるんですか。
いつから何がどういうふうに田村への不信感が芽生えたのか、いつ辞める決心が付いたのか、それを言ったときはどうなのか・・・などを突っ込んで聞いて欲しかった(笑)。
まあ、実はこの一節を書いただけでもかなり踏み込んだ話なのかもしれない。無いものねだりはやめておこう。


それに、
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-30.html
によると携帯サイトのほうでこのネタの続報というべきものを出している。これが山本喧一談話

KamiproHandによればヤマケンは田村について、

十何キロも軽い相手を指名して、自分から「Uみたいな回転体の試合をしたい」といっておきながら、固まってあんな試合をして。そりゃ前田さんからトロフィを投げつけられますよ

と挑発。これ、当ブログと全く同じ見解。「そろそろ田村の糞野郎の頭を叩きたい!」とも言っているらしいから、今回ばかりは僕としてもヤマケンに乗って期待したい・・・

2月17日、ロフトプラスワンで格闘技トークイベント開催

詳細は
http://d.hatena.ne.jp/aohoshi/20080217参照

『日本総合格闘技大復活祭!』のお知らせです!


【開催概要】

 ■日   時:2008年2月17日(日) 17:30開場 18:30開演 22:40頃終了予定

 ■場   所:新宿ロフト/プラス・ワン(新宿区歌舞伎町1-14-林ビルB2 TEL:03-3205-6864)
 ■入 場 料:1,500円(飲食代別)
 ■主催・司会:高橋ターヤン(映画ライター)
 ■共同司会 :橋本宗洋(格闘技・映画ライター)
 ■ゲ ス ト:格闘家、業界関係者(スタッフ)、格闘技ライターなど4〜5名を予定



【イベント内容】

 ■どうする、どうなる格闘技界!格闘技ライターによる2007年の総括&2008年の展望!
 ■語ろう!秋山成勲
 ■酔っ払って本音が続々!?ゲストによる超過激トークライブ!
 ■各団体による「ここがウチの見所!」大プレゼン大会!
 ■パソコンのディスプレイじゃ物足りない!海外MMA事情&マル秘映像!

という催しだそうです。ロフトだと機材が充実しているからいいな。

パンクラス1.30大会

http://gbring.com/sokuho/news/2008_01/0115_pancrase_02.htm

・・・…北岡は開口一番「パンクラスismの北岡悟(きたおか・さとる)です!」と大声で自己紹介。昨年大晦日「やれんのか!」のリング上で「北岡悟(きたおか・さとし)!」と名前を間違えられたエピソードを明かし、まずはそれを訂正したかったようだ。

小さい! この男、とてつもなく器が小さい! 器のフライ級!
でもそれが面白いな。良くも悪くも話題の中心にいる。


ただ、自分の一番の注目は

▼第5試合 ライト級戦 5分3R
小路伸亮(KRAZY BEE)
VS
五十里祐一パンクラスP’sLAB東京)


です。五十里は前回の試合、矢野卓見にスタイルの相性のよさもあって圧勝した。テイクダウン&パウンド・・・というよりは昭和プロレス的に「ラッシング・パワー」というのかな。そういうのを感じさせる。豆タンク、というイメージ。グオゴゴゴ、という擬音が聞こえてきそうだ。(いや、それが聞こえてきたらまずい)
この前は柔の寝技師・矢野と剛の五十里で面白かったし結果も出たが、剛の小路との対決はまた別の面白さもあろう。レスリング力が気になるところだが。

もちろん、リングの暗殺部隊・ウマハノフの再登場も見逃せないところ。ここでベルトをとった後、どこへ行くかは知らないが(笑)。
http://www.pancrase.co.jp/tour/2008/0130/index.html

この日は、自分は所用により観戦できないんですけどね。

セルビアでMMA大会。これがちゃんとしているらしいので驚き

NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )とダブルポストです

http://blog.goo.ne.jp/fedorfedor/e/721ed2d3c8a78d8e8b7c752ba2656217

Lord of the Ring

セーム・シュルトvsギュールミノ・ナドル●(1RKО)

セルビアの首都で開催されたキックと総合の混合イベントのLord of the Ring。
なんとメインイベントには前人未到K-1 WORLD GP3連覇を果たしたセーム・シュルトが総合ルールで登場・・・


http://blog.goo.ne.jp/hiroshi_nielsen/e/88498978635152fcef96c6d13810e7d8

市内中の巨大なビルボードセーム・シュルトの写真とイベント名で・・・・・・・・通りで会えば、人々はタクシーを止めて出てきて、シュルトに駆け寄ってきて一緒に携帯で写真を撮る。警官、レストラン・オーナー、お年寄り、、、みんなシュルトとゴールデングローリーのことを・・…


・こんな素晴らしいプロモーターは初めてだった。選手は皆、素早く行動するし、時間はスケジュール通りにキチンとしていた。イベントは1時間ディレイでセルビアTVで中継・・・・・

実は最初に、この試合にシュルトさんが出ると聞いて「へー、あんな国でやるのか。どれどれ、IGFとどっちがズンドコなのかな?」ぐらいになめてました。

ところが、このシュルト陣営の投稿が正しいのなら、イベント運営というのが極めて洗練されていることになるよね。おまけに、これが正しいのならそもそもMMAやキックボクシングが認知されていることになる。
まあ分からんでもなくて、いうまでもなくベオグラードのあるセルビアクロアチアの隣国・・・というか十数年前は同じ国だ。一度は戦火を交えたとはいえ、文化的な共通性はあるだろうし、隣国の国民的英雄ミルコ・クロコップのことも聞いたり、興味を持っているだろう。

