です。
以下ざっくりと。
――いま、話題になっている「ゴールデンカムイ」への抗議問題。ハトンフィン・ポストは、抗議団体のクレイム・スルゾー代表にお話を聞くことができました。よろしくお願いします。
「こちらこそ、広く問題点を皆さんに知ってもらう機会を設けてもらい感謝しています」
――さっそくですが、なにが原作の問題点なのでしょうか。
「こういう指摘が、日本の読者や出版人から出てこなかったことが驚きです。同作品は、大変すばらしい点も多いことは認めます。しかし、100話台前半にシトン・アネハタというキャラクターが登場します」
dic.pixiv.net
――ああ…。もうこの後の展開わかったし、このブログはそのへんの表現あんまり載せないので、ここでインタビューは終わりにしま…
「いや、最後まで言わせてください。じゃあ、具体的なことはリンク先に任せますけどね。簡単に結論いうと、アネハタのやってることは動物虐待です。 ああいう行為は動物虐待なんですよ。
たとえば北欧の一部で、 スウェーデン政党の組織が「近親相姦・屍姦・獣姦」の合法化を提言~その反響 - Togetter という主張がありますが、逆に言えば、いま現在の、国際的な常識としては、それが動物虐待の犯罪になるということです。」
――そういう犯罪者、悪人が登場することがストーリ上必要だと考えられませんか。作品内でも批判され、また姉畑本人もそういう行為を自己嫌悪し反省していました。
「残念ながら、この作品では最終的に、主人公がその行為に驚嘆し、肯定的ともいえる態度で賞賛しているのです。たとえばほかの犯罪的な行為…痴漢とか性的搾取を、あのレベルで劇中で、自己嫌悪や批判をした後、最後にその行為を『やりやがったッ!』『すげえっ』と、物語の主要な主人公に言わせたら、それは抗議されたり、ハトンフィン・ポストで記事にすると思います」
――そうかもしれませんが……。
『千歩ゆずって、そういう作品もこっそり、ひっそりと日陰のところで、限られた愛好者が楽しむようなら存在はあり得るかもしれません。しかし、公共的なものが、このような動物虐待を肯定的か、あるいは罪だとしてもユーモラスな何かのように描く作品と関係することは許されません。しかるに、残念なことに日本や、あるいは外国の公共的な存在が、この作品の、既に述べたような驚くべき問題点を無視して、重大なかかわりを持っているのです』
【第24回文化庁メディア芸術祭 受賞作品決定!】
— 文化庁メディア芸術祭 (@JMediaArtsFes) March 12, 2021
マンガ部門ソーシャル・インパクト賞は、『ゴールデンカムイ』野田 サトル氏が受賞しました。https://t.co/g9DHipnzAb#文化庁メディア芸術祭 #JMAF pic.twitter.com/CiaHDztOrf
j-mediaarts.jp「北海道はゴールデンカムイを応援しています。」スタンプラリー開催中!
2018.08.19 (日)
北海道と北海道観光振興機構では、TVアニメ「ゴールデンカムイ」を活用した「北海道はゴールデンカムイを応援しています。」スタンプラリーを実施しています。
スマートフォンを利用した北海道内の観光スポット11が所をめぐるスタンプラリーで、各チェックインスポットではゴールデンカムイに登場するキャラクターのマイARを入手でき、キャラクターと一緒に記念撮影がでるようになります。
さらに、11が所のスポットをコンプリートすると、ここでしか手に入らない特製「ゴールデンカムイ壁紙」がもらえます。
北海道博物館も、このスタンプラリーのチェックインスポットになっています。
アプリをダウンロードして、ぜひお楽しみください。
「北海道はゴールデンカムイを応援しています。」スタンプラリー開催中! | 北海道博物館北海道と北海道観光振興機構では「北海道はゴールデンカムイを応援しています。」と題したスタンプラリーを実施し、本年度で3回目となりました。
(略)
このアニメを通じて興味を持たれた方にリアルに“物語の舞台”に来ていただき、北海道の様々な魅力に触れてほしいと考えました。
https://ebisu-hatsu.com/5936/
偉大な作品の中から、なぜアシリパさんがマンガ展の象徴的イメージに選ばれたのか? 見終わって改めて疑問に思ったので大英博物館に聞いてみたところ、理由は以下の通りのようだ。
・ビジュアル的に分かりやすい
・ビジュアルが日本的
・漫画についての展示だとすぐ分かる
・デジタル画像なので、黒をバックにした時に映える
・少年漫画スタイルで描かれた強い女性であり、さまざまなジェンダーの人たちに魅力的に見える
――しかし、そういう公共とのコラボや関係のところでは、さすがに姉畑は出てこないと思いますが
「こういう時は、そういう公共の場に出てきたもの、採用されたものが問題なければよしとされるのでなく、そこで引用された作品自体にどのような内容が描かれているかを問うていいのです。最近もそういうことありませんでしたか」
――あったような、なかったような。
「つまりこの漫画は、あたかも人間が動物を性的に搾取することを奨励するかのような危険もはらみます」
――そうでしょうか。
(完)
~ポリコレのふりして大路を走らば、すなわちポリコレなり。
おまけ資料
「ゴールデンカムイ」4月28日まで全話無料!!
ynjn.jp
異種との性行為はどのように批判されるか?
