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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「足が当たっただけ」−リングドクターがKIDの暴行を否定?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060222-00000040-sph-spo

KID騒動 リングドクター「足が当たっただけ」

 山本KID徳郁(28)が暴力行為をしたとして、所属ジムの「KILLER BEE」とともに総合格闘技団体の「日本修斗協会」から無期限出場停止処分を受けた問題について、KIDがリングドクターを殴ったという事実はなかった。リングドクターは「足が当たっただけ」と話している。
(スポーツ報知) - 2月22日21時10分更新


「足が当たっただけ」なら、今度は修斗協会が声明と処分を撤回する必要があるんじゃないか、つう話になってくるのだけど。というか、どうして何のときに、どこに足が当たったのだ?
ミルコ・クロコップのハイキックだって、言葉としては「足が(物凄い勢いで顔面に)当たっただけ」ではあるな(笑)。でも、この報道にも真実が含まれているかもしれない。
あとひとつ、処分声明にあった「暴言」は、誰に対して具体的になんと言ったのかも知りたいところだ。
「暴言ではなく抗議だ」とか誰かが言い出したりしてね

永田寿康議員、自身の議員辞職を示唆?

やじうまワイドで「30分前に共同通信が伝えた」と伝える。
この前、民主党の「前原誠司代表の後任は岡田克也か、菅直人か」と書いたが、「小沢一郎」を忘れていましたな。さて前原代表の命運やいかん。



でも「永田さん」なら亀の姿勢でやり過ごすのもアリかと(笑)
武部幹事長は「国政調査権が悪いわけじゃないが、ジャンルが違うだろ」と言ったとか言わなかったとか。

映画「修羅雪姫」放送(TV東京)

[映]「修羅雪姫」 (1973年東京映画) 2月23日(木) 27:00〜28:50 テレビ東京


修羅雪姫◇73年、東京映画。梶芽衣子。4人の悪人に夫と子供を殺された女性が、犯人の1人を殺して投獄され、女児を産んで死亡した。元旗本の僧侶の下で厳しい剣術修行を積んだその娘、お雪は、母親の恨みを晴らすため復讐(ふくしゅう)の旅に出る。藤田敏八監督。

この映画のことを知ってるかといえば知らないし、実際のところ私は見ない気がするが、例のタランティーノの「キル・ビル」が大変な影響を受けているという話を、同作品の公開のときに聞いた。
あと、題名にやっぱりインパクトがある(笑)ので覚えた。

検索したら次週に続編が放送。
3月2日(木) 26:30〜28:10 テレビ東京 [映]「修羅雪姫 怨み恋歌」

ニホンウナギの産卵場、ついに判明!!

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060223i301.htm?from=main3

ウナギの出身地はマリアナ沖…東大グループが解明
 長年の謎だったニホンウナギの産卵場所が、北西太平洋のマリアナ諸島沖の海山であることを、東京大学海洋研究所の塚本勝巳教授らのグループが突き止めた。

 孵化(ふか)したばかりの「仔魚(しぎょ)」数百匹を採取し、遺伝子解析でニホンウナギと確認した。生態を明らかにできれば、ウナギの完全養殖の実用化にもつながると期待される。23日付の英科学誌ネイチャーに発表する。

 ウナギの産卵場所は、古代ギリシャ時代からの謎。養殖のウナギは、卵からでは育たず、全長50〜60ミリにまで成長した天然の稚魚を採取して育てている。

 研究グループが採取した仔魚は全長4・2〜6・5ミリ。孵化後2日で、周辺の海流から、マリアナ諸島沖の海山で産卵したものと特定できた。海山は水深3000〜4000メートルの海底から海面下10メートル近くまでそびえ立つ海の山。

 孵化した仔魚は、北赤道海流と黒潮にのって、約3000キロの距離を3〜7か月間かけて日本沿岸まで旅をしてくる。

 独立行政法人水産総合研究センター養殖研究所の田中秀樹・繁殖研究グループ長は「ウナギの産卵は謎が多く、人工飼育では孵化後100日まで生きるのは1万匹に数匹ほど。産卵時の水温や明るさ、エサなどが分かれば、完全養殖が大きく進む」と期待している。