セルビアという国も、あの内戦からどう経済的な部分や市民社会の再構築という点で復興しているのだろうか。結構「うちだけ一方的なワルモノ扱いをされて・・・」という被害者意識もかなりあると聞く。


それとも、ヨーロッパは結構、ふつうにMMAが浸透し始めているのかな? 今回地元の興行主が、突然変異の切れ者、天才なのか? ひとつの謎として注意しておこう。

通常国会始まる。ガソリン税は?再議決は?そして憲法問題

七割が反対しているものを通す、という形は、かつて田中派経世会が支配した55年体制
では造作も無いことだったが、今の世論と直結した小選挙区、劇場ワイドショー政治ではそうたやすくは無い。
よく与党内が、あまり動揺しないものだ。
地方対中央、格差配慮ということでやれるかもしれないが地方にだってガソリン高騰に苦しむ人は多いしな(むしろそっちのほうが重要だ)。「道路があってありがたい」は「ガソリンが下がってありがたい」よりかなり間接的だ。


ところで、http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080112#p5
で話題にした、「再議決」をめぐる法哲学的な問題について
週刊朝日では

「新テロ法案」衆院再議決は“憲法違反”だ
給油調達で名が挙がる商社と防衛省の関係!!
小林節

という寄稿を載せている。小林氏を含む専門家のコメントは当日の新聞にも出ていたが、まとまった形の文章でかかれたものはまた違ってくるだろう。
僕も未読ですが。


あとガソリン税と道路、については猪瀬直樹竹中平蔵など、小泉構造改革の推進者たちがどういう言論戦を展開するかが興味があります。
ひょっとしたらこっちが野党以上に手ごわいかもだ。

別冊宝島が「ネトウヨ」特集を発行

http://tkj.jp/schedule/

別冊宝島の新刊予告をはてなアンテナに加えているが、最近はほとんど興味の有るものが出てこない。「時代の火事場泥棒」だった、はしこく抜け目の無い別冊宝島はもう無いか…と思っていたが、一応新刊を紹介しよう。もう来週出るのか。

よく考えたら、中身のライター自身が代わっているのだから内容を維持できるほうが珍しいか。


01/19(土)  『別冊宝島1499 流行り歌に隠されたタブー事件史』 
【 −/− 】 

01/21(月)  『別冊宝島 ネット右翼ってどんなヤツ?』  <<

次の電気自動車は? バッテリーの在り方は?

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080115/1006118/

トヨタ、家庭で充電可能なハイブリッド車を2010年に発売2008年1月15日
 トヨタ自動車は、家庭用コンセントから充電できる「プラグインハイブリッド車」を2010年までに発売する計画を発表した。現行のハイブリッド車が採用するニッケル水素電池に比べ、モーターのみで走行可能な距離を伸ばせるリチウムイオン電池を採用する。米国をはじめとした地域で大口顧客向けに販売する。
(略)
 今後はリチウムイオン電池搭載車両の開発を進める。リチウムイオン電池は、トヨタ自動車松下グループの共同出資会社パナソニックEVエナジー大森工場での量産を検討している。


「家庭のコンセントで充電」というのは、俺のイメージを超えているな。
ガソリンスタンドと同様の「電気スタンド」ができると思っていた。電気スタンドじゃ照明器具みたいになっちゃうか。

ただ、こういう未来予測も有る。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080107/amr0801070818000-n2.htm

世界的なビジネス用ソフトウエア会社SAPの役員を引退したシャイ・アガシ氏は、シリコンバレーに、電気自動車に電力を供給するインフラをつくろうとプロジェクトを立ち上げた。

 電気自動車の実用化には、大きな壁がふたつある。バッテリーのコストがかさむこと、長時間かかる充電を頻繁に行わなければならないことだ。それらを今の技術で乗り越える試みともいえる。

 ポイントは、バッテリーを携帯電話の使用料のようなものと考え、電気自動車本体とは切り離す点にある。携帯の基地局と同様、充電ステーションを網の目のようにはりめぐらしたうえで、そこにバッテリーを用意しておく。利用者は「充電」ではなく、「バッテリー交換」をするだけだ

 バッテリー価格を利用者が負担する必要がなくなるため、電気自動車の価格が下がるうえ、利用者側が充電にかける時間も事実上、ゼロとなる。

 このシステムが成功すれば、携帯電話のカバーエリアが急激に拡大したように、広範なネットワークが短時間で構築できる、と見込まれている。「バッテリーの性能が高まるのを待っても、時間がかかり過ぎる。この仕組みなら、うまくいけば、数年で電気自動車が実用化される」と、アガシ氏は自信たっぷりだ。

いやー、やっぱりシリコンバレーの連中はアタマがいいなー。
複雑怪奇な新技術も役に立つのだが、ど素人でも分かる、意外なニューアイデア・・・上の太字部分なんて、極端に言えば小学生だって思いついてもおかしくない単純な話だ。
しかしそんな単純なアイデアもやつらが思いつき、やつらがプランを立て、やつらが実行してしまう。そういうもんだね。