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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

【日曜民俗学】「猪木や馬場のものまね」は1世代は伝承されるかもしれない~その後は、どこまで、どんな形で残るだろう?



「よっこい庄一」とか・・・・・うーん実例を出せるようで出せないけど、
猪木、馬場級なら、一世代残るのはある意味当然だと思うのだよね。ジャイアント馬場が亡くなって四半世紀か。


「そこから」
どうなっていくのだろうね。

猪木と馬場のモノマネはいつまで通用するか


ギャグ漫画家が「そんなこと言われても誰もわからんわ!」というツッコミまちのギャグとして古いネタを使うことで、かえって流行って延命するとかもあるしね。
キングアラジンのまね。
カルメン故郷に帰る




そういえば猪木と馬場のモノマネについては、ナンシー関がそれこそ前人未到といえる深い考察をしていて、自分もそれを無意識に参考にしてる
探せば出てくるだろうが・・・・何に収録されていたかな?かなり初期のはずだ。紙のプロレス掲載かもしれない

検索して孫引きするか…

忘れもしない、と言いつつしっかり忘れていたが、一九九三年二月のことであるらしい。当時まだ小さい版型だったプロレス・格闘技専門誌「紙のプロレス」(現・kamipro)に、ナンシーさんが連載を持っていたのだ(注:第二号から第七号。このころの同誌には高田文夫浅草キッド糸井重里も連載を持っており、サブカル誌の匂いがした)。第六号でナンシーさんは、ジャイアント馬場と猪木のものまねが記号化しているということを書いている。そして、関根勤の馬場と春一番の猪木だけが別格だと指摘したのだ。ちょっと引用しよう。

――関根は極力「ぽぅ(注:あ、ぽぉとも表記された馬場特有のリアクション。新日本プロレス出身の橋本真也は、全日本の至宝である三冠ベルトを奪取した際、額からダラダラ流血したままこのものまねをやり、記者たちを大爆笑させた)」を使わず、顔や体の表情や、例の額に手をやる以外の仕草でまねる。春一番は、「えー、皆さん――」から始まる猪木の素の喋りを最も得意とする。両者ともリング以外の馬場・猪木(たとえばクイズの回答者席での馬場とか、国会で代表質問に立つ猪木とか)をまねることができる。それもきわめてリアルなアプローチによってという点はすごいと思う。

 そう、すごいと思った。春さん、すごい。それに気づいたナンシーさんもすごい。ナンシーさんは続けてこう書いている。「関根は馬場以外にも青木功輪島功一、曙といった一貫したポリシーに基づくものまね芸があるが、春一番は猪木以外のネタを見たことがない。いや、猪木じゃない時の春一番さえ見た覚えがない。春一番、何だろうこいつは」(『何をいまさら』角川文庫)。
www.hon-gei.com

「何をいまさら」 収録でしたか

あっ、文庫の表紙がそもそもジャイアント馬場の消しゴム版画だ