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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「文藝春秋」最新号は表紙が仮面ライダーだが、「BL」や「タモリ倶楽部」の特集記事も。

まずはこの表紙。

だから当然、こういう記事もあるのだが

仮面ライダーと私 藤岡弘、
「シン・仮面ライダー」を解剖する 太田啓之
bunshun.jp

こんな記事もある。要はサブカルに力を入れているのだ。

タモリ倶楽部40年を語ろう 安齋肇×渡辺祐
陰陽師」の悪役を演じる 市川猿之助×夢枕獏
BLにハマる女たち 金田淳子

bunshun.jp
…ドラマに限らず、主に女性に向けて男性同士の恋愛を描いた作品は「ボーイズラブ」を略して「BL」と呼ばれています。近年はドラマの影響もあってよりメジャーになり、市場規模も拡大していると言われるBLですが、そもそもBLとは何なのか。なぜ女性たちがBLにハマるのか。社会学研究者であり、そして大のBL好きでもある私なりの考えをお話ししたいと思います。


社会学研究者の金田淳子氏 ©文藝春秋
キャプ翼(つば)』同人誌ブーム
 BLという言葉が使われるようになったのは、1990年代のこと。女性向けに男性同士の恋愛やセックスを描く新しい商業誌が次々に創刊された時期で、そのジャンルを表す言葉として90年代末ごろに「BL」が定着しました。そのため最も狭義では、BLとは「90年代以降にBLレーベルで発表された作品」ということになります。しかし、BL的な作品――つまり女性に向けて男性同士の恋愛やセックスを描いた作品の歴史はもっと長く、90年代に突然出てきたものではありません。

 1970年代、日本の少女漫画界に、竹宮惠子先生、萩尾望都先生、山岸凉子先生をはじめとする才能溢れる女性漫画家たちが一斉に現れ、彼女たちは「花の二十四年組」と呼ばれました。二十四年組のひとりである竹宮先生がいちはやく取り組んだテーマが、少年同士の性愛で…


違和感があるようで、そうでもない。
80年代に関川夏央が、に漫画紹介の連載を持つというのをやらせたのも、90年代に佐藤健志宮崎哲弥ゴジラやヤマト、ジブリ作品やエヴァンゲリオンを考察する記事を載せたのも、文芸春秋の硬派オピニオン誌「諸君!」だったのだ。


とはいえ文藝春秋本誌に、こういうのを載せるというのはやはり、こういう話題の地位や権威が高まっていることと、そして疑いなく、その作り手も受け手も批評家も物理的に年を取ったからであろう(笑)。こういう話題を載せないと、読み物を集めたメディアはいずれもじり貧になる、という意識はすでに共有されているともいえる。


ただ、文芸春秋にこういう分野の読み物を載せると言っても、いままで読んでなかった層にそのことが知られないと意味がないだろう。
そういうことでお知らせ。

おそらく調べるまでも無く、公共図書館の99%は月刊文芸春秋を購入展示しているはず。
ただ、読者も多いから発売直後の棚にはなかなかなく、ひっぱりだこであるはずだ。そろそろ一巡もしたと思い、ここで告知記事を書いた。