「戦国最大の地獄」高天神城陥落〜今、ドラマ・漫画・小説、研究書などで大ブーム!武田は「長篠」でなく、この敗戦で滅びた? - Togetter https://togetter.com/li/1175997
「「戦国最大の地獄」高天神城陥落〜今、ドラマ・漫画・小説、研究書などで大ブーム!武田は「長篠」でなく、この敗戦で滅びた?」をトゥギャりました。 https://t.co/djNMEMi9a2
— gryphon(まとめ用RT多) (@gryphonjapan) 2017年11月27日
この前、「武田氏滅亡」を読んでこの事実を知ったにわかです。
詳しくはこちらに。抜粋します
国滅びるとき、その声は、いつも−。平山優「武田氏滅亡」を読む - ) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20170713/p1
(略)…少し駆け足をしよう。
- 作者: 平山優
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川学芸出版
- 発売日: 2017/02/24
- メディア: Kindle版
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史書にネタバレも何もないが、でも以下のツイートはちょっとこの本のネタバレ的な意味もありそうなので・・・・・・・そこは、注意喚起したうえでやっぱり書く。
決定的な 「武田氏滅亡」最終章の始まりは、遠江の「高天神城陥落」だったと。
何せ徳川方は、この城の包囲に六つも砦を築いた。
ひとつの城を落とすために六つ砦を作り、補給を絶ち…地味ながらだいぶ大規模な戦だったようだ。後年「城攻めは不得意に遊ばす」とされた家康も、城の回りに堀や唵狩りや土塁を作って包囲する。攻める側が堀を掘って、もがりで囲んだんです(笑)。大長期籠城戦でした。
しかし、戦慄したのは、その結末。兵糧も付きかけた高天神城は矢文(ほんとにやるんだ、こういうの…)で包囲の徳川軍に降伏と開城を提案する。
だが、信長は「開城に応じるな」と徳川に命じる。交渉会場での、敵味方の被害軽減でなく、高天神城が「見殺しにされた」と宣伝することで武田の求心力を奪うことを狙った!
これは昨年の「真田丸」の功績かもだけど「大名の下には『国衆』が居て、彼らは生き残るため強い方につく(つかざるを得ない)。大名が国衆に離反されるなら、それは国衆の不忠義というより、安全保障不提供という大名の問題」と言うことが分かってきた。
戦は、大名の「評判争奪戦」なのだ。
『武田四郎御武辺に恐れ、眼前に甲斐信濃駿河三か国にて歴々の者上下其の数を知らず、高天神にて干殺しにさせ、後巻仕らず、天下の面目を失ひ候』。
同書では、実はこの時織田は武田方に和平交渉をちらつかせ、高天神城奪還作戦への足止めにしたかも、と…信長の忍び 13巻 TVアニメDVDつき初回限定版 (ヤングアニマルコミックス)
- 作者: 重野なおき
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2018/03/29
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あとで「レイリ」についても書きます。