「老害」という言葉を多用する発言者は、30代から40代の男性に限られている気がする。
— 小田嶋隆 (@tako_ashi) July 7, 2019
女性にも「ばばあ」という言葉を振り回したがる年頃があるといえばある。
いずれにせよ、本人がその言葉の手前というのか直前の段階に到達すると、その言葉を無視することがむずかしくなるのだろうね。
というよりも、30〜40代の男性が「老害」という言葉を多用するのは、本来なら「中堅」「ベテラン」「大御所」として、業界の中核を担っているはずの自分たちが、いつまでも「若手」「新入り」の位置に甘んじさせられている現状への怒りが原因なのかもしれない。実際、そういう業界多いしなあ。
— 小田嶋隆 (@tako_ashi) July 7, 2019
なんつーか唐突だし、そもそもそれが本当かどうかもわからんし…いったいこりゃなんじゃらほい、と思ったのだが、
小田嶋隆、岡康道、清野由美 『人生の諸問題 五十路越え』(日経BP)
— 文教堂書店赤坂店 (@bunkyodo_akasak) July 7, 2019
令和も、どっこい生きてる昭和のおじさん。問題は山積み。でも、思い出も山ほどある。山を越える体力がなくなったわけじゃない。その路から見える眺望を楽しむ3人の話。こういう本、有難い。#人生 #生き方 pic.twitter.com/YsHK7KazpD
50代は、越してきた山を振り返り、先行きのあてどなさをちょっと呆然として見ている、そんな時代なのかもしれません。
- 作者: 小田嶋隆,岡康道,清野由美
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/07/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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つい不安に駆られて、英会話を始めてみたり、セカンドキャリアを考えたりしがちです。でも、焦ってはいけません。
あなたの不安の正体は何なのか、それを知ることが先決です。
そのためには、気心の知れた友人と対話することが一番。「日経ビジネス電子版」を初め諸方面で活躍中の人気コラムニスト、小田嶋隆。
電通を飛び出して広告クリエイティブ制作会社「TUGBORT(タグボート)」を作ったクリエイティブディレクター、岡康道(小説『夏の果て』はNHKでドラマ化)。二人は高校の同級生です。同じ時代を過ごし、人生にとって最も苦しい「五十路」を越えてきた人生の達人二人と、切れ者女子ジャーナリスト、清野由美による愛のツッコミ。
三人の会話は、家にあったテレビの存在感、懐かしのあの曲、学生時代のおバカな思い出などの「あるある」を切り口に、いつの間にか人生の諸問題の深淵に迫ります。
絵本『築地市場』で第63回産経児童出版文化賞大賞を受賞した、モリナガ・ヨウ氏のイラストも楽しい。眠れない夜に、めんどうな本を読みたくない時に、なんとなく人寂しさを感じた時に、この本をどこからでも開いてください。
自分も4人目の参加者としてクスクス笑ううちに「五十代をしなやかに乗り越えて、六十代を迎える」コツが、問わず語りに見えてきます。あなたと越えます、五十路越え。
あら
わかりやすい…
いわゆる
「世界をこんな感じで描写することをマネタイズする生き方がある」というやつかもしれんなあ。
※ この表現は、https://twitter.com/tako_ashi/status/1147366193260425216 参照のこと
この本が「マネタイズ」されることをお祈り申し上げたい