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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

戦争は血を欲す。平和もまた血を欲す・・・國保尊弘氏失脚!!!

http://www.kamipro.com/news/?id=1259233087
株式会社ワールドビクトリーロードが國保尊弘取締役を解任!


かつての恩讐を捨て、敵同士が手を握る。
いい話です。あるべき姿です。

でも、かつて自らの正義を信じ、帝国の悠久の平和のために命を懸けていたものたちは。
かすて自分たちが、骨身を削って闘った相手のことを「今日から一緒にやっていく味方だから」と司令官たちから言われたときは。


納得できない場合は、死ぬしかない。

かくて反革命分子・國保某は処分された。
今日は勤皇 明日は佐幕。

こんなスターリン・ジョークを思い出した。

ある政治犯収容所に、3人の囚人が送られた。それぞれ「お前は何の容疑でつかまったんだ?」と尋ね合う。


A「おれは『英雄ポポフを、反革命だと言った』罪で捕まった」
B「おれは『反革命ポポフを、英雄だと言った』罪で捕まった」
C「わたしがポポフだ」

まあ今回ぐらい、あからさまに「かつての権力者が失脚!!」というのはなかなか格闘技界でも見たことがない。
せいぜい「一時期謹慎」ぐらいしか・・・・。
よく覚えてないや。


それはともかく
で、吉田秀彦はこのあとどーする。國保尊弘氏に殉ずるのか。というかワールド・ビクトリー・ロードの取締役たる國保氏は失脚させるが、J-ROCKの國保社長には協力してもらう、ってか。


とにかくパーッといきましょう。パーッと。

今日からこのブログも、総合格闘技以外のコンテンツを見に来るみなみなさまのために通常運転するつもりだったのだが、何しろこんなこたぁめったにないので。やっぱり特別編成で。


國保尊弘とは、結局何者であったのか。

ピュアホワイトな格闘技の場を作るために一生懸命だった人。
ビバ柔道!で子どもたちに柔道の楽しさを広めた人。
実力重視をし、人為的にスターを生もうとする日本の風潮を改革しようとした人。
最後は相容れなかったが、高瀬大樹を育てようとした人


・・・・・・・・えらいひとか?
(※こういう人は一時期失脚しても、復活の可能性があります。ブログを書くときは、多少逃げ道をつくっておきましょう)


「失脚」を考える。

わたしは以前から、この種の失脚劇というのが気になっていた。
たとえば選挙で負けて、とか内閣運営が行き詰って、というのは何の感慨もないのだが、もっとドラマチックに、一夜にしてかつての権力者が、自分が「飼って」いた警察や軍隊から銃を突きつけられ、手錠を掛けられて引き立てられていくという、このメカニズムというか力学というか。
もともとどんな権力者も、警察の一員たちが持つ銃の、銃口を向けられたらそれには逆らえない(逆らったら馬鹿だ)。しかし、昨日まではたしかに同じ老人の「権力」によってその銃口は統御されていたのである。何が違っていたのか。


この種の失脚劇で、もっともドラマチックなのはソ連のベリヤだろう。
またさあ、ウィキペディアの「ベリヤ」にはぜんぶ載っているから調べるのにも張り合いがないが、やはり紹介しておきたい。

ベリヤ失脚の経緯については、多くの異説がある。最新の研究によると、1953年6月26日、フルシチョフは政治局会を招集し、同会合において、「ベリヤが英国諜報機関に雇われていた」と攻撃し始めた。完全に不意を突かれたベリヤは「一体何が始まるんだね?ニキータ・セルゲイヴィチ?」と尋ねた。モロトフやほかの政治局員もベリヤを非難し、フルシチョフがベリヤの即時解任の動議を提案すると、マレンコフが机のボタンを押した。これは近くの部屋で待機していた元帥のゲオルギー・ジューコフと、その他の軍人たちへの合図であった。彼らはすぐに部屋に殺到し、ベリヤを「国家反逆罪容疑」で逮捕した[6]。
(略)
ベリヤが逮捕されるまで、政府要人の警護要員は秘密警察の管理下にあった。このため、ベリヤを逮捕するまさにその時まで、政府首脳陣の身体的安全はベリヤの手中にあり、このことが首脳部を悩ませ非常に慎重にさせた、とフルシチョフは後に回想している。ベリヤ逮捕後は、警護要員は警護している人物からの命令のみに従うようにと指揮系統が変更された。ちなみに、後にフルシチョフが失脚したときには、彼の警護要員は失脚直前にひそかに入れ替えられていた。

かくして、男は十字架にかかる

ああ、エルサレムエルサレム預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者よ。ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたことであろう。それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。
見よ、おまえたちの家は見捨てられてしまう。
わたしは言っておく、『主の御名によってきたる者に、祝福あれ』とおまえたちが言う時までは、今後ふたたび、わたしに会うことはないであろう。

「おいおい、國保さんはキリスト扱いかい」
「どちらかというと、聖母マリア様かもしれませんね」
「なんで?」
「どちらもカイニンされました」


・・・なんでこう、おもしろいことおもいついちゃうのかねえ。