使い方わかってきたんよ
いや、お金が無限にあれば買いたいものばかりだが、前提のそれが、そうではない。
自分は前に行ったように「400円」の壁がある。それを超えている。
何か、本当にすごいものを見つければ買うかも。いま図版として紹介してる「とんかつの誕生」も第一候補だが、ぎりぎり、これも購入しないと思う(もう少し安いセールはないか、という「見」もある)
ただし、ほかの何かを探して買う人はいるかもしれない。どうぞリンク先からお探しください。
…と同時に、ちょっと心動かされるのは「食べもの」関係と「歴史」関係の講談社学術文庫。499円セールで、これだけ抜き出しておく
明治洋食事始め とんかつの誕生 (講談社学術文庫) Kindle版
岡田哲 (著) 形式: Kindle版
4.2 5つ星のうち4.2 40個の評価
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明治維新は一二〇〇年におよぶ禁を破る「料理維新」でもあった。近代化の旗のもと推進される西洋料理奨励キャンペーン、一方で庶民は牛鍋・あんパン・ライスカレー・コロッケなどを生み出し、ついに「洋食の王者」とんかつが誕生する。日本が欧米の食文化を受容し、「洋食」が成立するまでの近代食卓六〇年の疾風怒濤を、豊富な資料をもとに活写する。(講談社学術文庫)
カレーライスの誕生 (講談社学術文庫) Kindle版
小菅桂子 (著) 形式: Kindle版
4.0 5つ星のうち4.0 34個の評価
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インドに生まれ、イギリスを経て、近代黎明期の幕末日本に西洋料理として入ってきたカレー。いまや「国民食」となったカレーの受容と変容は、近代における西洋文明の受容と、日本風アレンジの歴史そのものだった。多岐にわたる資料を渉猟して、日本のカレーの歴史と謎を解明し、そこに秘められた人々の知恵と苦闘のドラマを描いた、異色の食文化史。
カレーライスと日本人 (講談社学術文庫) Kindle版
森枝卓士 (著) 形式: Kindle版
4.3 5つ星のうち4.3 56個の評価
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インドで生まれたカレーが、いまや日本の食卓の王座についている。日本人はなぜカレーが好きなのだろうか。われわれが食べているカレーはインドから輸入されたのか。アジア全土を食べあるき、スパイスのルーツをイギリスにさぐり、明治文明開化以来の洋食史を渉猟した著者が、「カレーとは何か」を丹念に探った名著。刊行後、『美味しんぼ』で詳しく紹介されるなど、日本の食文化論に大きな影響を与えた。著者による補筆を収録。(講談社学術文庫)
チーズのきた道 (講談社学術文庫) Kindle版
鴇田文三郎 (著) 形式: Kindle版
2.8 5つ星のうち2.8 6個の評価
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「乳の生化学」の第一人者が明かす、チーズの起源と分類法、そしてそれらを育んだ風土。栄養価が高く保存性に優れたチーズを、各地の部族は、その存亡をかけて育ててきた。モンゴルのホロート、古代ローマのチーズ菓子、フランスのカマンベール、日本の酥(そ)など、古今東西の文献を渉猟し、乳文化を実地に探訪。「人類にとっての食文化」に考察は及ぶ。(講談社学術文庫)
永楽帝――華夷秩序の完成 (講談社学術文庫) Kindle版
檀上寛 (著) 形式: Kindle版
4.2 5つ星のうち4.2 48個の評価
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明朝第三代、永楽帝。甥である建文帝から皇位を簒奪し、執拗なまでに粛清と殺戮を繰り返し、歴史を書き換えて政敵が存在した事実まで消し去ろうとした破格の皇帝。その執念と権勢はとどまるところを知らず、中華の威光のもと朝貢国六〇余をかぞえる「華夷秩序」を築き上げた。それは前近代東アジアを律しつづけた中華の<世界システム>であった。
ローマ五賢帝 「輝ける世紀」の虚像と実像 (講談社学術文庫) Kindle版
南川高志 (著) 形式: Kindle版
