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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

手塚治虫文化賞は「JIN」「鋼の錬金術師」など…トークイベントが27日

http://www.asahi.com/shimbun/award/tezuka/

第15回手塚治虫文化賞朝日新聞社主催)は、2010年に発売されたマンガ単行本を対象に最終選考委員会で審議した結果、『JIN−仁−』、『竹光侍』の2作品がマンガ大賞に選ばれました。新生賞は荒川弘氏、短編賞は山科けいすけ氏がそれぞれ選ばれました。
(略)
贈呈式とトークイベントに150人をご招待します。
 ◇日時 2011年5月27日(金)午後4時〜5時30分
 ◇会場 東京・築地の浜離宮朝日小ホール
(略)5月18日必着

「JIN〜仁」に関しては二、三度ほど書きました。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20101124/p5
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110421/p2
どうしても個人的には「同じ作者なら『龍』だろーー!」が先に立ってしまうのだが、「それぞれの賞には、その賞のテイストがある」という観点からみれば朝日新聞社主催のこの賞には、こういう漫画がふさわしいのかも、です。
荒川弘何年選手だよ!新生かよ!」も、デビュー以来の「作品数」で考えればまあアリかもしれないし、この「鋼の錬金術師」もやはりこの賞を得るにふさわしいスタンスじゃろかもねえ。
ブログをはじめて間もないころ、まだ物語が中盤だったころに感想を書いたっけ。
 
■ごく平凡な個人的「鋼の錬金術師」感想
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050303/p1
 
何度もこれ書いているが、手塚治虫文化賞は発足当時、「ああこれが漫画賞の最高権威となるんだろうなあ」と思わせたものだが、15年を経た現状では別冊宝島このマンガがすごい!」ランキングと、書店員らが選ぶ「マンガ大賞」のほうが権威が上になっていると、個人的には認定してます。
そんな流転の中にある賞だが、何はともあれ受賞者はおめでとうございます。そして賞そのものも、15回の節目おめでとうございます。
手塚治虫文化賞に関しては「漫棚通信」でも感想が書かれている。
http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/15-f195.html