『肝練り』とか最初に言い出したのは誰なのかしら 〜薩摩藩の火縄銃ロシアンルーレット宴会行為『肝練り』の起源を辿る〜 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/1050384
薩摩島津家にあったという「肝練り」という無形文化財ネタ、最近ネタとして使ってるのをよく見るけど(例:三月のライオン、「異世界から帰ったら江戸でなのある」)、そんなにメジャーなネタだっけか?
— うまだ(っ’-‘)╮ =͟͟͞͞🍜 (@technerd) 2016年10月18日
「肝練り」以外にも「ひえもんとり」つうアレもあって、男塾的な何かを薩摩には感じなくもない。
ひえもんとりとは罪人の肝を奪い合う薩摩の軍事教練の一つである。罪人は境界線を逃げ切れば恩赦になるが生き延びる事は困難で体はズタボロになる。(ラグビーの起源とされる。民明書房)
— アーサー王の聖剣 (@excaliburchalic) 2016年11月2日
#ドリフターズ #ひえもんとり #薩摩力高い童話 pic.twitter.com/4uteC5riiE
だから今回、アニメになって「薩摩ってどんなところなんだ?」という質問に、アメリカ人が「俺らにとってのテキサスだと考えれば大体あってる」と返すのだ
アニメ「ドリフターズ(DRIFTERS)」を見た外国人が「薩摩ってどこ?どんな場所?」→その説明がスゴイ - Togetterまとめ http://togetter.com/li/1037970
だがだが、決して薩摩だけの話ではない。
なんだかんだと武士とは軍人であり、フルメタルジャケットなみに「キリングマシーン」として彼らを養成しなければならない、という意識はどこでも共通しているのだ。
たとえば薩摩に劣らず、強兵という評判を恣にし、主の徳川家康を天下人にまで推したてた、三河武士は…
ということで、上の最初のtogetterにコメントしました。
それを再録しておきます
gryphonjapan @gryphonjapan 1時間前
司馬遼太郎は、戦国期の武士が「度胸を鍛える」といって無茶なことをする例を鹿児島だけじゃなくていろいろ紹介してたですね。三河では「牛と交接する」のが度胸のあかしだったとかね…
gryphonjapan @gryphonjapan 1時間前
司馬は、新井白石の父親のことを「この国のかたち」で紹介してたけど、彼が務めていた藩で、ある若者の素行が悪いとして殿が「こやつを成敗したほうがよかろうか?」と相談したら白石の父親は「彼は若くして家督を継ぎ、殿のご恩に報いようと肝を練っていました。それで馬鹿な振る舞いが多かったのは事実ですが、そういう侍でなければものの役には立ちません」と説得するという話があったですね…
gryphonjapan @gryphonjapan 59分前「沢某という若侍がいて、主君の怒りにふれ手討ちされる際、目付の父が呼ばれ異念があるか問われ「絶家になるべきところを殿のお情けによって父の遺領を賜り、当人はそのことを深く恩として思いそのご恩に報いるため世間の人並みの心がけでは駄目だと思い定め胆力を練ったしかし、若いころにかの者のようでなければ年長けて物の用には立ちませぬ」と結んだ。江戸初期の一つの武士像である。(司馬遼太郎、この国のかたち・四より引用)」
http://8209.teacup.com/m3823903/bbs/629
ま、昔も今も、こういう発想はあったのだろうし、また真実の面も含んでいるのでしょう。特に戦闘者を作るためには。
ただそういえば、家康は「剛勇を誇るようなやつは役に立たん。義務を絶対に果たす『律義者』こそ真のもののふぞ」と言い続けてきたのだから、またおもしろい。
とりあえずメモ。
そしてついでに、Twitter内には
#薩摩力高い童話 というハッシュタグがあり、
以下のようなまとめもあることをご報告させていただきます。
#薩摩力高い童話 まとめ - Togetterまとめ http://togetter.com/li/912474 @togetter_jpさんから
薩摩にはこんなわらべ歌があるらしい。
— gryphonjapan (@gryphonjapan) 2016年11月20日
泣くか、飛ぶかの二者択一を迫り 最後は結局「飛ぶ」の一択…
「薩摩兵児に 血迷うとらんものは 1人もおらんど」 pic.twitter.com/ykIR7b4UzS
http://genkikaze123.hatenablog.com/entry/2016/06/01/161052
より。