沢木耕太郎~MIDNIGHT EXPRESS 天涯へ 2023~Anywhere but Here~ここではない何処かへ~2023.12.24 24:00~27:00 on air
「お久しぶりです。沢木です……」
2023年12月24日、深夜24時。「彼」が今年も、語りかけます。
聖なる夜の深夜特急が、今年もまた、夜を駆け抜けます。
J-WAVE Christmas Special
~沢木耕太郎 MIDNIGHT EXPRESS 天涯へ 2023~。
列車が走り出すその瞬間まで、もしよかったら、このプラットフォームに立ち寄っていきませんか?
期間限定のスペシャル・サイトへ、ようこそ。 photo
では、クリスマス・イヴの午前零時に。
自分、ついさっき、こういう番組の存在を知った。
上のBBS(いまどき!)、一体何がどんな番組なのか、どんな歴史があるのかとかの解説がない。
探すと、2021年のプレスリリースが見つかった。
ラジオ局J-WAVE(81.3FM)では、作家・沢木耕太郎がクリスマス・イブの深夜24時より3時間の生放送でお届けする番組『J-WAVE CHRISTMAS SPECIAL 沢木耕太郎~ミッドナイト・エクスプレス 天涯へ 2021~』を、12月24日(金)24:00-27:00に放送いたします。今年で25年目を迎えるこの番組は、年に一度、クリスマス・イブにのみ放送しており、沢木耕太郎がリスナーとともに一年を振り返ります。
「お久しぶりです、沢木耕太郎です」――12月24日、クリスマス・イブの深夜24時、J-WAVEのスタジオからその声は流れます。番組では毎年リスナーより広くメッセージを募集しています。今年も沢木耕太郎がその一通一通に目を通し、リスナーと同じ時間を共有していきます。時には沢木耕太郎が電話をかけてリスナーと言葉を交わすことも。番組HP( https://www.j-wave.co.jp/special/sawaki2021/ )よりメッセージお待ちしています。
また、番組ホームページでは放送に先駆け、12月18日(土)より沢木耕太郎の特別寄稿「天涯通信」が始まります。ここでしか読むことのできない特別なエッセイを特設サイトでお楽しみください。
沢木耕太郎からメッセージ一年に一度、一夜限りのナビゲーターを務める作家の沢木耕太郎は、25年目を迎える番組に向けてこう語ります。
「25年前、ただ一度限りの生放送と思ってこの番組は始まった。私もスタッフも二度目があるとは思っていなかった。それが、もう一度やろうか、もう一度やろうか、と毎年12月24日の生放送が終わった直後にそう言い続け、気がつけば今年で25年目だという。この番組が25年目を迎えるなんて、私が実に25年間に渡りひとつの番組をやり続けてきたことに、ほんとうにびっくりしてしまう。
25年前、私は“ある仕事”をスタートした。その仕事が25年目の今年に一応終わりそうになっている。ひとつの仕事を25年かけてやって来て、その終わりの頃に、この番組は25年目を迎える。そう考えると、何か不思議な思いを抱いてしまう。その“ある仕事”は間もなく終えられそうなのだが、この番組はまだこれからも長く続くかもしれない、それは私にも誰にもまだわからない。ただ、この番組が四半世紀という時間を経てきた、その時間と並行してもうひとつ“ある仕事”が存在していた。パラレルに存在してきた2つの四半世紀、25年間、その事実に私は心が動かされてしまう。
長くずっとやってきた仕事が今年終わろうとしている。そう考えると今年は、私にとって“幸せな一年”だった。その仕事を通して、ずっと仕事場にこもりながら私は、ずっと旅をしていた、と言えるだろう。そんな旅する1年の最後に、この番組で私は何を語るのか。よかったら12月24日(金)の深夜12時、この場所で会いましょう」
この番組は、J-WAVEとリスナーとの「年に一度、クリスマス・イブの約束」であり、作家・沢木耕太郎からの「贈り物」です。すべての旅人をのせて今年も深夜特急が走ります。12月24日(金)24時からお届けする3時間のスペシャル・プログラム『沢木耕太郎 MIDNIGHT EXPRESS〜天涯へ〜2021』をお楽しみに。
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news.yahoo.co.jp
3時間の生放送でも「打ち合わせはしない」
――1997年にスタートした『ミッドナイト・エクスプレス』が今年で27回目の放送を迎えます。はじめに、今年の同番組のテーマを教えてください。今井:毎年、企画書を作るにあたって、編成から「今年のテーマは?」と聞かれたりするのですが、特にテーマというテーマがなくて。『ミッドナイト・エクスプレス』は、沢木さん次第の番組。なので、その年に発売された著書やこれから出版予定の新刊などあれば「生放送中にこんな話をするかもしれない」という情報を共有するくらいで、あとは沢木さんにしゃべっていただくだけ……というスタンスなんです。
松浦:この番組は打ち合わせをしないんですよ。一般的に3時間の生放送であれば打ち合わせをするんでしょうけど、『ミッドナイト・エクスプレス』に関しては、沢木さんがその日何をしゃべるのか、ご本人以外誰もわかりません。私たちも、リスナーさんと一緒に初めて聴けるのを楽しみにしているという感覚なんです。
――そもそも、どのような経緯から番組は開始されたのでしょうか?
