乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ : 9 (アクションコミックス)
- 作者: 大西巷一
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2017/11/11
- メディア: Kindle版
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乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ 第47話「西へ」 / 大西巷一 - ニコニコ静画 (マンガ) https://t.co/yssHzQvEXT
— 大西巷一@『乙女戦争』?巻11/10発売 (@kouichi_ohnishi) 2018年2月25日
47話公開されました。ジャンヌ・ダルク登場回です☆
※リンク先には現在2/24まで、と記述されているが、おそらく3/24までとのこと。
あれ程の歴史上の有名人だからクロスオーバーも何もないが、大西巷一先生の「乙女戦争」にジャンヌ・ダルクが出たとなると、否応なく話題作「ダンス・マカブル」一篇に繋がる流れを連想せざるを得ない。
— gryphon(まとめ用RT多) (@gryphonjapan) 2018年2月25日
と同時に、世界はやっぱり同時進行なんだね。フス戦争と百年戦争と…https://t.co/Byq3lCYp28 pic.twitter.com/KXW8GwXm2j
ジャンヌ・ダルクはフス派に対して非難の手紙を送ったりもしてますし、もし捕虜にならなければ対フス派十字軍に参加したかもしれません。それに『乙女戦争』なんだから実際に戦争に参加してた「乙女(ラ・ピュセル)」にもぜひ登場してもらいたかったのです♪ https://t.co/MPu3oZ2ZEy
— 大西巷一@『乙女戦争』?巻11/10発売 (@kouichi_ohnishi) 2018年2月26日
上のやり取りで当方が出したダンス・マカブルとは
ダンス・マカブル 1 ?西洋暗黒小史? (MFコミックス フラッパーシリーズ)
- 作者: 大西巷一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2013/07/15
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ダンス・マカブル 2 ?西洋暗黒小史? (MFコミックス フラッパーシリーズ)
- 作者: 大西巷一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2013/07/15
- メディア: Kindle版
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で、…このまえ紹介した最近の「重版出来!」の言葉を借りれば「バナー映え」する作品で……その一方、言われる「煽情的なコマばかり選んで、煽情的なコピーをつけてそこだけバナー広告が出てくるからすごく鬱になる!」という電子書籍漫画の広告への批判もちょっと出た作品でもあった。
実際、読んでみれば決して煽情さだけを狙った作品ではなく、たとえば首切り役人サンソンの話は職業差別・偏見の問題や、逆にそこから照らし出される「職業倫理」の問題も描いた佳作なのだが…
ときに「同時進行」の話もほんまにそうで、歴史は容赦なく、こっちでの大戦争とあっちでの内乱が一緒に起きている。たまに「横軸」を通すと面白くなるのだが、ちょっと怠りがちで、今更フス戦争とジャンヌ・ダルクが同時期か!邂逅もあり得るのか!と驚くのも怠慢ではある(笑)
最近では「センゴク権兵衛」読んでると、そうか豊臣秀吉は京都政界の中央で、公家社会を抱き込んだり上洛大名を懐柔しての権威付けと、地方に遠征軍を派遣しての武力統一を同時進行していたんだな、と認識させられる。
僕はフス戦争を乙女戦争を読むまで知らなかったのですが、歴史の最大の面白みって、点で理解していた部分が線で理解出来るようになる瞬間ですね。いやー、フス戦争と100年戦争が繋がるとは知らなかったなあー!
— 安東 (@andou0725) 2018年2月26日
当時のキリスト教会の状況なんかも踏まえて観ると、いろいろと複合的に絡み合ってて、なかなか興味深い関連性があったります。フスの処刑とジャンヌの処刑はよく似た構造になってますし。
— 大西巷一@『乙女戦争』⑨巻11/10発売 (@kouichi_ohnishi) 2018年2月26日
その話は是非、ジャンヌ登場巻の単行本の史実解説に付けてください! 本編が終わった後のお楽しみで、毎回楽しみにしているんですよ。物語を読んだ後に「これ史実かよ!」「こっちがフィクションかよ!」と、読了後に「やー、今回も大西先生にしてやられたわー」となるまででがワンセットなのですw
— 安東 (@andou0725) 2018年2月26日
解説文はいつも苦労してますが、ご期待に応えられるようがんばります〜
— 大西巷一@『乙女戦争』⑨巻11/10発売 (@kouichi_ohnishi) 2018年2月26日