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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ウクライナの戦争に

とりとめなき雑感



・まったく理屈にあわない、感情に限った話だけど、こういう光景を見ると、他の呑気な話題を書くことそれ自体をちゅうちょしてしまう。
それは、この前の噴火や、11年前の地震のときも感じたことだ。



・比較するならもっと死者の多い内戦なども多数あったけど、それでも、このウクライナの戦争は、開戦前のあのロシアの動きも含めて特異なものであり、やはり感じるところは大きい。



・とはいえ、だから普段書くことを書かない、というのも相当おかしいので、意識的にでも、「普通」のブログ執筆を意識し、その中でウクライナについても書いていきます。



・実際の戦闘の報道を聞くと、空港の制圧とか、防空能力の無力化とか、特殊部隊の投入とか、南部オデッサから別動隊が上陸とか、演習だったはずのベラルーシ方面からの侵攻とか……フィクションやシミュレーション・ゲームの中ではおなじみだった設定や概念が次々登場し、やはり実際にあるからそういう物語の中でも描かれたのだな、とあらためて思う。


・そしてまた、ゲーム以外では見たくないものだ。



・思えば、自分が「ウクライナ」という場所を知ったのはフレデリック・フォーサイス「悪魔の選択」だった。
冒頭でウクライナ独立運動の闘士が出てきて、瀕死の状態でウクライナ国歌を口ずさむシーンが出て来た、と記憶している。

西側はソ連穀物生産高が激減するという重大な情報を入手した。西側はこれをSALTⅣ締結の好機と見た。食糧輸出の見返りに軍縮を迫るのだ。だがKGB議長暗殺を機に、世界は一大危機に突入した。


・「ウクライナは死なず」が、その国歌のフレーズだったはず…
本を読んだ1980年代と違って、国歌の歌詞を比較的簡単に調べられるのがネット社会。



やはり、ほぼ同じ意味だった。

ウクライナの栄光は滅びず 自由も然り
運命は再び我等に微笑まん
朝日に散る霧の如く 敵は消え失せよう
我等が自由の土地を自らの手で治めるのだ

www.youtube.com


この歌詞が、未来の現実とならんことを。



・しかし、G7が話し合って打ち出すだろう「経済制裁」は、ロシアをとても、すぐには止めることはできないだろう。
「すぐでなければ」有効なのか。とてもそうとも思えない。
ゆううつな時代が、当分つづく…。