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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

異能バトル映画「スターリンの死」日本公開を熱望するけど、それはそれとしてこの顛末は……

予告編に2バージョンあるねん
 

字幕を付けられる才能(英語力)があればいいんだけどね。
こんな面白そうな題材の映画、日本で公開が決まらないわけがない!!! と思っているのだが‥‥それはじっくり急いで待つ

スターリンの死後の権力闘争は、なぜ面白いのか?

・突然の、絶対権力者の死なので、だれも予想も準備もしてなかった。
・絶対権力者の下で、次の候補者の実力は横一列とはいわないが、まあ五十歩百歩
・ヨーイドンで始まる、食うか食われるかのレース
・誰かは序列、誰かは弁舌、誰かはスターリンの血筋、誰かは「調停役」を自称、誰かは軍の支持、誰かは秘密警察の支持…といろんな性質のある「異能バトル」

こういう煽りもあるかな。
HUNTER×HUNTER」「カイジ」「喧嘩商売」 などが好きな人には、絶対に面白い異能バトルもの!!

言い方を変えると
スターリン死亡直後のソ連の権力闘争は、ボードゲームにできそうなゲーム性がある」と。





このくだりもまた、ウィキペディア文学。
wikipedia:ヨシフ・スターリン

死去
1953年3月1日、ラヴレンチー・ベリヤ、ゲオルギー・マレンコフ、ニコライ・ブルガーニン、ニキータ・フルシチョフとの徹夜の夕食の後、スターリンは寝室で脳卒中の発作で倒れた。暗殺を恐れていたスターリンは、同じ形の寝室を複数作り、どの部屋を使うかを就寝直前に決めていた。寝室は鋼鉄の箱のような構造になっており、扉は内側から施錠すると、外から開けるには警備責任者が持つただ1本の鍵を用いるしかなかった。翌朝、予定時間を過ぎてもスターリンの指示がないことに警備責任者は不審を覚えたが、眠りを妨げられたスターリンの怒りを買うことを恐れて、午後になるまで何もしなかった。このために発見が遅れ、容態を重篤にしたと言われている。

発作は右半身を麻痺させ、昏睡状態が続いた。一時は意識を回復するも、重い障害のために意思の疎通ができなかった。4日後の1953年3月5日、スターリンは危篤に陥り死亡した。



死後
その死因は脳内出血として公式発表された。遺体は1961年10月31日までレーニン廟で保存されていたが、フルシチョフによるスターリン批判の煽りを受け撤去、燃やされた後クレムリンの壁に埋葬された。

スターリンの死去はソ連を初めとする社会主義陣営各国に大きな衝撃を与えたが、体制を異にする日本の経済にも影響を与えた。スターリン重篤が日本で報じられた3月5日、日経平均株価は、前日比37円80銭安の344円41銭と10%もの下落を記録し、「スターリン暴落」と呼ばれた。これは、スターリンが没すことにより朝鮮戦争終結が早まり、当時日本経済の急速な復興を支えた朝鮮特需が終結することが懸念されたことが原因であった。

スターリンの死にあたり、築地本願寺にてスターリン国民追悼集会が行われ、本願寺側の熱心な申し出により、荘厳な法要が行われた。また、1954年にはスターリンの死去1周年を記念した詩集『スターリン讃歌』が刊行された。



暗殺説
スターリンの死に関して、彼が謀殺されたという説は根強い。1993年に公表された、元外務大臣ヴャチェスラフ・モロトフの政治回顧録によると、秘密警察長官でスターリンの右腕だったベリヤが、彼を毒殺したことをモロトフに自慢したとの記述がある。

2003年、ロシアとアメリカの歴史研究家の共同グループが、スターリンはワルファリンを使用されたとの見解を発表した(ただしワルファリンについては脳梗塞の治療に使用されることもある)。スターリンの娘であるスヴェトラーナ・アリルーエワは、スターリン脳卒中で倒れたときにフルシチョフらがいたにもかかわらず、医者を呼ばずに放置したことが死に繋がったと指摘している。なお、フルシチョフの回想録では、スヴェトラーナの証言とは正反対の内容の記述がなされている。

2006年には、ロシアの週刊誌にて、ロシア公文書館で暗殺説を裏付ける有力な証拠が発見されたと報じられた。その文書記録によると、内容は、倒れたスターリンに対する治療が毒物接種時に施されるもので、当初言われていた症状での治療法では絶対にあり得ない治療法を施していたことなどが記されていた。

また、スターリンユダヤ医師団事件を利用しモロトフ、ベリヤ、マレンコフ、フルシチョフら首脳陣を粛清する計画を練っていて、それを阻止するために上記の部下たちがベリヤを使ってスターリンを殺害し、その後ベリヤは、口封じのために殺されたという説がある。実際に粛清する計画があったかどうかはともかく、スターリンは部下を使い捨てにすることで有名だったため首脳部の面々が常に戦々恐々としていたのは確かであろう。

スターリンの謀殺説には計画的な暗殺だったとする説、脳卒中で倒れ昏睡状態の間に死を確実にするために毒を投与したとする偶発的な暗殺説、発作で倒れたのを放置し意図的に見殺しにしたなど諸説あるが、いずれにしてもほとんどの当事者がすでに死亡しているため、確たる真相は不明である。

画像を引用して、映画のストーリーをかなり追うことができる記事は、なぜかGIGAZINEの記事だ。

スターリン死後のフルシチョフらによる権力闘争を描く映画「The Death of Stalin(スターリンの死)」予告編 - GIGAZINE https://gigazine.net/news/20170814-the-death-of-stalin-trailer/


ところで

ポスターがそのまま粛清劇に!

スターリンが題材の映画で、失脚した俳優が並んだ写真からすっと消えていく……話ができすぎだろ。