INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

米国の政治家に日本国憲法を紹介したら「我々が見習わねば」「絶対にこの憲法を守って」と感動された話(渡辺靖「アメリカのジレンマ」より)

これの30Pに、その事実は記されている。

日本国憲法の24条には、婚姻は「両性」の合意のみに基づいて成立するとある。これは色々な解釈があるようだが、字義通りに解釈すれば、同性婚は認められないことになる。そのことをくだんの保守派のアメリカ人政治家に話すと日本国憲法はこんなに素晴らしいのか。アメリカは見習わなければいけない。絶対にこの憲法は守ってくれ」と、すぐに護憲派になった。

http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM
第24条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。


もちろん、このブログでも何度も書いてますが、憲法法哲学の専門家の議論では「両性」と書いてあっても、それは同性婚を禁止しているものではない、と考えられるとの説もある、のだそうです。
実は素朴に聞いてると、その説も「そうなんかなー?」と思わんでもないが、詳しくは大屋雄裕氏と木村草太氏に聞いてくれ。

憲法24条(”両性の合意”)と同性婚の整合性〜大屋雄裕氏、木村草太氏 - Togetter https://togetter.com/li/531566