七割が反対しているものを通す、という形は、かつて田中派・経世会が支配した55年体制
では造作も無いことだったが、今の世論と直結した小選挙区、劇場ワイドショー政治ではそうたやすくは無い。
よく与党内が、あまり動揺しないものだ。
地方対中央、格差配慮ということでやれるかもしれないが地方にだってガソリン高騰に苦しむ人は多いしな(むしろそっちのほうが重要だ)。「道路があってありがたい」は「ガソリンが下がってありがたい」よりかなり間接的だ。
ところで、http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080112#p5
で話題にした、「再議決」をめぐる法哲学的な問題について
週刊朝日では
という寄稿を載せている。小林氏を含む専門家のコメントは当日の新聞にも出ていたが、まとまった形の文章でかかれたものはまた違ってくるだろう。
僕も未読ですが。
あとガソリン税と道路、については猪瀬直樹や竹中平蔵など、小泉構造改革の推進者たちがどういう言論戦を展開するかが興味があります。
ひょっとしたらこっちが野党以上に手ごわいかもだ。