まず事前情報。
UFC313
— 月吠え4号 (@tukihoe4) March 8, 2025
鶴屋 怜のジョシュア・ ヴァンとの試合は日本時間で2025/3/9(日)のAM10時以降になりそう。
プレリムは10時スタートで、その3試合目。https://t.co/1jd3MOFeMm
一応言っておくと鶴屋怜の試合は午前11半頃開始です。
— 人型エイリアン👽 (@HitogataAlien) March 8, 2025
リアルタイムで観たい方は念のために11時20分にはスタンバイしておきましょう。
自分は今日は全試合リアタイできそうです👍🏻 https://t.co/dg9TJ5eWFY
本題へ。

わたしゃ「米津玄師」なるかたと、その歌を認識したのがやっと「シン・ウルトラマン」の時だったんだから、早さ遅さではもう議論に参加の余地すらない
(パブリカはNHKのどこかで聞いてただろうけど、作者がどうとかは気にしてなかった)
このひとがボーカロイドとかの作曲で世に出てきた人だと知って、
「このひともすげーが、無数に投稿されていく曲の中から『この人の音楽っていいじゃん!』と発見発掘した無名の多数のファンがすげえよ!」
と変な感心をしてしまう。
無数の出版物の中から、当初は全1巻の刊行予定しかなかった「銀河英雄伝説」が発掘されて今に続くサーガになったと知った時も同じことを感じたが。
で、メダリストの原作者さんは、その、昔から…ボーカロイドのころからのファンで、何の注釈も無く「ハチさん」とかいうんで戸惑ったよ。うっかりか。
ーー本日はよろしくお願いいたします。米津さんが『メダリスト』をお好きで「曲を作らせていただきたい」と打診したそうですが、まず本作を知ったきっかけを教えてください。
米津玄師(以下、米津):2022年に『メダリスト』が「次にくるマンガ大賞」で1位を取りましたよね。その記事をみたのがきっかけでした。読んでみたら本当にひときわ面白くて「これはすごい漫画だな!」と思ったのを覚えています。キャラクターの感情が表情や身体表現に表れていて、スケートシーンとかもびっくりするぐらい絵の圧が強くて。
つるまいかだ(以下、つるま):ありがとうございます!恐縮です。
ーーつるま先生は米津さんの楽曲を元々聴かれていたのでしょうか?
つるま:以前、ボーカロイドにハマっていて「週刊VOCALOIDランキング」という動画を見ていたんです。そこでハチさんの「Persona Alice」が紹介されていて、その曲がきっかけでハチさんのファンになりました。
米津:すげえ懐かしいです。
つるま:まだ「結ンデ開イテ羅刹ト骸」を発表される前に出会えたので「たくさんの人が知らない自分だけのものを好きでいたい」という、私の当時の不安定なアイデンティティを形成する要素の1つになってくれたんです。大人になっても、あの頃の不安定な自分を大切に思っていて。今でも米津さんの曲を欠かさずに聴いて、その度に過去の自分を思い出しています。
米津:そういう人と出会う為に音楽を作り続けているところもあるので、とても嬉しいです。
ーーそれほどお好きだった米津さんが主題歌を担当されるというのは、本当にすごい巡り合わせです。
つるま:米津さんの音楽が好きな人は星の数ほどいらっしゃるので、私はその大きすぎる当たり判定の一部だっただけです。現実の出来事とは思えませんでしたが「いや、ここで喜ばないでどうするのだ」と思って。担当編集さんと「すごいよ!アーティスト界の金メダリストだよ!」と、大はしゃぎしました。
ddnavi.com
あれ?もひとつ対談があるのか?同じ対談の別構成?
で、「シン・ウルトラマン」の時に、歌詞の作品への寄り添い方、作品の「解像度」がすごい、というのが話題になって、そこからやっと自分も、「眩しさに気付いた」のだった。
posfie.com
togetter.com
togetter.com
togetter.com
YOASOBIとの対比…あれは「音楽付きあらすじ」じゃないか、みたいな議論でも比較参照されていたな。
m-dojo.hatenadiary.com
そんな中でのまたアニメ主題歌、OPなので、作品世界観と歌詞の関係にまた注目を浴びたが、これまた文句をつける人がおらず絶賛の嵐…はてブでもいくつか浮上してたような
www.kansou-blog.jp
※タイトルの「許せない」は、要は凄すぎて許せない、的な意味
vitaminw.livedoor.blog
でー、自分はめちゃくちゃ表面的な話なんだけど、
『あー、「メダリスト」は主題に師弟関係…コーチと選手の関係(それもほぼ一対一、マンツーマン)を描く作品だね。そして選手とコーチは、たしかに実際に空を飛び、的を貫く「矢」と、それに力を与え、方向づけて解き放つ(そしてそれ以降は何も干渉できない)「弓」だね、言い得て妙、妙』
という、単純に、そのまんまな感想を持ったのでした。
そして、これは本当にすべての師匠と弟子、コーチと選手の話だなあ、と思ったのですよ。
(略)……押し出す者と押し出される者という関係性の、象徴的な言葉として「手を放す」という言葉はあって。押し出す者、押し出される者。「戦闘機とカタパルト」とか「ハンマー投げ」とか、そういうことをウロウロしていって、最終的に弓と矢ということになりました。弓と矢にしといてよかったなと思います(笑)。
ーーつるま先生は楽曲を聴いて、いかがでしたか?