4.4 5つ星のうち4.4 46個の評価
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ネルウァからマルクス・アウレリウスまで5人の「賢帝」が続いた約100年間は、ローマ帝国の最盛期とされ、「人類が最も幸福だった時代」と呼ばれる。しかし、たとえばハドリアヌス帝は、同時代の人々には非常に憎まれた暴君だった。また、賢帝を輩出した「養子皇帝制」も、かえってそのために水面下での激しい権力闘争を生じさせていたのである。繁栄の陰の部分を描きつつ、この時代が最盛期であった理由を解明する。(講談社学術文庫)
天の科学史 (講談社学術文庫) Kindle版
中山茂 (著) 形式: Kindle版
4.4 5つ星のうち4.4 19個の評価
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「天への恐れ」から星の観測は始まり、その意味を説明するために占星術が生まれ、正確な「暦」が権力者の権威を高める。やがて天動説から地動説へとパラダイムは転換し、天体力学の隆盛を経て、天体物理学と宇宙開発競争の時代へとむかう。民俗や宗教、数学や物理学を巻き込んで展開する最古の科学=天文学の歴史と、人類の宇宙観の変遷をたどる。
夢酔独言 (講談社学術文庫) Kindle版
勝小吉 (著), 勝部真長 (その他) 形式: Kindle版
4.0 5つ星のうち4.0 117個の評価
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勝海舟の父、勝小吉の自伝。江戸有数の剣客にして、放蕩の不良旗本。浅草・吉原の顔役、刀剣ブローカーでもあった。身持ちの悪さに父親により三年余り座敷牢に入れられ、その間に生まれたのが麟太郎(海舟)。四二歳、天保の改革のときに不行跡から隠居謹慎となり、夢酔と称し、自己の来し方を子孫への戒めとして著したのが本書。幕末頽唐期の江戸裏社会を知る夢酔老の面目躍如たる、率直端的な独特の文体が、妖気を放ち心に迫る
「国史」の誕生 ミカドの国の歴史学 (講談社学術文庫) Kindle版
関幸彦 (著) 形式: Kindle版
4.0 5つ星のうち4.0 10個の評価
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近代日本の歴史学は、江戸期の漢学の流れと、国学・水戸学の流れ、そこに洋学が結合し、摩擦しながら、「新しい日本の自画像」を描くべく成立した。鎖国下の平賀源内や荻生徂徠、明治期の福沢諭吉、森鴎外らの歴史観、ドイツから来日したリースの働きなどから、「国史」誕生の経過を描く。さらに、久米邦武筆禍事件、南北朝正閏論争など、「天皇制」との軋轢のなかで近代歴史学が挫折し、鍛えられていく過程をたどる。(講談社学術文庫)
ハンニバル 地中海世界の覇権をかけて (講談社学術文庫) Kindle版
長谷川博隆 (著) 形式: Kindle版
4.0 5つ星のうち4.0 45個の評価
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エブロ河を越えアルプスを越え、南イタリアの地カンナエでローマ軍団を打ち砕いたハンニバル。戦いに勝ちながら、最終的にローマという果実を刈り取らなかったのは何故なのか――。地中海世界の覇権をかけて大国ローマを屈服寸前まで追いつめたカルタゴの勇将、アレクサンドロス・カエサル・ナポレオンに比肩する天才の戦略と悲劇的な生涯を描く。(講談社学術文庫)
攘夷の幕末史 (講談社学術文庫) Kindle版
町田明広 (著) 形式: Kindle版
4.5 5つ星のうち4.5 33個の評価
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日本人は誰もが「攘夷派」だった!
「尊皇攘夷vs.公武合体」という幕末史の定説を覆し、日本人の対外認識の原型を抉り出す、画期の書。[本書の内容]
序 章 幕末のイメージと攘夷
第一章 東アジア的視点から見た江戸時代
第二章 幕末外交と大国ロシア
第三章 坂本龍馬の対外認識
第四章 攘夷実行と西国問題
第五章 攘夷の実相・朝陽丸事件
終 章 攘夷の転換と東アジアの侵略










