今回の UFN、 久々にリアルタイムじゃないけど当日中に日本人選手の試合を見られた。しかしそうやって久々に間を置かず見ると、何ともフラストレーションの貯まる試合でありました。
寝技師中村K太郎が、なぜか打撃で戦うのは、まあこれは戦略だからいいんだけど…でも結局打撃でいまいちピリっとせず、 何か押された状態になって、そこからテイクダウンを奪うのはいいんだけど、実際成功したけど……そこからフロントチョークを仕掛けられたり、最後のラウンドはアームロックまで仕掛けられた。
寝技の部分では純粋技術としては中村の方が上だと思うんだけれども、結果としてトータルファイトの中で、最終的にラウンド終わるまでフロントチョークやアームロックの姿勢を相手に取られ、ゴングが鳴って初めて離れることができたら、それは寝技でも相手が上とみなすしかない……
中村が実力者なのはよく分かっている。問題はその実力者ですら、名前が覚えられんような相手でもであっても UFC でなかなか加点ということだ。
今回試合が相手の負傷で急に流れた佐々木憂流迦が試合をしていたらどうなったのかな…?
にしても本当に最近、日本人が UFC で頭角を現すということはなかなかにない。
なんとか契約が続くように、リリースされないようにと、そんなことを祈るばっかりだ。
頭一つ抜きん出勝ち上がってきた堀口恭司が、 今やあれこれあってRIZINのエース。
悪いことではないが、では UFCで堀口のいない間に、日本人の巻き返しはあるのか…?
ウーム。
そして今回ダゾーンの契約を終了する。
UFC のナンバーシリーズがやらないのだから仕方がない。今回は UFNだけでも見る価値があるか、 従って UFNのメインカードは配信を続けるDAZNのの契約を延長するかどうかの試金石だった。
結果的に、もういいかな、である。
そもそも、そんな形でくすぶる日本選手はそのままプレリムの試合にまわされることが多く、ダゾーンの放映でうつることはあまりないという皮肉がある…(笑)