(2006年2月23日3時1分 読売新聞)


人類は求めれば、望めば一歩一歩、無知の暗闇から知の灯りに向かって歩くことが出来る。

今までウナギの謎を追ってきた当ブログの歩みは、
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/searchdiary?word=%a5%a6%a5%ca%a5%ae
「ウナギ」「うなぎ」「ウナギのふしぎ」などで日記内を上の窓から検索してください。

ウナギのふしぎ―驚き!世界の鰻食文化

ウナギのふしぎ―驚き!世界の鰻食文化

「へうげもの」で明智光秀が、織田信長暗殺へ

週刊モーニングの最新号は本日発売だが、まだ見ていないので先週までのお話。


今回の光秀叛乱は、同作品の既定路線どおり「古典秩序と伝統を尊重、体現する光秀が、それを完膚なきまでに破壊しようとする信長に待ったをかける」という動機ということで描かれるようです。それに「功績ある家臣を容赦なく粛清し、酷使して振り回す信長に、虐げられた彼らの右代表として立ち向かう」という部分も加味されている。

へうげものでは、徳川家康三河武士のキャラクターが「美にまったく興味がなく、趣向を凝らした数奇には『贅沢だ』と怒り出す田舎者」という設定で、やや類型的なのでは?との声もあるが、私は各自の美に対するスタンスは、少なくとも前半ではやや「型」として各自に割りふったほうが分かりやすいと思うんだよね。
それが今後、微妙に揺らいでもいいし、その役割を担った人たちが相打ってもいいし。


さて話がそれた。
実は明智光秀が、なんで信長に叛乱を起こしたの?という点には全く定説が無い。
なにしろ400年以上前の話、「真相が分からないことは、はっきり分かる」と言ってもいいわけで、その分奔放なる想像力を働かせることが出来る。


信長のいじめ、乱暴説というのは、江戸期の創作らしい。
最近は「朝廷黒幕説」というのが人気を集めているよね(井沢元彦とか)。
その他、十数の諸説があるらしい。

最近、どっかの新書から、鈴木真哉という人が「本能寺の謎をとく」みたいな本を出していた。この人は「鉄砲と日本人」という話題作で、「長篠合戦で一般に流布されているイメージは大間違い」などを論じ評判を得た。


鉄砲と日本人―「鉄砲神話」が隠してきたこと

鉄砲と日本人―「鉄砲神話」が隠してきたこと

反面、けっこう批判も反論も呼んでいるようだが、自分としては結構、真哉ビリーバーといってもいい。

ただし最新作の本能寺論は「あんまり陰謀史観で面白く作りなさんな。明智光秀も、戦国武将の雄として相当にしたたかで野心的であり、その野心的な武将が天下を狙ったっておかしくないだろう」という「正論」でやや肩透かし。

信長は謀略で殺されたのか―本能寺の変・謀略説を嗤う 新書y 鈴木眞哉 

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E7%9C%9E%E5%93%89%2C%20%E9%88%B4%E6%9C%A8/503-6024855-5975124


へうげもの」の「常識人光秀が、常識破りの天才信長に耐えられず・・・」という、モーツァルトサリエリ的(こっちも結構フィクション)な読みは、元は司馬遼太郎国盗り物語」でいいんだろうか?



実は「常識人の『すいません、私らついていけません』という、常識を代表しての異形の”天才”への叛乱」ということなら、史実としてももっとありうるのは、


     足利尊氏後醍醐天皇


の関係だと思うのだが、いかがでしょうか。

異形の王権 (平凡社ライブラリー)

異形の王権 (平凡社ライブラリー)


さらに小さいとこでいえば、角川春樹角川歴彦・・・・いやいや、じつはこの二人は、二人とも天才(天災)だ。これもいずれ紹介しよう。

そういえばハルキさん、「男たちの大和」の首尾よくの大ヒットでますます意気軒昂、次回作はオールモンゴルロケの「ジンギスカン」なんだそうで。



本当は、けっこうこちらも盛り上がっている、へうげものとあわせての「漫画雑誌の戦国三本の矢」(俺が勝手に命名)である


センゴク
「風魔伝ハヤテ」


のことにも触れたいのだが、その余裕は無いのでここにて読みきり。