今更ゆーのもなんですけど、世の中に「note」ってものがありますな。
noteはクリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。
たとえば、水道橋博士も今年からnoteを開始した。
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会社として文芸春秋社もnote を活用している。
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twitterから始まって?商業メディアへの寄稿も増えているCDB氏なんか
2019年に「はじめまして!」と、われらがはてな村にアイサツしたのに
薄情もんが田舎の町に 後足で砂ばかけるようにして 2020年に同ブログをうっちゃって そのまま、おしゃれなnote行きですよ。
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過疎地はてな村に取り残されて、雪かきし続けてるのはおいらとか、ごく少数になっちゃった……って愚痴はどーでもいい。
本題 課金しやすいなら、(プロの)クリエイターが集まるのは分かる。…短文や過去の仕事を残さず集めた「全集」にしてくれ!(有料でいい)
これは自分がnoteにまだ慣れてないだけかもしれないんだけど
あのはてな村(過疎)とくらべても、あの機能もなけりゃこの機能もない。ブクマだってない。何がこの「note」のいいとこなんだ??と思うのよ、読んでると。
しかし、その答えは一応しっている。
「課金」がしやすいんでしょ、いろいろと。
help.note.com
青木真也のnote記事、ほとんど有料だもんな。
これは大いにいいことでございますよ。
「世の中、ただで動くのは地震だけだゼ!!」とユセフ・トルコも言っているではないか。
素人ならブログやtwitterでただ(無料)の文章を書くのもよかろう。しかしプロのライターなどが、そうはしたくない、というなら、自分の芸、自分の思想のそれを有料で売ること、大いにけっこう。
とくに、一度商業的なメディアに載って、マネーの価値がついた文章や、その文章を書いた人ならなおさらだ。
(※もちろん、そういう人が無料で文章を公開するもおおいにけっこう。昨今では、無料のコンテンツでPVを増やし「広告費」を得るという、別のプロ戦略もあるわけだし。)
ただし・・・・・・。ここからが本番。
note のありがたいところは、すべての文筆家が、やろうと思えば「単行本」「全集」「選集」を作れることだと思うのです。
やっぱり、文筆やトークをマネーにできる人だって、それがあとからでもアクセスできる「単行本」を出せるひとは一握り。その後「全集」や「選集」を出せる人は、何千万分の一だったでしょ、これまでは。
というか、昔、格闘技ライターにどこかで聞いた。「これまでに書いた文章って、全部覚えていますか、保存していますか?」とね。答えは、「本人も覚えていないのが多数」だったという・・・・・・・・
それはもったいない…というか、それが記録に残る価値があるか無いかはわからない。わからないからこそ、とりあえず記録し、その価値の評価は後世に待つという形にしてほしいのです。
そういう点で、
もしnoteで、クリエイターが有料のような形で文章を売るなら、残らずそのnoteに保存して、公開するつもりでいてほしい。
もっと具体的にいうと、雑誌に一度寄稿したものを、一定期間が過ぎたらあらためて自分のnoteにUPして、有料で販売してほしい。その読者が将来的に3人でも5人でも、ずっとそこにあれば、多少は売れていくでしょう。
そして何かの拍子に、それがバズるかもしれない。2年前に「カーフキック」について書いた記事が、大晦日の一試合で圧倒的に読まれるかもしれないのだ。
とりあえず、あらためて箇条書きに
・noteの課金のしやすさから、商業的な書き手がここを拠点にする傾向が増えるのは時代の流れ、とてもステキです。
・ただ、それならば、あちこちの媒体に書いた文章を、最終的に集積する「全集」をnote で作らむ、という気概でやってほしい。
ということでした。
ところで、ある媒体に有料で発表した文章、個人のnoteにも載せることっていつからできるの?WEBマガジンとかは??
これもむかし、あるライターさん(格闘技系)が語っていたのだけど「3年(…いや2年だったかな)経てば、執筆者は雑誌に載った自分の原稿を自由に使える、というのが業界の基準なんです」と。
そういうもんなんですかね?
そりゃそうだろう、というか、逆にそうでないと著者は雑誌に書いた文章を単行本に収録できないじゃんねー。
ただ…
自分が購読してるブロマガのひとつがこれだから、これを例にしておく。
ch.nicovideo.jp
Dropkickサイトは、加入してれば、過去の記事をかなり遡ってみられる。
いちばん古い2012年の記事とかも、有料(ポイント)で読むことが可能だ
ch.nicovideo.jp
だけど・・・・・・・こういうウェブマガジンの場合でも、上で書いたような「3年経てば、自分の原稿として自由に使える」はあるんでしょうかね?
もし可能なら、過去のDropkick掲載記事を、執筆者はそれぞれ個人としてもnoteに収録し、無料公開なり有料公開なりしてほしいものです。てか、そうしないとnoteの「全集化」もままならないし。
斎藤文彦氏が日刊SPA!に書いた文章には、過去のインタビューの再掲載もあるのだから、当然そういうふうに、一定期間後は?執筆者が自由に使えるのだろうけれども。
nikkan-spa.jp
このことは、たとえばOMASUKI FIGHTこと高橋テツヤさんにも伝えたい…と思ったら、note自体は既に始めていた。
note.com
ただ、将来的には、たとえばDropkickサイトに過去に載った(今も載っているんだが)寄稿記事を、noteに移してーーーそれが有料であっても勿論構わないんだが――自分のおしごとの「全集」ができるぐらいになってもらわないと、と勝手に期待するのである。
なにしろ、OMASUKIFIGHTの前身「お前らの好きにさせねぇ!」ブログ、運営元がブログ事業をやめることが決まったら全くサルベージせず「じゃあ、そのまま消そうかね」で消しちゃったものな。
あれは今も惜しい。書いてる本人が惜しくなくても、読んでるこっちが惜しいのだ、今でも(笑)
- 作者:重和, 八木
- 発売日: 2020/10/29
- メディア: 単行本