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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

物語の中でグループを作って関係性を描くとき、何人が適切か…たぶん9〜7人は多く、「6」か「5」か「4」か…



ちょっとわたくし平野耕太師匠をしくじっており、ブロックされてるので普段は読めないのだが(笑)、今回引用されたので知った。




この人数の考察は、かつて「漫棚通信」を紹介したことがある。

かつて有名ブログ「漫棚通信」が「ガッチャマン」を軸に面白い考察をしていました。

■ヒーロー・チームは何人?(1〜3)
http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2004/11/post_3.html
http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2004/11/post_4.html
http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2004/11/post_5.html

「その1」から実におもしろいので、ちょっと長めになるけど引用抜粋。

過去わたしがもっとも好きだったTVアニメは「ガンバの冒険」でした。1975年作品で……原作は斎藤淳夫の児童文学「冒険者たち ガンバと十五匹の仲間」で……アニメはヒーロー・チームを16匹から7匹に整理しました…
元ネタは映画「七人の侍」で……
 「ガンバの冒険」のキャラクター書き込みは、連続TVアニメだからこそ可能でした。元祖「七人の侍」よりよくできてます。「七人の侍」では三船敏郎の乱暴者・菊千代、木村功の若い勝四郎、宮口精二の剣の達人・久蔵、リーダーの勘兵衛はいいとして、残りの地味な3人は整理してひとりにすることも可能…
(略)
 石森章太郎サイボーグ009」(1964年)も…このヒーロー・チームも人数多すぎ……すべて2人ずつキャラかぶってますから、もっと少なくてよかった。…「レインボー戦隊ロビン」(1966年)は…少し整理されてきました。博士役でかつお笑い担当というふうに兼務も始めてます。
 「ウルトラマン」(1966年)の科学特捜隊も・・・

そして(その2)では

ガッチャマンの5人は(1)熱血主人公・健(2)クールなライバル・ジョー(3)ヒロイン・ジュン(4)力持ち・竜(5)少年・甚平で構成されています。

 ヒロインはチーム外でなくチーム内にいます。お笑い担当は力持ちと少年のふたり……今回、他のメンバーより若い甚平が参加しています。若いということは、未熟であり、トラブルメイカー、コメディリリーフ、けなげな行動、守られる対象など、いろんなシチュエーションを設定する事が可能です。これはオトクなキャラクターでした。そして決定的なのはジョーの存在・・・(後略)

さあ、このようなチーム・キャラクターの整理編纂の末に何が待っているのか?
そして元祖は水滸伝か?仮名手本忠臣蔵か??

これはあれだな、博物学のかつての王道で、天皇家も学者としてかかわる「分類学」になっていくかも、かもだな。

「3!(階乗)に比べ、4!の関係性の多種さはケタ違いになる」という数学的な考察も出ているわけだが、これは結局のところ経験則によってしか割り出せないものだろう。


天才・石ノ森章太郎が、「9人」でやってみた(サイボーグ009。野球チームの数から、これでやってみたらしい)。ちょっとキャラに被りや埋没したのが現れた。
鬼才・黒澤明が「7人」(七人の侍)でやってみた。あいつとあいつがちょっとやっぱり被った。
施耐庵(あるいは羅貫中)が、「108人」(水滸伝)でやってみた。論外(笑)
石ノ森がもういちど「5人」(戦隊シリーズ)にしてみた・・・・・・・・お茶の間に愛され続けて40年!!


こんな感じで「グループのキャラ分けは5人が上限!」「あるいは6人!」とかの説があるってことなんでしょうかねえ。

9人の野球チームの時、時々途中でめんどくさくなって「3兄弟」みたいなのを入れてごまかす作品もあるとかないとか(笑)


しかし、とんでもない超悪魔的天才なら、本当に108人とかのキャラ分けとか、そこでの関係性を描いて壮大な物語が生まれるのかもしれない。



結論としては、物語の中のグループ作り、キャラづくりのような「物語のルール」において、、過去作品からの法則性を探るのもたのし、それを疑うのもまた楽しってことです。



※今回はブクマがにぎわいました。知らない例もいろいろ出てくる。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/gryphon/20170831/p1


コメント欄より 「少人数のグループが複数集まる形」について

たうざぁ 2017/08/31 16:52
人数が多い場合、いくつかのグループに分けてグループで特徴を作った上でグループ内の個人も差異をつける方法がありそうですね。
最近の成功例だとガルパンがそんな感じのような。スポーツ物のライバルチームの延長ですが、主人公サイドで同じようなことをやるのはちょっと珍しい?
(古くはダイラガーとかありましたが)
 
D 2017/08/31 23:44
奇面組ですね、わかります
 
gryphon 2017/09/01 02:44
>いくつかのグループに分けてグループで特徴を作った上でグループ内の個人も差異>をつける方法がありそうですね。
>最近の成功例だとガルパンがそんな感じ
 
奇面組ですね
ふーむ、小分けした少人数のグループが複数集まる形なら、物語中の大人数を管理できる可能性…か、そこまでは小生の考察の及ぶところではない。

この記事に続きます

「チーム人数とキャラ立ち論」補遺。日本では「戦隊もの」がチームの典型なように、海外では「ロックバンド」が典型らしい(笑、ホントかよ) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20170903/p1