まあ、物語的にもフス戦争が終結しようとしているからな。否応なく、終わりが追加づいているだろう。
『乙女戦争』最終話のネーム中。描くことはだいたい決まってて、シーンのイメージもある程度固まっていたのでそんなに苦しまずにネーム切れているけど、これでこの物語が終わると思うといちいち胸が熱くなる😂
— 大西巷一@『乙女戦争』⑪巻12/12発売! (@kouichi_ohnishi) 2019年3月20日
連載始まってから、丸6年だけど、あっという間だったなあ~
— 大西巷一@『乙女戦争』⑪巻12/12発売! (@kouichi_ohnishi) 2019年3月20日
自分がそれぞれの作品をどういう経緯で読み始めた?というのは日記でも書いて残せればいいのだけど、そんなことは滅多にない。ただこの作品は、偶然読んですぐに感想を書いたから読み始めた時期が解る。
2014年。もとは同じ雑誌にあった「弟の夫」を読み始めた際に、ページめくって目についたのだった。それまで「月刊アクション」なんて存在もしらなかったもんな…
現在11巻まで出ていて、12巻で完結なんだとか。

乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(11) (アクションコミックス(月刊アクション))
- 作者: 大西巷一
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2018/12/12
- メディア: コミック
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この作品は、読んでる人はお分かりの通りですが、宗教をめぐる争いであると同時に「銃」という近代兵器、火薬の炸裂で鉛の弾を飛ばすという技術を手にした人間社会が、武芸や騎乗を専門的に学んだ戦闘貴族たる「騎士の時代」を終わらせていく、というところの描写が実に面白い。
信長が長篠で、野戦築城(馬防柵の建設)を大々的に行ったように、そのまま盾、要塞になる貨車で自軍を囲み、騎士の突撃を防いで一斉銃撃で倒す「ワゴンブルグ」戦法がこの時期フス軍(伝説の傭兵ジェジカ)によって開発されたのだという。
【銃と漫画】資料集
— gryphon(まとめ用RT多) (@gryphonjapan) December 16, 2015
まさに「銃」が登場した時代を、銃を中心に描く大西巷一「乙女戦争」。
西洋での銃の普及は「フス戦争」あたりで、装甲荷車で移動しながら陣を敷く「ワゴンブルグ」や、軍律によって兵を自由に動かす戦術などが生まれたそうな。 pic.twitter.com/wEbeE91L8q
そのへんの流れを他の漫画とともに集めたのがこれ。
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