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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

「高天神城」(の攻防戦)にわかにメジャー化。ドラマ、漫画、小説の舞台につぎつぎと。

「戦国最大の地獄」高天神城陥落〜今、ドラマ・漫画・小説、研究書などで大ブーム!武田は「長篠」でなく、この敗戦で滅びた? - Togetter https://togetter.com/li/1175997



この前、「武田氏滅亡」を読んでこの事実を知ったにわかです。
詳しくはこちらに。抜粋します

国滅びるとき、その声は、いつも−。平山優「武田氏滅亡」を読む - ) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20170713/p1

武田氏滅亡 (角川選書)

武田氏滅亡 (角川選書)

(略)…少し駆け足をしよう。

史書にネタバレも何もないが、でも以下のツイートはちょっとこの本のネタバレ的な意味もありそうなので・・・・・・・そこは、注意喚起したうえでやっぱり書く。

決定的な 「武田氏滅亡」最終章の始まりは、遠江の「高天神城陥落」だったと。

何せ徳川方は、この城の包囲に六つも砦を築いた。

ひとつの城を落とすために六つ砦を作り、補給を絶ち…地味ながらだいぶ大規模な戦だったようだ。後年「城攻めは不得意に遊ばす」とされた家康も、城の回りに堀や唵狩りや土塁を作って包囲する。攻める側が堀を掘って、もがりで囲んだんです(笑)。大長期籠城戦でした。

 

しかし、戦慄したのは、その結末。兵糧も付きかけた高天神城は矢文(ほんとにやるんだ、こういうの…)で包囲の徳川軍に降伏と開城を提案する。

だが、信長は「開城に応じるな」と徳川に命じる。交渉会場での、敵味方の被害軽減でなく、高天神城が「見殺しにされた」と宣伝することで武田の求心力を奪うことを狙った!

これは昨年の「真田丸」の功績かもだけど「大名の下には『国衆』が居て、彼らは生き残るため強い方につく(つかざるを得ない)。大名が国衆に離反されるなら、それは国衆の不忠義というより、安全保障不提供という大名の問題」と言うことが分かってきた。

戦は、大名の「評判争奪戦」なのだ。

太田牛一著の「信長公記」はいう。

『武田四郎御武辺に恐れ、眼前に甲斐信濃駿河三か国にて歴々の者上下其の数を知らず、高天神にて干殺しにさせ、後巻仕らず、天下の面目を失ひ候』。
同書では、実はこの時織田は武田方に和平交渉をちらつかせ、高天神城奪還作戦への足止めにしたかも、と…

太田牛一は「信長の忍び」にも出てくる。

あとで「レイリ」についても書きます。