まあそういうわけで。
4月の段階でUFC放送が終わったWOWOWを切ってもよろしかったのだけど、「特番をやりますので」という”命乞い”もあったし、1カ月格別の慈悲をもって待ってあげた。その間に映画でもみようか、というのもあったし。
しかし、結局忙しさ、多忙にまぎれて、WOWOW映画は5月に一本も視聴しなかった。
これでは完全に無駄になる。
うまいぐあいに、PRIDEヘリテージを放送していた「BSスカパー」では同番組も終了。
さて格闘技的には……うん、もうメリットがないわ。
ほかの番組も、けっきょく見る時間がない有様。
映画だって、NHKのBSプレミアムや、その他BS局では無料で毎週放送されているのに、それを全然抑えてないよね? スカパーを見る暇があったら、そっちを見た方がいいとは兼ねて思っていたから、その試みだけをしておこうと。
そして結局、格闘技はネット放送が代役になる
・UFC ナンバーシリーズを除きUFCファイトパス、ニコニコ動画
・パンクラス UFCファイトパス LINE
・修斗 UFCファイトパス abemaTV
・ONE FC abemaTV
・ロードFC ニコニコ動画
・K-1 abemaTV
・・・・・・・・・ほぼ抑えてるやんけ!というか、こういうの見てたらそれこそ時間がないよ!!
いまだにサムライTVに義理を通しているのはDEEPのみだが、DEEPひとつにそこまでの費用をかける意味もない。それになにより、サムライは「あのDEEP」の長時間興行に関し2時間の放送枠しかとってないじゃないか。
そんなわけで、もはやスカパー全体にもWOWOWにも未練はない。
最後に後ろ足で砂をかけて「スカパーには未来がない」「WOWOWなんてぺぺぺのぺ」ぐらいのことは言ってもいいのだが、これまで多年の恩があったことにかんがみ、「ありがとうスカパー・WOWOW、そしてさようなら。」ときれいに別れよう。
しかし、ことほど左様にコンテンツ環境というものが激変していったこの10年であったのです。
自分がブログを始めて、この放送環境のことはずっと書いていたから、その変化の流れはいまもたどれている。ヒョードルのストライクフォースデビュー戦が、日清食品のスポンサーでネット放送があったのって覚えてる? 青木真也vsギルバート・メレンデスが、大会直前に緊急ニコ生放送があったよね。
そんな時代をへて、「スカパーは不要」な時代になりました。
時代は、めぐる。
「RIZIN」の完全生中継って、スカパーだけしか枠組みないんだっけ?
まあ次回は9月だけど、ゆるゆると調べてゆるゆると待ちますよ。もしそういう選択肢がないなら、それを超えてスカパーに再加入しようというほどでもない。