INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

内閣改造、三浦瑠璃氏のブログより/行政府と立法府の長(伊吹文明氏)

とくにどうということはないけど、はてなアンテナで上に浮上していたので。

http://lullymiura.hatenadiary.jp/entry/2017/08/02/233716
20170802
内閣改造前夜
後世の批判に耐えられるか

内閣改造が明日行われます。明日の今頃には新任の閣僚に対していろいろな論評が行われていることでしょう。そもそも、「(内閣の)骨格は変えずに、人心は一新する」という難しい課題設定は、政策は継続しつつ話題だけ変えることが目的なのですから。とはいえ、改造の度に騒ぎとなるのは、政治の「まつりごと」の部分として大衆社会の健全性とも言えなくもないでしょうが。

ただ、改造前夜の「待ち」の時にこそ、これまでを振り返り、明日起きるであろうことを解釈するための整理をしておきたいと思います。言ってみれば、日常から少し離れて、時代感覚を取り戻す作業です。例えば、1年前の夏にタイムスリップしたとして、どんな景色が見えていたか。…(後略)

立法府の長が、その後行政の大臣をやるべきではない」坂田道太氏のテーゼが、再び話題になるとは

坂田道太氏のウィキペより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E7%94%B0%E9%81%93%E5%A4%AA

・・・・1989年、竹下登首相の退陣を受け、伊東正義後藤田正晴などとともに後継総裁の候補に名前が挙がったが、「議長経験者が首相になるのはよくない」として固辞した。戦後政治で首相、衆議院議長の両方を経験した者は幣原喜重郎がいるが、幣原は首相を退任した後に衆院議長に就任しており、議長経験者の首相就任は例がない。戦前では近衛文麿貴族院議長から首相になっているが、当時の議長の地位は戦後よりはるかに低かった。

坂田道太氏は「防衛白書」刊行への道を開いた知的で穏健な保守主義者として知られる。評伝を読んだことがある。

「素人だからダメ」は本当か? 政治家の「手本」がここにある。1974年に 三木政権の防衛庁長官に就任した坂田は、防衛・安全保障の「素人」を自認しながら、「玄人」にはできない数々の改革を推進。「防衛計画の大綱」策定など日本の防衛政策に大きな足跡を残した。在任期間は歴代最長の747日。その業績から日本の防衛政策と自衛隊の歩み、そして政治家のあるべき姿を描きだす。

内容(「BOOK」データベースより)
1974年、防衛庁長官に就任した坂田道太は、当初は自民党文教族として知られ、防衛政策には「全くの素人」。しかしひとたび就任すると、当時の国際情勢や日本の防衛政策の課題を正確に把握。公明正大な議論と情報公開で国民の理解を促し、自衛官の待遇改善や「防衛計画の大綱」策定などで日本の防衛史に大きな足跡を残した。政治家のあるべき姿を問う一冊。

伊吹文明氏が文科大臣を打診され、上のようなロジックで断ったという(本音はしらん)

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170801-00000990-fnn-pol
8月3日に行われる内閣改造をめぐり、安倍首相が7月31日、伊吹元衆議院議長に対して、文部科学相への就任を打診し、伊吹氏が固辞したことが、FNNの取材でわかった。
関係者によると、安倍首相と伊吹元議長は31日、首相公邸で非公式に会談し、安倍首相は伊吹氏に対して、文部科学相への就任を打診した。
これに対して、伊吹氏は、衆議院議長を務めたことを理由に、固辞した。

これらは明文規定があるわけでなく「議会かくあるべし」という筋論、慣習などのたぐいだが、こういう非明文の政治のスジ論や慣習はときどき、大きな影響を与えるのでいつもちょっと注目して事例を集めている。
議長経験者の入閣は、ほかにも二例ほどあるらしいが、ひとつが2011年の江田五月氏。

江田五月
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E7%94%B0%E4%BA%94%E6%9C%88
参議院議長を退任後、民主党最高顧問、倫理委員長に就任した。
同年9月29日、中国建国記念レセプションに出席した[8]。
2011年1月14日、菅再改造内閣法務大臣に就任し、18年ぶりに2度目の入閣。三権の長である国会の議長経験者の入閣は、第2次田中角榮改造内閣法務大臣に就任した元衆議院議長中村梅吉以来、実に38年ぶりの出来事であった[9]。