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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

セーム・シュルトのDynamite!出場をフジテレビは許さない?


ここ最近、珍しくわが「見えない道場本舗」は格闘技の話題の純度が高い。
そろそろ通常に戻して雑ネタを混ぜようと思っているところに、手元に紙のプロレス改め「Kamipro」最新号が届いてしまった(笑)。
いろいろ、興味のあることにリンクしてるのもあるし、無関係なところもある。つーか、さすがにハッスルにページ割きすぎ。

それはそれとして、早速ニュースとして扱うべき話題も。
なんと昨日(11/20)付のエントリに関連しちゃうんだよ。
「気付けばノーダメージ。12/31、セーム・シュルトはどこに・・・」にだ。



はてなダイアリーの中では大いに知名度のある?佐藤大輔フジテレビプロデューサーが、実際にK-1GPが開催される前の11/6に、こう語っていたそうなのだ。


佐藤「『K-1WORLD GP』のチャンピオンとアーネスト・ホーストが大みそかに「Dynamite!」でやるといわれるとか言われるとスタッフ一同怒ると思いますけどね。」


−−−なんか、そういうプランもあるみたいですけどね。


「もし、そんなことやったら、フジテレビは怒ります。これだけは書いてもらったほうがいいですね。「『K-1WORLD GP決勝戦』が、K-1ブランドの最高峰のはずですから。」(133P)

字面だけを表面的に見るなら、K-1ワールドGPの延長的な意味を持つものとしての新王者vsホースト戦は、高い放送権料を出していわば「最高峰の権威」を購入したフジテレビとしては認められない、という理屈になるということだろう。

じゃあ、ホーストが絡まないような、別のスペシャルマッチ(vsチェ・ホンマン)や、或いは逆に全く畑違いの総合格闘技でなら、セーム・シュルトは出られるのだろうか?


そうだそうだ、うっかり失念していたが、TBSが持っているK-1の権益は中量級に限るもので、ヘビー級のワールドGPに関する権利を持っているフジテレビは、それをうまく利用し「しばり」をかける事も出来なくはないのかもしれないな。
ちなみに収録日は実際に王者が決まる前の11/6.
この結果を、佐藤大輔氏は予見していたのだろうか・・・・・・

でも、やだなあ。佐藤大輔さん、年末にシュルトさんを見たい俺たちの立場はどうなるのよ。あと、厳密な法的議論として、止めさせることってできるのかな?

郷野聡寛、自らの敗戦を分析す

http://blog.livedoor.jp/gono/
彼が「技術論」を自分で語れる存在であることは周知の事実。ゴング格闘技でのインタビューを、さらに展開したものとなります。
しかし、それにしても思うのは、自分の持っている武器を切り替え、新しい武器を手に入れようとしているときは逆に危ないね、ということ。

「兵半ばを渡らば、討つべし」。

三島由紀夫と太宰治

三島由紀夫太宰治の関係を朝日新聞11/21で小池民男(「素粒子」筆者)が書いている。
三島の太宰治評が辛らつであることはそうとう有名だし(新潮社全集28)、彼の

太宰のもつてゐた性格的欠陥は、少くともその半分が、冷水摩擦や器械体操や規則的な生活で治される筈だった

という言葉はこのブログでも紹介したことがある。

これを梶原一騎は、上の「男の星座」で、その場面に雑誌編集者である自分の父親が居合わせて行司よろしく二人のやり取りを眺めていた・・・となっているが、個人的には大いに事実関係に疑いを持っている(笑)。
ただ、父親が大物編集者だった(これは事実)ことを示すエピソードとして、この話を変形させて物語に組み込もうと考えた梶原一騎ストーリーテリング・センスには脱帽の一言だ。

「ラザーゲート」プレイバック。金平茂紀氏の妄言もプレイバック

http://kusanone.exblog.jp/1775780/
有名サイト「ネットは新聞を殺すのかblog」で、米国の有名アンカーマンダン・ラザーが失脚したラザーゲートに関するエントリが発表されている。
なんか、ずいぶんと昔の話のような気がしたが、そうでもないよね。

それを読んで、また細かいディテールを知れば知るほど、今年の「論座」でTBSの金平茂紀氏が書いたレポートの酷さをあらためて思い起こし再度腹を立てた。
ということで、「ネットは新聞を殺すのか」ブログにTBを張って、そこから当時の金平氏の話に誘導したい。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050321#p2

筑紫哲也番組に中曽根康弘登場

筑紫つながり。
いま現在、中曽根も筑紫も小泉純一郎と距離を置く部分があるゆえにそう対立はしないだろうが、そんな話はどうでもいいから、1980年代の回想をやってほしい。
現役首相時代、そして現役「朝日ジャーナル」編集長および一文筆家として活躍した両者が、「あの当時、お互いのどっちが正しかったか?」を討論してほしい。
そのほうがマジの「多事総論」になる。