この前のNHKスペシャル。
すでにこの部分が、大拡散していますな。twitterから…
【川上会長】 #宮崎駿 監督にCGを「生命に対する侮辱」と叱責される場面が話題に https://t.co/I5YpjJGiH8
— ハフィントンポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2016年11月14日
togetterでも…
【終わらない人 宮崎駿】痛みを知らない人工知能によるCGの動きを「生命への侮辱」と一喝 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/1048151
#NHKスペシャル 「終わらない人 宮粼駿」は鈴木敏夫Pが宮崎駿をその気にさせるまでのドキュメンタリーだった - Togetterまとめ http://togetter.com/li/1048207
で、そういう先行まとめがあったので(基本、かぶらないことに注意してます)当方は少し違った切り口でアレした。
ドワンゴ川上会長のAiプレゼンに激怒した宮崎駿氏への「異論」まとめ(NHKスペシャル※再放送は15日深夜) - Togetterまとめ http://togetter.com/li/1048329
そこのコメント欄で、少し私見を述べた。
gryphonjapan @gryphonjapan 22時間前
私見を少し追加で
1:「巨神兵だって見る人が見れば障碍者を思わせる」ではないか?
2:円谷英二も「頭が二つとかの怪獣は奇形っぽいので出さない」がポリシーだった。それはそれでひとつの意見だが、キングギドラもまたいいよね、と
3:進撃の巨人も、動きや見た目が障害者を連想させるとの意見があった…なので宮崎氏個人の美学としてはありだが、普遍性のある議論とは思えない、と。
本居宣長 「(歌の中には) 政のたすけとなる歌もあるべし、 身のいましめとなる歌もあるべし、 また国家の害ともなるべし、 身のわざわいともなるべし」
補足するなら、ゾンビ…に限らず、不気味な動きや不気味な姿というのは多くの創作者が知恵を絞って考えに考えてきた。
AIによって、結果的にそういうものが生まれることも今の技術水準なら十分あるだろう
その動きが「生命に対する侮辱」というのは、実に”芸術的”な話であると思う。つまりは、そういう見方もあるだろうが、それが一般的、普遍的な真理であるかどうかといえばちがかろう。
ブラック・ジャック創作秘話 ?手塚治虫の仕事場から? (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: 吉本浩二,宮崎克
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「宮崎駿、ドワンゴのAiを叱る」で思い出した話。
— gryphonjapan (@gryphonjapan) 2016年11月14日
永井豪ですら、あの赤塚不二夫に「漫画が残酷すぎる」と怒られたが、かえって永井は…
歴史は繰り返す
(吉本浩二「ブラックジャック創作秘話」) pic.twitter.com/J0B3jFvuHn
悪名は無名にまさる。四の五のいわずに「宮崎駿大激怒!」をブランドにして公開してみ? ゼニになるぜ
つまり「宮崎駿が激怒した!!」Aiのゾンビ映像、それがネットで完全公開されれば、どんなデカイ回線でも満杯になる!
ま、それはどうでもいい。
実際に
「生命に対する侮辱」かどうか見てみたいし、
そもそも「AIが<生命に対する侮辱表現>を作り出した!」というなら、それは逆の方向から画期的な成果じゃないか?
…と思うのですよね。
だって、たとえば僕のような凡庸な非クリエイターが「生命に対する侮辱を映像化してみろ」といったって全然ムリだもん。
こどものころ考えた怪獣で、一番不気味なのはこのレベルだ
あ、片方がちょっと「ゴセシケ」入ってるわ…(分る人はわかる)
に対してAiはこれか。やっぱすげえ
ドワンゴ川上さん、AIのゾンビ映像を見せて宮崎駿さんにガチギレされる。#NHKスペシャル pic.twitter.com/emPlGcxawA
— おにぎり@スカイウォーカー (@onigiri5113) 2016年11月13日
さあ、ドワンゴ、反骨精神を見せて、その完全映像をおじさんに見せてみ?
本日深夜、NHKで再放送
【NHK 11月16日(水)午前0時10分〜0時59分(15日深夜)】
http://www6.nhk.or.jp/special/program/index.html
追記 こんなtogetterが
ドワンゴの人工生命が楽しそうなので、寝ないで自作してみた - Togetterまとめ http://togetter.com/li/1048770 @togetter_jpさんから