米本和広氏は、安倍晋三銃撃事件の山上徹也容疑者が事件前に犯行を示唆する手紙を送った相手、として一躍知られた人
ブクマ反響
[B! カルト] 山上が手紙を送ったジャーナリストは何者か | 週刊文春 電子版
氏が統一教会問題に関して書いた著書が「我らの不快な隣人」。
ひとつ前の記事でも重要なテーマになる「反統一教会、信者脱会活動」の問題を考える品でもある。
実は
事件直後にも紹介してたけど、そのときは当然、紙しかなかった。
だが、2カ月足らずで・・・・・・・電子書籍復刊!!
カルトと反カルトの間で何が起きているのか? 統一教会信者に対する拉致監禁の実態を暴く
診断名はPTSD(心的外傷後ストレス障害)。飲んでいる薬は導眠剤、睡眠薬、安定剤、抗鬱剤など一〇種類に及ぶ。彼女たちの共通点は三つある。かつて統一教会の信者であったこと、信者時代に「ある日突然、実の親に拉致され、アパートやマンションに監禁されていた」こと、そして、その監禁場所で統一教会からの脱会説得を受け、最後には脱会したことである。(本文より)
これまでカルト視される宗教団体を批判してきた著者だが、一方で“反カルト陣営”側の問題点に気づく。忘れられがちな元・信者のその後を取材すると、そこには脱会をめぐる、知られざる攻防戦があった……。カルトにまつわる問題の根深さを描いた衝撃のノンフィクション。●米本和広(よねもと・かずひろ)
1950年、島根県生まれ。ルポライター。横浜市立大学卒業。「繊研新聞」記者を経て、フリーに。著書に『カルトの子』(論創社)、『洗脳の楽園』『我らの不快な隣人』(情報センター出版局)、『教祖逮捕』(宝島社)など。2022年7月に安倍元総理を殺害した犯人から手紙が届いたとして注目を集める。
くっ、市場経済の常たぁいえ……紙書籍の古書価格はひところ1万円突破よ???
俺が売り抜けてから、電子書籍を出版してほしいわ。
この版元は「アドレナライズ」というしらないところ、それこそ背後関係とかを気にしたくなるような一面もあるが…(笑)まあ電子出版の版元なんて知ってるところのほうが少ない。
そこの復刊の辞
2022/8/24 カルト宗教の怖ろしさを徹底解説した米本和広先生の『教祖逮捕 「カルト」は人を救うか』および『洗脳の楽園 ヤマギシ会という悲劇』、電子で復刊しました! 法の華三法行、ライフスペース、親鸞会、顕正会、などいくつかの教団の実例を取り上げ、集金の手口や自己啓発セミナーへの勧誘方法などを解説したのが『教祖逮捕』。オムニバス形式という印象がありますが、一冊通して読めば、どのカルトにも共通項が存在することが見えてきます。もう一冊の『洗脳の楽園』は、ヤマギシ会へ潜入取材した驚愕のルポ。「特講」と呼ばれる洗脳教義、児童虐待、苛烈な集金手口など、恐ろしい事実が次々と明らかにされていきます。「特講」を実際に体験する第四~五章は圧巻。こうして人はおかしくなっていくのか、と背筋が凍ります。
あっ、ほかの名作も復刊か!
こういうのを、俺は「時代の火事場泥棒」と呼ぶ(褒め言葉)。元はターザン山本がMMAに挑戦した藤田和之を評した言葉だ。
いま、これが話題になった!!
それを地味な問題のうちから取材して書かれた本がある!
いま絶版?古書価格が1万円??
それっ、電子書籍化だ!版権を抑えろ!!!!
こういう「時代の火事場泥棒」がいてこそ、書籍市場は活発化し、ぼったくりな古書店(いや、稀覯本を適切な価格で回すのも大事な仕事だが…)もなりを潜める。
…というか、どんな書籍でも、古書店の古書価格が1万円、2万円になってるような本はそのまま「電子書籍」にしたら採算とれるんじゃないかね?そのへんはどうなんでしょうか
なんにせよ、今回の電子書籍復刊は値段も700円を切るなど超おトク。一読をお勧めします。