古市憲寿氏、小沢一郎氏を激怒させる「再婚相手は見つかった?」 ネット党首討論中に質問 (UPDATE) http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/19/furuichi_n_10556620.html
やりとりはこちらに。
http://www.sankei.com/politics/news/160620/plt1606200010-n1.html
たしか探せば動画もあったので、探せば見つかるはず、あとでさがそう。
んで、自分は上のハフィントンポストにもブクマをつけたけど、それは後述。
そのブクマに字数の関係で載せられなかったのが、「ああ、小沢一郎氏もニュート・ギングリッチ氏のようになってきたな」というものでした。
『「不誠実」「権力の権化」=ギングリッチ氏に攻撃集中―米大統領選の共和党討論会』⇒ http://amba.to/28NzOa6
…元下院議長の元妻が、同氏からオープンマリッジ(夫婦が互いに婚姻外の性的関係を持つことを認める結婚)を要求されたと語ったインタビューが米ABCテレビで放送され、大きな波紋を広げている。
ギングリッチ氏は即日、そのような要求をしたことはないと強く否定し、インタビューを放映したABCテレビを非難した。しかし、21日に予備選が行われるサウスカロライナ州は倫理に厳格なキリスト教徒が多い「バイブルベルト(Bible Belt)」の一角であるため、元妻の「爆弾発言」が予備選で先頭に立つミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事との差を縮めたいギングリッチ氏の足を引っ張る可能性がある
ギングリッチ氏元妻「不倫認めろと要求された」、米共和党予備選に影響か 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News http://www.afpbb.com/articles/-/2851971
…ギングリッチ元下院議長に対し、ライバルが攻撃を集中。開幕戦となる同州党員集会を3週間余り先に控え、激しい舌戦が展開された。
ギングリッチ氏に2度の離婚歴があることに関し、ペリー・テキサス州知事は「貞節というのは大事な問題だ」と指摘。「人生において不誠実だった者は仕事でも不誠実だ」と語り、ギングリッチ氏の大統領としての適格性に疑問を呈した
ま、アメリカにおいては予備選、大統領選、議員選挙において夫婦仲だの浮気だのの問題がクローズアップされ「過ぎる」ということもできる。フランスではクリントンスキャンダルの時「性のマッカーシズム」という言い方をしてたね。その言に恥じることなく、フランスはこの種の問題はまったく問題にならない…はずだったのだが、さすがに最近はちょっとそうでもなくなっているらしい。日本だって実はそっちに近かったんだけど。
ただ、それでもだ。
小沢一郎代表の「再婚相手が見つかったかどうか」はたしかにプライベートだし、実にどうでもいいんだが、その前段階である「前妻との離婚」の「周辺の話」は、はっきり公の関心事と認定されるのではないか。
もう、あれも4年前だからみんな忘れてるだけで…いまや、「文春砲」の名ですでに一般に定着した「週刊文春のスクープは一段レベルが違う」「週刊文春の取材力はすごい」という事実ですが、そのうちの、いまや古い勲章のひとつがコレでした。
週刊文春、驚愕の「小沢一郎に妻から離縁状」記事.「夫は放射能が怖くて東京避難計画。諦めた後は自宅篭城、でも遂に3月25日旅行鞄を持って…」。真偽は? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120614/p1
週刊文春「小沢夫人書簡」報道…対抗にも肯定にも「2011年3月の小沢一郎」を描くのが一番の近道だ - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120616/p5
「再婚相手」について質問するのはプライベートの話で不適切だが、この「離婚にまつわる週刊文春報道」を質問するのは公の問題で許容範囲…でしょ?でしょ?冒険でしょでしょ(意味不明)。
その後のおまけ話。「週刊文春陰謀説」「夫人書簡偽書説」とかあったが、あの議論やその論者はどうなんだっ
有田芳生議員の「週刊文春『小沢夫人書簡』報道陰謀説」をまとめました。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120616/p6
小沢一郎さんの奥様と親しい方から連絡をいただいた。「筆跡のことで」とはじまった会話は、巷間話題になっている小沢夫人書簡への疑問であった。その女性に夫人から送られたある文字などは公開されたものとは明らかに異なるという。政治家の妻として書く内容でもないと指摘。近く手紙を拝見する。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2012年6月17日
有田芳生氏の「小沢(前?)夫人手紙問題」ツイート最新版。「(本日)月曜に真偽が明らかになる」/SPA!にて捏造説の藤本順一氏と対談掲載も - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120625/p4
「有田芳生氏と小沢夫人書簡陰謀論」第4弾。藤本順一氏との対談(SPA!)も含め検証しよう - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120629/p3
結局「小沢夫人書簡…の、ニセモノ説(内容虚偽説)」ってどうなったんだ?(主に有田芳生氏に) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20121127/p3
この私信公開。謀略的背景あり。RT @KeigoTakeda: 「小沢は放射能が怖くて秘書と逃げだしました。岩手や日本の為になる人間ではない」RT @call_me_nots: “小沢一郎夫人が支援者に「離婚しました」|週刊文春WEB” http://t.co/kW0YLkv7
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2012年6月13日
手紙の筆跡まで持ち出して、何やらの陰謀説が論じられた…ってこと、もうみんな忘れてただろ? ブログに記事にしていた当方だって、古市氏の「再婚相手」云々を言われるまで忘れてたんだから(笑)
で、いまでも、この「小沢夫人書簡偽書説」とか、主張者は信じておられるのだろうか。そしてそもそも「放射能を恐れて部屋に閉じこもり…」という、週刊文春2012年版「文春砲」報の真偽は。
これは、こういう話にもつながる。歴史小説、ノンフィクションで2011年3月11日からの日付を描くとき、映画となるとき、(事実なら)この場面は是非とも入れたいではないか。
東日本大震災版の「同日同刻」(山田風太郎の名著)は作れないか?「3.11(以降の1週間ほど)、あの人はどこで何をしていたか」の事典的資料集。 - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160311/p3
同日同刻―太平洋戦争開戦の一日と終戦の十五日 (ちくま文庫)
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