青木理×久田将義×プチ鹿島の
— LOFT9 Shibuya (@LOFT9Shibuya) 2022年2月17日
“タブーなきニュース空間へようこそ” vol.7 無事終了!!
今回も“ツイッター論争がいかに不毛か”問題に始まり、故・石原慎太郎氏について、CLP問題、映画『新聞記者』の話題など、時事問題てんこ盛り!! アーカイブ3/3まで。ぜひご視聴下さい。https://t.co/ewsACxE2ax pic.twitter.com/MVBn9tR2gg
このトークイベントをオンラインで有料購入したのは初めてで……
……ん?なんかいま確認したら「ノーツイート」を要請したイベントらしいね。
本来的には「オフレコ」はそれに対して明確な同意があったうえで初めて成立するので、厳密にいえば成り立っていない(内容を詳しく紹介しても何か問題があるではない)のだけど…(これについては、参加してる青木理氏に聞けばわかるだろう)、まあそういう要請があるなら、詳細なメモは無駄になってしまうが、ここは具体的な引用は自主的に控えて、ふわっと書くことにしよう。
いろいろ印象的な部分は多かったのだが、タイトルの話で……
この出演の3人が、本当に映画版「新聞記者」をぼろくそに酷評してたんです(笑) …そしてネットフリックス版の「新聞記者」は…同様に、いや更にか、ぼろくそに酷評してたんですよ(笑)
いや、ここまで叩くのか?というぐらい!!!
www.youtube.com
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具体的な内容への批判をかけないのが残念だが、軽く抽象的に触れると、これらで触れている(最初の映画版の)欠点が、同様に語られている。
togetter.com
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ぶっちゃけ、ここらでかなり集中的に批判されていた部分って、リメイクされたネトフリ版「新聞記者」で、超大幅に改変されて無い事になっていたんだから、批判が正当だったか的外れだったかでいえば、隠すよりあらわるです。制作者側が認めたようなものだ(笑)。
ネトフリ『新聞記者』イッキ観。劇場版で不評だったアメリカ云々は無しで公文書改竄させられて自殺した赤木さんに絞り込む。こんなひどいことが現実で、いや、現実はもっと悪くて、誰も裁かれてないなんて。1億円認諾の後でこのラストを観ると胸を締め付けられる。 https://t.co/fEhtOawLl6
— 町山智浩 (@TomoMachi) January 16, 2022
あの時、その問題点を指摘していた人たちに軍配のあがる結果となりましたね。公に認めなくても、リメイク時に当人が行った軌道修整は正直だ。https://t.co/MX2qPVFUNQ
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2022年1月16日
>劇場版で不評だったアメリカ云々は無しhttps://t.co/8xUgHnMloV
ちなみに、参加者の一人は、同じ製作者が菅義偉首相を批判的に論評したドキュメンタリー映画「パンケーキを毒見する」に参加を要請されて途中まで関わったものの、最終的には事務所とも相談して、撤退したのだそうですわ(クレジットには記されている)。
いま資料を確認してるが、あー、具体的にどう、この作品が論評されたか、ホントはちゃんと抜き出して書きたいよ(笑)
「ここまで酷評して委員会」でした、ほんとに。
ただ!
某氏とか某氏が、口をそろえるのは…その「新聞記者」は、とにかくクオリティは上で述べたように最悪に近いと解ってるのだけど、なぜそれを表だって批判しないのか。
それは
こういう、あまり日本では作られない社会派のテーマを「取り上げてくれた、ネタにしてくれた」「注目してくれた」「トライ/チャレンジした」ことを「最大限に評価したい」「つぶしたくない」からなんだ、と。
望月衣塑子氏に関しても「ああいうことでつぶしたくない」との理由で、あまり批判できないと。
聞いて、思ったのでした。
なるほど、特撮マニアが「大怪獣のあとしまつ」を、最初にこういう題材の映画だ、と聞いた時にはすごく期待したようなものか、と(爆笑)
ただ!!特撮マニアは、ちゃんと「大怪獣のあとしまつ」は救いがたいダメ映画だ、と公に批判してるぞ!!!
おれもみごとに1800円無駄にしてだな、「だめすぎる最悪映画」だ、と確認した(笑)!!!!!!
いや、ほんとひどかったよ。見る価値ないよ。
なんで、この題材を選んで、ここまでダメになるのかなあ・・・・・・・・・・・。
あっ、ここがもう、取り上げてるよ。邦キチ!映子さんが。
togetter.com
さて、特撮マニアはちゃんとこうやって、土井たか子ばりに「ダメなものはダメ!」と、天下の愚策映画「大怪獣のあとしまつ」を表だって批判できるのだから、映画&ネトフリ「新聞記者」、みたひとは、そろそろ腹ァ割って率直なレビューしましょうや。というかあの人とかこの人とか
「映画『新聞記者』を絶賛し、問題点を語らなかったひと」という経歴が残るの、大丈夫なんでしょうか。
…ではあるが、よく考えると
「本当は内容的にはぼろくそ言いたいんだけど、『作ったこと』自体を応援したいので、いろいろ”忖度”して、内容批判は控えてる」というのもまあ、この上なく「率直なレビュー」ではあり、面白かったです。