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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「一瞬の夏」は終わらない…カシアス内藤の息子が日本王座戦へ。沢木耕太郎「10日、後楽園へぜひ」

NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )とダブルポストです

日程、会場

http://jpbox.jp/schedule.html
2/10(月)後楽園ホール 18時00分

ダイヤモンドグローブ

OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ
和氣慎吾(古口/チャンピオン) 12R ジョビー・カツマタ(勝又/同級12位)
 
第35回チャンピオンカーニバル
日本スーパーフェザー級王座決定戦

内藤律樹(E&Jカシアス/日本Sフェザー級1位) 10R 松崎博保(協栄/同級2位)
(略)

 

昨年秋の記事

カシアス内藤氏の長男・律樹が8連勝
2013年10月20日
http://www.daily.co.jp/ring/2013/10/20/0006433136.shtml
 作家・沢木耕太郎氏のノンフィクション「一瞬の夏」で知られる元東洋ミドル級王者・カシアス内藤氏の長男・内藤律樹(22)が2‐0の判定でデビュー8連勝を飾った。

 手数を繰り出す泉の突進に苦しみながらも激しく打ち合い、最大4ポイント差で振り切った。これで日本王座挑戦権を獲得。「国内タイトルをしっかり獲って、この階級の最強を目指したい」と、目標を掲げた。

動画





一部を紹介してもらった、あるメルマガからの引用をする。

水色の封筒があった……「沢木耕太郎」とあったのである。(略)驚きつつ私は文面を追った。
 <御報告>と冒頭にある。
(略)

…皆様のご助力によって設立が可能になった「E&Jカシアス・ボクシングジム」について、嬉しいニュースをお届けすることができることになりました。
 来る二月十日の夜、後楽園ホールで、…(略)ジムの設立時にカンパをお願いした折、それを「夢の株券」と称し、もしジムからタイトルマッチに出場するような選手が現れたら、そのチケットを「夢の株券」の「配当」としてお送りすると記しました。
 正直に言えば、そのような日が現実に訪れるものかどうか、私にも確たる自信はありませんでした。しかし…(略)…不思議な縁のようなものを感じます。
 あの「夢の株券」に「配当」をつけられる時が来たことを嬉しく思います。もし、当日、お時間があれば、ぜひ後楽園ホールにお越しください。 お待ちしています。

「一瞬の夏」とは

一瞬の夏 (上) (新潮文庫)

一瞬の夏 (上) (新潮文庫)

強打をうたわれた元東洋ミドル級王者カシアス内藤。当時駆けだしのルポライターだった“私"は、彼の選手生命の無残な終りを見た。その彼が、四年ぶりに再起する。再び栄光を夢みる元チャンピオン、手を貸す老トレーナー、見守る若きカメラマン、そしてプロモーターとして関わる“私"。一度は挫折した悲運のボクサーのカムバックに、男たちは夢を託し、人生を賭けた。
一瞬の夏 (下) (新潮文庫)

一瞬の夏 (下) (新潮文庫)

偶然によって出会ったいくつかの情熱が、一つの目的に向かって疾走する。東洋タイトル戦の実現に奔走する“私"。だが、生活のためにはトレーニングを犠牲にしなければならないボクサー、対立する老トレーナー。絶望と亀裂を乗り越えて、最後に彼らの見たものは……。一つの夢をともにした男たちの情熱と苦闘のドラマを“私ノンフィクション"の手法で描く第一回新田次郎文学賞受賞作。

昨年キンドルになったか?

一瞬の夏(上)

一瞬の夏(上)

一瞬の夏(下)

一瞬の夏(下)




タイトルには「『一瞬の夏』は終わらない」とうたったが、たぶん正しくはないだろう。
自然と同様に彼らは冬をすごし、春を迎え、そして再びの夏がめぐってきたのである。
2月10日の大会を、そう称するのはちょっと不自然かもしれないけれども。


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みちん 2014/02/08 08:24
ドキュメンタリー作家の中村高寛NHKカシアス内藤のドキュメンタリーに取り組むが、カシアス内藤とトラブルになって頓挫。その顛末をキネマ旬報の連載に書くつもりだと沢木に語ったときの顛末が面白い。行き違いからカシアス内藤と亀裂が生じて、カシアスは搾取されたと敵意を見せるようになるんだが、沢木は慰労会を開いてくれて、その席で「私にも責任があると諭し始めた『俺たちは搾取する側だから(相手に搾取されて)当然と思わせないといけない』」「ふいに私がカシアスとの顛末を(本紙に)書くつもりだと話すと、突然、沢木の目の色が変わった。『君は映像の人間なんだから、映像で勝負すべきだろ。そんなことして恥ずかしくないのか?』。また似たような火種を作ると思ったのだろうか。沢木は、私に翻意させようと、徹底的に攻撃してきた。(略)沢木が説得をあきらめて、不安げに聞いてきた。『そうか、分かった。でも悪くは書かないよね?』。図らずも沢木が本心を見せた瞬間だった。三十数年来、カシアスと関わってきたのは、搾取した贖罪と伝説(詐品)を守るためだったのか……。搾取しないと出来ない取材、取り繕わないと守れない伝説とは一体、何なのか?」(『キネマ旬報』2011年5月下旬号 中村高寛「黄金町ブルース」より)。
 
gryphongryphon 2014/02/08 08:44
ほほう、おもしろい
 
gryphongryphon 2014/02/08 09:00
遊びの時間は終わらない」「怪物がめざめる夜」「ワグザドッグ」とかじゃないが、自分の好きな「取りつくろいもの」「情報や物語が一人歩きし、暴走する」みたいなテーマで、ここからも一編できそうだな