繰り返します。このパロディ本を描いたのは、田中圭一ではありません。 / “最強の手塚治虫パロを決めるのは、少し待ってくれないか…上野顕太郎が参戦!「治虫の国のアリス」 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-” https://t.co/o6eInQ4eiD
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) June 5, 2020
の作品は手塚マニアへ向けた挑戦状である!
- 作者:上野顕太郎
- 発売日: 2020/06/16
- メディア: コミック
上野顕太郎が手塚プロ公認で、約700タイトルもある手塚作品に
果敢に挑んだ野心作!!巻末には、みなもと太郎氏の解説も収録!
森でお姉さまに手塚治虫漫画全集を読んでもらっていた少女・アリスは
突如現れたうさぎを追いかけて穴の中に落ちてしまう――が、
それは恐ろしく深い穴で、なかなか底にたどり着かない。
いつしか睡魔に襲われるアリスの前に火の鳥が訪れて、彼女に与えたクエストは
「治虫の国から元の世界に戻る方法を探す」というもの。
果たしてアリスの運命は……?
手塚治虫の膨大な作品群から思う存分にネタを詰め込み、
ラストには大きな感動が待っている上野顕太郎の新たな代表作が、ここに誕生!!
「発売って6月16日か、しばらく間があるなー」と思ってたらうっかり、買いそびれていた。…その後、主要なところに出回り始めたのが最近なのかな?
思い出したのは、例によって逆に、過去の記事にアクセスがあったからだ。これ、地道にありがたいわ。
原作 手塚治虫、再構成・作画 上野顕太郎『治虫の国のアリス』(マイクロマガジン社 2020年6月25日)を送っていただいた。素晴らしい! たしかに読者を選ぶ作品だ。まず手塚マンガに詳しいこと。次にパロディが好きなこと。とくにマンガの模写、モノマネ好きであること。(続く) pic.twitter.com/rBeBa6nRC2
— 夏目房之介 (@fusa811) June 24, 2020
僕はそのすべてを一応備えているので、読むのが嬉しくて止まらないほど楽しくて笑った。解説のみなもと太郎先生、あのマンガ好きでマンガ知識で並ぶ者のないみなもと先生が「本作に取り上げられた手塚作品の全コマを指摘するだけの知識と根気を持ち合わせていない」とおっしゃっている。(続く)
— 夏目房之介 (@fusa811) June 24, 2020
もちろん僕などにおいておや。しかし、ここにある手塚愛とマンガ愛はとにかく圧倒的に素晴らしい。主人公アリスが作中で手塚治虫を探して「こんな広大な世界で 手塚治虫を探すのか~~大変だぞ こりゃ!!」と、新旧様々な手塚キャラを前に叫ぶ見開きがある。(続く) pic.twitter.com/QjzSAXKgPv
— 夏目房之介 (@fusa811) June 24, 2020
僕は、手塚さんの死で本格的にマンガ批評を書こうと決意し『手塚治虫はどこにいる』(筑摩書房 1992年)を書いた。探すのが大変なのはよーく知っている。ノンブルがなく一体何頁なのか不明の、このぶ厚い本を、あっという間に読んだ。でも研究者としてはノンブルつけてくれんと引用のとき大変なのよ。
— 夏目房之介 (@fusa811) June 24, 2020
突然のリプライ申し訳ございません。僕如き有象無象が夏目先生に文章など恐れ多く大変恐縮ですが、
— 2001 (@unfKPmqkzE2pJE5) June 24, 2020
僕はゲームを嗜み、今ゲームはある種軽んじられた表現からの変化の時期と感じ、体系的に纏める事が出来ないかと、夏目先生の漫画研究をご参考にさせて頂いております。
こちらも必読と感じました。
twitter表示形式についての余談
staff.hatenablog.com
という改良が先週あったらしく、これ自分が一番といってもいいぐらい待望していた改革なんだけど、上を見ても分かるように反映されてない。
なんでかなーと思ったけど、
自分はURLでなく、twitterの「ツイートを埋め込む」で表示されたものをコピペして張り付けるからなんだな。
この方式だと、当該ツイート消えてもテキストは残るので、埋め込み方式を続けたいんですが、こっちも同様に、ツイート先は非表示するような反映は技術的に無理だろうか?
2020/06/25