ドイツにおける動物性愛者たちへの調査事例をもとに
濱野千尋(京都大学大学院 人間・環境学研究科)
本発表の目的は、ドイツにおける動物性愛者による
任意団体「ZETA(Zoophiles Engagement für Toleranz und
Aufklärung/ Zoophiles Commitment for Tolerance and
Awareness/ 寛容と啓発を促す動物性愛者委員会)」に
属するメンバー8名へのインタビュー・データをもと
に、人間と動物の関係、特に獣姦(Bestiality)および動
物性愛(Zoophilia, Zoosexuality)を考察することであ
る。
ま ず 、 獣 姦 (Bestiality) と動物性愛 ( Zoophilia,
Zoosexuality)の違いについて明確にしておきたい。獣
姦とは動物との性行為そのものを指し、動物に対する
暴力的な性的虐待行為も含む。一方、動物性愛とは人
間が動物に対して性的魅力を感じて性行為を実行す
る、もしくは実際の性行為は伴わないものの動物に対
して性的な空想を抱くことを意味し、暴力行為は含ま
ない。Zoophilia は Richard von Krafft-Ebing がその著書
Psychopathia Sexualis の第9版(1894)のなかですでに
使用している用語で、その後主に医学分野で使用され
るようになった。Zoosexuality は動物性愛を性的指向の
ひとつとして表すための新しい用語として、2002 年に
精神療法士で性科学者の Hani Miletski によって提案さ
れた [Beetz 2010]。
獣姦および動物性愛に関する研究は、近年、主に心
理学、精神医学、犯罪学、社会学分野で徐々に注目が
高まってきている。この背景として、1980 年代以降、
インターネットの普及とともに動物性愛者による意
見交換の場がオンライン上に形成されるようになり
[Cassidy 2009]、それまで秘匿されていた動物性愛とい
うセクシュアリティが徐々に顕在化し始めたことが
挙げられる。本発表で扱う ZETA もオンライン・コミ
ュニティとしての側面も兼ね備えた動物性愛者によ
る団体である。
ZETA は自らを性的マイノリティとして認めるとと
もに、自身のセクシュアリティを隠さずに生きていけ
る社会の実現を目的として、既存の LGBT 解放論理を
応用して運動を展開している。しかしながら、現状で
は動物性愛への理解が進んでいるとはいいがたい。獣
姦と、非暴力の動物性愛は混同され…(後略)https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasca/2017/0/2017_C10/_pdf/-char/ja
愛か?虐待か? 動物性愛者たちをめぐるノンフィクション『聖なるズー』
www.excite.co.jp『聖なるズー』著者に聞く、「動物性愛者との対話」から考える日本のジェンダー
forbesjapan.com
野田サトル先生がゴールデンカムイを描くにあたって取材したアイヌの方から「可哀想なアイヌなんてもう描かなくていい。強いアイヌを描いてくれ」と言われたエピソード、とても良い話なんだけどそれで出力されたのがウイルクやキロランケだと思うとじわじわくる。強過ぎるだろ。
— ピエ郎🤡Vtuber (@PielowVT) April 19, 2022
清や朝鮮半島への侵略がほとんど描かれず、アイヌ文化は描写されるけど「土人学校」のような同化政策は出てこなくて、「日露戦争延長戦だぜ」みたいなセリフが普通に出てきちゃう、そもそも原作だけでこれだけ問題があって、それをさらに実写って、マジで気が遠くなる
— 高島鈴 (@mjqag) April 19, 2022
ゴールデンカムイのオタクは当たり前のように実写版に姉畑先生が出る前提で話をしてる。出るわけ無いやろ
— 毒河童ポケモン (@Nitobeter) April 19, 2022
ゴールデンカムイって、人をつぎつぎと殺してその皮を剥ぎ、それを身につけたり、奪い合ったりしながら、さらにひたすら殺し合う作品なんですが、みなさん、読んでそのことを知った上で評価されているのでしょうか? たとえば官房長官とか。わたしは、もちろん絶賛しています。https://t.co/L0UDRnVDwk
— 高千穂遙 (@takachihoharuka) May 1, 2022
感動の最終回に至ってようやく「ゴールデンカムイ、そんなに政治的に正しくもないのでは」ということに政治的な人々が気がつきつつある
— CDB@初書籍発売中! (@C4Dbeginner) April 28, 2022