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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

アメリカ銃乱射事件、その反響

「過激な攻撃的批判」が悪役になり、ティーパーティの勢い止まる?

http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2011/01/post-242.php

……人々は「メンタルな問題」という解説では納得できない中、議論は意外な方向に発展しています。10日の月曜日のCBSラジオ、11日のCNNの論評などに見られるのは、「事件の犯人はメンタルな問題を抱えていた」のは確かだが「国内問題で激しい対立を煽り、政敵がまるで外国の手先であるかのような罵倒を繰り返すような言論」が「こうした人間を暴力に追い詰めた」というようなレトリックです。つまるところは「党派性に根ざした相手を全否定するような言論」が問題だというのです。
 
……そこには明らかに「ティーパーティー外し」あるいは「ペイリン外し」のモメンタムが脈打っています。表面的には「過激な意見に吸い寄せられた」狙撃犯のことを語りながら、そこには言外に「ティーパーティー」の、とりわけ彼等が「反オバマ」のデモをやっていた際の「オバマヒットラー」のプラカード(彼等は強制的に医療保険に加入せよという政策を、そのぐらい嫌っているのですが)とか「オバマアメリカ人ではない」「オバマイスラム教徒」といった激しい言論に対する批判が入っているのは明らかです。更には、90年代からエスカレートした「保守系ラジオDJ」のカルチャーが元凶だとか、具体的にラッシュ・リンボーなどに対して「そのスタイル全てについての」批判も出てきているのです。
(略)
…一方で若者に人気のコメディアン、ジョン・スチュワートなどは「過激な言論と暴力が関係あるというのは、俺には良く分かんねえ。でも、ヘビメタとコロンバイン事件の関係ぐらいという感じもするんだけど」という冷静な言い方をしています

実はリベラルからの「過激な言論」も多いらしいのだが

■大急ぎ、自分たちのサイトから標的マークを消す左翼連中
http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2011/01/post_1159.html

サラ・ペイリンが自分のサイトで使った、政治ライバルへの標的サインのような暴力を挑発する行為が要因となっている、と騒ぎ立てている左翼やリベラル連中のサイトではここ24時間にわたって自分らも使っていた標的サインを…(略)…デイリーコスなどは、ほんの二日前、犠牲になった当人のギフォード議員に対して標的マークを使い、ペロシ元議長に反抗した同議員について、「ギフォードは死んだも同然」などと書かかれたエントリーを載せていたから大変。コスの編集者は証拠隠滅に余念がない。
 
実を言うと、撃たれたガブリエル・ギフォード議員は民主党所属ではあるが、いわゆるリベラルではなく、市民の銃砲所持権や違法移民取り締まりといった比較的保守的な政策を支持している。そのこともあって、コスのようなバリバリ左翼のサイトからは政治的な「標的」として狙われていた。現にコスは2008年のサイトで今は批判しているサラ・ペイリンの標的地図と全く同じように、自分らが狙うべき保守派民主党員の選挙区に標的マークをつけた地図を発表しており、ギフォード議員の地域もその地図には含まれていたという。

http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2011/01/post_1161.html

…2006年、ブッシュ政権時代に制作されたブッシュ暗殺モキュメンタリーがそのいい例。この映画はカナダのトロント映画際で公開され、数々の賞を受賞。保守派からは趣味が悪いとか不適切だとかいう批評は出たが、今、サラ・ペイリンの標的マークで騒いでる左翼リベラルからは暴力を誘発する行為だとか規制すべきだとかいった声は全く聞かれなかった。映画の製作者も、この映画が暴力や暗殺を誘発するようなことはあり得ないと主張していた。

まあ、たしかにイラク戦争中間選挙民主党大勝に至る時「ブッシュ批判」は国内外で盛り上がっていた。世界の中でもっとも権力を持つ人間に対して、その政治姿勢や政策に対しては最大限まで過激な皮肉も批判も、シミュレーション・フィクションも認めるべきだと思う(オバマ批判者に対しても同様だ)けど、じゃあどこまで彼らへの政策批判で、「ブッシュへのヘイトスピーチ」「アメリカへのヘイトスピーチ」「不寛容な嫌米流」になるのかな、という疑問は思い返すと確かに存在する(笑)。

上で触れられている擬似ドキュメンタリーは、日本では「大統領暗殺」という名で(ブッシュの名前を伏せて)劇場公開された。個人的にはもっと大胆な「アメリカの独裁体制化」を想像力を働かせて描いてほしかったのに、「犯人は誰だ?」が主題だったのが不満だったが、どっちにしてもああいう実在の人物やシチュエーションを使ったシミュレーションは

ジャッカルの日 (角川文庫)

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新版 大統領に知らせますか? (新潮文庫)

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を含めてぜんぶOKだと思う。

これは日本と中国の関係が悪化したときの話だが、在日中国知識人が「日本で反中国、中国で反日の言論が盛り上がっているというが、日本の2ちゃんねるや中国のXXX(忘れたが日本の2chに対応するものなのだろう)を掘り起こせば、過激・蔑視表現が出てくるのは当然だ。そこを探していちいち言っても意味が無い」という議論をしていた。
私はそこを敢えて監視しあって「どっちが『お行儀』がいいか?」という偽善競争をするというのもひとつの改善方法だと思うけど、本質的にはそれが正しかろうと思う。

「行儀の悪い発言」をさらしあげる一手法を紹介

上のサイトでリンクされているが、保守派からの反撃として「リベラルの連中はサラ・ペイリンに対してものすごい罵声、差別表現を浴びせているじゃねえかよ」というのがある。それぐらいサラ・ペイリンは目立っている(保守本流派からも批判は強い)。

興味深い、面白いのは手法面。
そういう人たちの過激なツイートを画像として切り取り、youtubeとしてまとめて”晒し上げ”をするという手法が使われている。
自分は動画サイトをあまり見る習慣がないが、日本でもこれって盛んなのかな?
もしまだ無いのなら、面白い手法だとして今紹介するので、左右ともに輸入をお勧めする(爆笑)
http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2011/01/post_1161.html

…保守派がレトリックで暴力を奨励しているというが、左翼リベラルたちのツイッターではどのような平和で礼儀正しいツイートがされているかは、下記参照。

カカシのつたない日本語で訳させてもらうと、、

サラ・ペイリンとその家族は今年中におちんちんの癌にかかるべき人々リストの一番になってるよ。

サラ・ペイリンが醜い死を迎えることを祈るね。そしてあの狂った憎悪も一緒に持って行ってほしいよ。

サラが歯ぎしりしながら死ぬのを望む。
サラ・ペイリンは癌になって二年以内に死ねばいい。

【追記】がはは、仕事から帰ったら上のビデオは規約違反として削除されているよ(笑)コピー動画を

結論として「精神病」「妄想」が事件の主原因だったらどうなるのだろう?

いくつかの紹子がそれを示唆しているようだが、断片的である。というかまさに断片的なものとして「妄想・精神病『も』原因のひとつ」だったら逆にどうなるのか、が興味深いのだ。
しかし時間が無くなったので後日に。