今井:J-WAVEの当時の編成部長がもともと沢木さんのファンだったんです。おそらく沢木さんが若い頃にパーソナリティーを務めていたAMラジオの番組も聴いていて、「沢木さんで番組をやったら面白いんじゃないか」と考え、実現に至ったと記憶しています
(略)
リスナーの言葉を引き出す、沢木耕太郎の質問力
――そんな生放送ならではの出来事があったとは(笑)。一方で、沢木さんとリスナーさんの電話でのやり取りも、番組の聴きどころの一つに挙げられるかと思います。今井:そうですね。とはいえ、第一回目の放送前まで、沢木さんが電話で一般の方とうまくしゃべれるのか、誰もわかりませんでした。でも、一人目と電話を繋いだときに「君の部屋には窓があるの?」「あります」「窓の外には何が見えるの?」という流れから、リスナーさんに自宅の窓の外に広がる12月24日の夜の風景を語ってもらったんです。当たり前なのですが、すごいインタビュー能力! ラジオを作っている僕らからすると「この人すごいな」と感心しましたし、聴いている人たちも「この話はどうなっていくんだろう」と聴き入ったはずです。
松浦:沢木さんは、リスナーさんが緊張していたとしても、うまくほぐしてくれるんですよ。その結果、自然と気が付いたら話しているというか。「しゃべっちゃった、色々」みたいなことを、電話を繋いだ人はよく言っていますね。
(略)
――著名な作家さんなのに、奢らず自然体な方なんですね。今井:そうなんですよね。過去に遠方で沢木さんと会ったこともあるのですが、そのときも一人で来るわけですよ。大物作家さんであれば、マネージャーさんや編集者さん、スタッフらと東京駅で待ち合わせをし、一緒に現地へ発つ。でも、沢木さんは東京から遠く離れた場所なのに、着の身着のまま一人で来て、予定が終わると「それじゃ!」と言って帰っちゃう。そんなベテラン作家さん、他に思いつきません。バックパック背負って深夜特急をやっていた青年、そのままなんですよね。
松浦:今でも飛行機はエコノミーに乗るしね(笑)。でも、それが沢木さん。そこに嘘がない。
今井:ほんとに。約束通りの人が約束通りの番組をやっている……という感じですね。
同名の写真集?があったと記憶していたが。
まあ、1年に一回だけ、クリスマスイブだけラジオパーソナリティを務める作家……、なんて、「ミワさんなりすます」の八代崇なみに”スター”な感覚に満ち溢れてるな(笑)
そして クリスマスの番組告知、ならこれをやっておかないと
M-1グランプリも同日開催か!!
そらそうだ、山田邦子がダブルブッキングうんぬんなんだから
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— M-1グランプリ (@M1GRANDPRIX) December 14, 2023
👑 M-1グランプリ 👑
🔥12月24日(日)よる6時30分生放送🔥
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今年も激闘の幕が上がる!
史上最多8,540組の頂点に立つのは誰だ?!
敗者復活戦は12月24日(日)午後3時~!#M1 #M1グランプリ pic.twitter.com/4ppN3znfA1
www.m-1gp.com
週刊文春の連載をまとめたこの本も、話題になりました