つるま:「手を放す」は、私も一番刺さったフレーズでした。『メダリスト』ではまさに「送り出す/送り出される」という関係を書きたいなと思っているんです。手を握り続けることは、子供の心の安全基地を形成するためには絶対に必要なことです。でも、個人として生きる強さを獲得するためには冒険や旅立ちもまた必要だと思っていて。それを「手を放す」というフレーズでこんなに温かく強く表せるのだと、すごく感動しました。
「ブラックラグーン」にも「銃と弾丸」の喩えがあったな。これ、逆のように見えなくも無いんだが
お前がもし銃だとすれば俺は弾丸だ。それはひとかけらの鉛にしか過ぎない。でも撃鉄がそいつを叩けば、ただの鉛はどんなものでもぶっ飛ばす力を持つ。俺はお前と出会わなければただの鉛で一生を終えただろう。だが、俺たちは出会った。炸薬はずっと爆発するのを待っている。そして炸薬に、火を付けられるのは銃だけだ
ブラックラグーン 銃と弾丸
これは余計な話だ。
元に戻すと、「BOW AND ARROW」の例えがすべての師弟関係、選手とコーチに響くものだとすれば・・・・・俺が継続的に見ている唯一のスポーツ、MMAにおいてもそうであり____
そして明日、まさにその「師弟関係」が、今の日本MMA界で一番印象的な、この二人…、鶴屋浩と鶴屋怜。選手の鶴屋怜が、オクタゴンに立つ。
https://video.unext.jp/genre/martial?lc=LIV0000008463
3月9日 8:00 配信開始
ジョシュア・ヴァン🆚鶴屋怜💪
— UFC Japan (@ufc_jp) March 8, 2025
👊 #UFC313
📅3月9日(日)
⏰️プレリム8時30分|メインカード12時
📺 @UNEXT_fight & #UFCFightPass pic.twitter.com/F5hNhFiw6g
💥鶴屋怜、気合十分💥
— U-NEXT 格闘技 公式 (@UNEXT_fight) March 8, 2025
「鶴屋負けんじゃねーか?って言ってるヤツいるんで、明日はボコボコにしてやりたい。明日は絶対KOか一本するんで、応援してください!」
📡#UFC313 ペレイラ🆚アンカラエフ
📅3.9㊐8:30㏂|メインカード正午(予定)
🔗https://t.co/WBscUev1cg pic.twitter.com/OIYkox27IS
鶴屋怜の芸術的チェーンレスリング集。
— UFC News Japan (@ufc_news_jp_) March 8, 2025
世界的には日本人グラップラーは打撃のスキルがかなり劣っているのに何故ひたすらTDに行かないんだ?と最近よく言われている。
これは紛れもない事実なのでヴァン相手に出来る限り打撃に付き合わず得意な寝技に引き摺り込んで欲しい
pic.twitter.com/X5WSo6Zkf5
22年前に松戸駅前17坪で始めたパレストラ松戸、さいたまスーパーアリーナ、大晦日のメインで勝利する選手を育てる事が出来て1つの形を作れたよ。
— 松根 良太 (@ryota_matsune) December 31, 2021
と鶴屋さんからの電話。
パラエストラ千葉ネットワークの最高傑作
扇久保博正は偉大だ、
そして鶴屋浩は偉大だ。#鶴屋浩#扇久保博正#パレストラ松戸 pic.twitter.com/zygazfi0Yn
試合に臨む鶴屋怜の陣営📸
— ファイトメモリー | Fight Memory (@FightsMemory) March 9, 2025
岡田遼×鶴屋怜×鶴屋浩×才賀紀左衛門
鶴屋選手のインスタより | #UFC313 pic.twitter.com/KeaJMGu0V3
鶴屋 怜はウチから初めてのUFCファイターなんですよ。ONEで内藤のび太がチャンピオンになって、修斗、DEEP、パンクラスのチャンピオンも出してるんですけども。UFCだけファイターを出してなかったんです。それがボクの中にずっと引っかかってたんですよね。ウチの息子がUFCとできたことは本当に嬉しいですね。
――怜選手はRTU準決勝前にケガをしたこと以外はノーミスで契約できたというか、理想どおりの育成だったんですか?
鶴屋 いやあ、いろいろありましたよ(苦笑)。UFCまでたどり着いたけど、二転三転いろいろあって。ましてや息子だってことで、そこはいい面と悪い面があるから。
――答えづらいかもしれませんが、悪い面はなんですか?
鶴屋 先生であり、親父でもあるじゃないですか。相撲とか他のジャンルにとっては家に帰っても師匠として接している場合もあるんでしょうけど。ウチはそうじゃなかったから。ボクにも逆らいますし、酷い言葉を使いますし(苦笑)。
――ハハハハハ! そこはよくありがちな親子関係なんですね。
ch.nicovideo.jp
しかし、UFCとは並みの場所ではない。2023年2月、MMA無敗の日本人選手はこんなにいた。
これはUFC参戦の数を重ねていけばまあそうなるんんだが、UFCの平良、中村両方とも、いまは「無敗」ではない
無敗の日本人MMA選手 pic.twitter.com/Svxmbi7HXy
— バトログ / Batolog (@BatologJP) February 6, 2023
無敗なのはUFC参戦枠では、すでに鶴屋怜一人だ(まあUFCで一戦しかしてない)。はたしてどうなるか、決して楽観はできない。
ただ、ここで「BOW AND ARROW」と鶴屋浩、鶴屋怜の親子師弟をからめて論じたのだから、UFCの試合も、この歌詞っぽくなってもらわないとこちらが困るのである(笑)
未来を掴んで期待値を超えて
額に吹き刺す風
今に見なよ
きっと君の眩しさに誰もが気づくだろう
相応しい声で視線追い越して
虚空を超えて行け
見違えていく君の指から今
手を放す

