【トンガ噴火お見舞】INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

パラリンピック閉会式における「金継ぎ」話(ギャラリーフェイクとかにも出てきた)

中日スポーツのこたつ記事(笑)でもとりあげた

こたつ記事にも、徐々に個性が出てくる。というか、膨大なネット反響からセレクトして選べる「こたつ記事」こそ、逆に各社の個性を生かす、何かなのではないか。

「金継ぎに触れてくるとは…やるな」パーソンズ会長の閉会あいさつ、SNSでも称賛【パラリンピック

9/5(日) 22:22配信


 東京・国立競技場で5日夜に行われたパラリンピック東京大会閉会式で、国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長(44)が閉会あいさつ。その中で、器の欠けやひび割れを漆などでつなぎ合わせて直す日本の伝統技法「金継ぎ」に言及した。

 パーソンズ会長は金継ぎについて「誰もが持つ不完全さを受け入れ、隠すのではなく大事にしようという考え方です」と紹介。その上で「スポーツの祭典の間、私たちは違いを認め、多様性の調和を見せました。私たちの旅をここで終わらせてはいけません。きょうは閉会式というよりも、明るくすべての人が共生できる未来への始まりと捉えてください」と訴えた。

 これにSNSでは「まさか金継ぎに触れてくるとは…やるなパラ会長」「パーソンズ会長の挨拶はやっぱり良いですね。前向きで素晴らしい」などと称賛の声が…(略)


news.yahoo.co.jp



ひとつ、余談を語ると、五輪開会式のバッハ会長のスピーチと、今回の閉会式のパーソンズ会長スピーチ、長さなどを物理的に検証すると…へえ、13分と6分半か。(笑)
news.yahoo.co.jp



五輪の風当たりよりパラリンピックへのそれは弱い。それは障碍者への忖度もあるし、コロナが偶然、閉会式前後で減少傾向に入ったからでもあろう。
しかしまあ、「金継ぎ」をもってパラリンピック、パラリンピアンを比喩するこのレトリックはたしかに客観的にみごとで、パラ賛同・パラ批判に関係なく注目されておかしくない。



障子紙に「もみじ」を張って破れを塞ぐ、なんてのも。

「金継ぎ」とは面白いもので、陶芸品や工芸品の「破損」という、一般的に価値を貶めるものが、金で継ぐことで、完全に元通り……ではないが、むしろ、そこに従来にない新しい美的価値が生まれる、という不思議で特異なものとして注目されていた。



実は自分は、これと同じレトリックと別の話……障子紙の破れを張りなおす、という話で書いたコラムを小学校(中学校かな?)の時に読んでいる。あの当時の国語教科書って、なんだったかなあ……古い教科書を探せるサイトとかあればいいんだけど。
だいたい、こんな話。

障子紙の破れを、違う紙を張り付けてつくろう作業をするのだが、それを昔は、色紙を紅葉やイチョウの葉の形に切って破れ箇所に張るというやり方があった。

これをすると、つまりはその障子が、破れる以前より雅、風流になる。

故障する前より、故障後のほうが性能が良くなる。それは近代科学技術ではあまり例のない、不思議なものだ。

と、確かコンピュータか何かの技術者、理系の教授がエッセイを書いていた気がする。


だから、金継ぎの話が出た時に、ああ、そういう事を言うんだね、と理屈がきれいにつながったのでした。



「金継ぎ」や、器に傷があると美が損なわれるのか?は「ギャラリーフェイク」や「へうげもの」のテーマにもなった。

ただ、そもそも「金継ぎ」という行為そのものや、それが破損前より美的価値を生む、という視点を知らない人もおおかろう。

そう思うと、その話がふつうに語られているギャラリーフェイク」って、すごくやっぱり有用というか、教養の視点からも推奨されるものかもしれない。

あれ、何巻でしたっけ???
おれもここで紹介したいのはやまやまだが、何巻の何話だったかまでは覚えてない……
調査……

分かった!!29巻「器比べ」だ!!!

日本の器で欠けた場合、どうしてか「金」で直してあるが、「器くらべ」を読むとなぜそうしているかがわかる。修復と修理の違いだと言うが、三田村館長は・・・・
bookmeter.com


編集部に、おくめんもなくねだった



器と傷、といえば「へうげもの」でも…