なんと,みんぱくリポジトリでは,名著
— WATABE Ryoko (@khargush1969) December 4, 2019
小長谷有紀(1992)『モンゴル万華鏡 : 草原の生活文化』
角川書店
を全てオープンアクセスにしている!https://t.co/p35YM2TURp
これは角川が潔く絶版にして独占的な出版の権利を放棄してくれているから成り立つのであって、研究者がありがたがる岩波書店は、品切れを何十年続けても形式上は絶版にせず、価値の高い学術的成果を流通させられない状態を作り出している。文化と学術を殺している。 https://t.co/ZPKGRkd2G1
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) December 4, 2019
出版社は著作権者と契約して一定期間は独占的に出版できるのだが、同時に継続的に流通させる義務を負っている。何十年も品切れにして義務を怠りながら権威主義で著者を威圧して権利を手放さないのは権利の濫用です。出版社の経営が苦しくて品切れだらけになっている今は出版社こそが学術を殺している。
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) December 4, 2019
出版社: 「昔と違って教科書が売れないんですよ」→嘘。良い本が品切れなので授業で指定できないんです。
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) December 4, 2019
出版社: 「図書館が買ってくれないんです」→学術書の単価が昔の3倍ぐらいになっているんだから、部数で3分の1しか売れなくても当然でしょう。出版点数は増えているから一冊当たりの売れる部数はもっと減って当然。図書館予算で成り立たせるには業界が自主規制して出版点数を減らさないといけない。
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) December 4, 2019
これ、そもそも角川が異例なだけだし、岩波に限らずほとんどの版元も同様。岩波が嫌いなのだろうか? https://t.co/D1FXuq1wPP
— ねここねこ (@j_f_marie) December 5, 2019
いえいえ、まともな出版社はさっさと「絶版」を著者に通知します。岩波は「品切れ」で何十年も引っ張るんです。それをやめろという声を聞かないんです。また、研究者も岩波に出してもらえるかな〜文庫にしてもらえるかな〜と湿ったことを考えて黙るのがいけない。そうやってみんなでジリ貧に。 https://t.co/0cF1aeRsbw
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) December 5, 2019
出版権者が「著作物について慣行に従い継続して出版行為を行う義務」に違反したとき、所定の手続きを行えば、「出版権を消滅させることができる」はずです。(著作権法 81条、84条)
— 湯川 莞爾 (@widelypraised) December 5, 2019
出版社が著作者の不知につけ込んでるのかな?
不知というより、「へー品切れになっているから版権引き上げてよそで出すんですかあ、それじゃ学術書の出版もなかったことに」と言われるのが怖いから著作権者が黙って何十年も品切れに。授業で使うような名著・古典の翻訳の場合は、著作権者である訳者の出版社への忖度が、訳書の流通を妨げている。 https://t.co/VP3wn5DtBE
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) December 5, 2019