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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

次の電気自動車は? バッテリーの在り方は?

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080115/1006118/

トヨタ、家庭で充電可能なハイブリッド車を2010年に発売2008年1月15日
 トヨタ自動車は、家庭用コンセントから充電できる「プラグインハイブリッド車」を2010年までに発売する計画を発表した。現行のハイブリッド車が採用するニッケル水素電池に比べ、モーターのみで走行可能な距離を伸ばせるリチウムイオン電池を採用する。米国をはじめとした地域で大口顧客向けに販売する。
(略)
 今後はリチウムイオン電池搭載車両の開発を進める。リチウムイオン電池は、トヨタ自動車松下グループの共同出資会社パナソニックEVエナジー大森工場での量産を検討している。


「家庭のコンセントで充電」というのは、俺のイメージを超えているな。
ガソリンスタンドと同様の「電気スタンド」ができると思っていた。電気スタンドじゃ照明器具みたいになっちゃうか。

ただ、こういう未来予測も有る。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080107/amr0801070818000-n2.htm

世界的なビジネス用ソフトウエア会社SAPの役員を引退したシャイ・アガシ氏は、シリコンバレーに、電気自動車に電力を供給するインフラをつくろうとプロジェクトを立ち上げた。

 電気自動車の実用化には、大きな壁がふたつある。バッテリーのコストがかさむこと、長時間かかる充電を頻繁に行わなければならないことだ。それらを今の技術で乗り越える試みともいえる。

 ポイントは、バッテリーを携帯電話の使用料のようなものと考え、電気自動車本体とは切り離す点にある。携帯の基地局と同様、充電ステーションを網の目のようにはりめぐらしたうえで、そこにバッテリーを用意しておく。利用者は「充電」ではなく、「バッテリー交換」をするだけだ

 バッテリー価格を利用者が負担する必要がなくなるため、電気自動車の価格が下がるうえ、利用者側が充電にかける時間も事実上、ゼロとなる。

 このシステムが成功すれば、携帯電話のカバーエリアが急激に拡大したように、広範なネットワークが短時間で構築できる、と見込まれている。「バッテリーの性能が高まるのを待っても、時間がかかり過ぎる。この仕組みなら、うまくいけば、数年で電気自動車が実用化される」と、アガシ氏は自信たっぷりだ。

いやー、やっぱりシリコンバレーの連中はアタマがいいなー。
複雑怪奇な新技術も役に立つのだが、ど素人でも分かる、意外なニューアイデア・・・上の太字部分なんて、極端に言えば小学生だって思いついてもおかしくない単純な話だ。
しかしそんな単純なアイデアもやつらが思いつき、やつらがプランを立て、やつらが実行してしまう。そういうもんだね。