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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

浅羽通明の新刊は『星新一の思想 ー 予見・冷笑・賢慮のひと』。筑摩から


画像が逆さでやんの(笑)

千篇を超える膨大な数のショートショートからエッセイまで全作品を読み抜き、本人ですら自覚し得なかった「思想」を浮かび上がらせた本邦初の本格的作品論!

たしかに評伝や日本SF史などはいろいろ出てるが、「本格的作品論」というのとはちょっと違って、それが本邦初と名乗ってもいいか。

こっちでもっと詳しいのがある。コピペも交えて…



[目次]
プロローグ - 「流行の病気」『声の網』「おーい でてこーい」
1章:これはディストピアではない - 「生活維持省」「白い服の男」「コビト」ほか
浅羽通明☆われは生まれて町に住み


2章:秘密でときめく人生 - 「眼鏡について」「雄大な計画」「おみそれ社会」ほか
補論:こだわりについて - 「趣味」「余暇の芸術」「印刷機の未来」ほか
浅羽通明☆われは生まれて町に住み


3章:アスペルガーにはアバターを -
「地球から来た男」「肩の上の秘書」「火星航路」ほか
補論:萌えについて - 「ボッコちゃん」「月の光」「殉教」ほか
補論:ルールについて - 「マネー・エイジ」「解放の時代」「元禄お犬さわぎ」ほか
浅羽通明☆われは生まれて町に住み


4章:退嬰ユートピアと幸せな終末 -
「妖精配給会社」「最後の地球人」「古風な愛」ほか
補論:戦時下について - 「澄んだ時代」「きまぐれ読書メモ」「ひとつの装置」ほか
補論:ノスタルジアについて - 「郷愁」「きょうという日」「午後の恐竜」ほか


補論:運命について - 「花とひみつ」「不在の日」「終戦秘話」ほか
5章:星作品を「つまらない」という人たち- 「霧の星で」「人民は弱し
官吏は強し」「城のなかの人」ほか
補論:インストールについて -
「うるさい相手」「服を着たゾウ」「オオカミそのほか」ほか


補論:状況芸術について - 「セキストラ」「できそこない博物館」ほか
補論:ジュブナイルについて - 「宇宙の声」「ブランコのむこうで」ほか
補論:ナッジ理論について - 「テレビ・新聞・ノック」「鏡」「読書遍歴」ほか


6章:SFから民話そして神話へ - 「マイ国家」「門のある家」「風の神話」ほか
補論:思想について - 「クリスマス・イブの出来事」「鍵」ほか
補論:秘密結社について - 「企業内の聖人」「ミドンさん」「黄色い葉」ほか
補論:消費資本主義について - 「思索販売業」「ごきげん保険」「滞貨一掃」ほか


7章:商人としての小説家 -
「SF短篇の書き方」「とんでもないやつ」「第一回奇想天外SF新人賞選考座談会」ほか
補論:維新革命について - 「明治の人物誌」「はんぱもの維新」「反政府省」ほか
補論:新自由主義について - 「天使考」「学問の自由」「年賀の客」ほか


浅羽氏と星新一のかかわりは、定期的に行っている読書会「星ゼミ」のほか、連続講演会を開いたり、遡っては今回の版元筑摩書房の公式サイトでも作品論コラムを書いていた。

それらがまとまったことはなかったので、そういう点では長年の期待が結実した。

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で、今回の発刊にも合わせて、2回開催の「星ゼミ」が3回になっているんだそうだ
(会場が非常に小さいスペースなので複数回開いている)

湯島夜学バーbratカクテルグラス/新宿御苑前あひる社で




全くの余談だが「星新一は、梶原一騎真樹日佐夫兄弟に絡んだことがある」らしい(逆ではない!)