こちらで報じた話。
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この無料開放が、本日2月17日から「センゴク天正記」になっているわけです。
無印「センゴク」は、資料のない若い時代の話であり、実際に仙石秀久が一騎駆けの槍働きをする一武者だったことと、マンガの基本方針も固まっていない時代で、奔放な想像力を働かせたフィクション性が高い。
それが徐々に史実よりになっていくのは司馬遼太郎の「竜馬がゆく」や「燃えよ剣」にも近い。
「センゴク」は、浅井・朝倉が織田軍の電光石火によって滅亡するところまでを描いた。
天正記は、長篠の合戦へ向けて進んでいく…。ちょとした、細かいディティールに当時の資料の原文を引用し、リアリティを増す演出が増えていく。
たとえば、信長が日常の忙しい、そして膨大な政務をどう済ませていたか、という話で、当時の公家の日記から、この「立ち話制度」のことを引用し、物語に組み込んでいくのである。