2兆円のテレビ市場、本当に消失するかもしれない 快適すぎるネットフリックスの驚異 http://biz-journal.jp/2015/08/post_11311.html @biz_journalさんから
…動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」が9月、日本に上陸することになった。ネットフリックスの登場は、世界の動画コンテンツビジネスのモデルを根底からひっくり返す……
(略)
…仮にネットフリックスが順調に日本でも発展していくと、これから先、5年から10年後には配信される番組コンテンツ数はWOWOWとスカパー!を合わせたものと同じくらいになるだろう。当然、ネットフリックス側としてはそういう状況を目指すはずである。
WOWOWやスカパー!、J:COMのようなケーブルテレビ会社など国内既存プレイヤーたちにとって、厳しい戦いになる……
まあ、そんなことを言われながら、なんどもスカパーやWOWOWは生き残ったり、むしろ規模を拡大してきたわけだけれども…
さらばスカパー!!(一時的に)8月一杯でパックを契約解除してみる。格闘技はWOWOWで十分 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150831/p1
と書いたように、実際にBSジャパンだBS朝日だBS11だと、そういう無料のBSチャンネルをチェックするのに徐々に慣れてきたり、UFCファイトパスなんてネットサービスとも接続すると、1日24時間内で接することのできるコンテンツも徐々に飽和してきまして…そして先日、まさに「もうそういうチャンネルだけで十分だ」と、スカパーのプレミアムパックは切ったわけです。そんな個人的体験から、勝手に敷衍して書いているのですよ。
ほんと、どうなのかねえ。
3年後、5年後、10年後…のWOWOW、スカパーは。ついでにサムライTVは(笑)?
先の2局は東証上場企業でもあるわけで、株主たちにとってはその見極めはビジネスにも直結する。「ネットサービス普及やBS放送浸透というトレンドを踏まえれば、もうWOWOWもスカパーも先がない」と株価が下がるのか、「いやいやHuluだって結局鳴り物入りで日本上陸して、うまくいかずに売却しちゃったじゃん。ネットフリックスが来ても、結局はWOWOWなどは生き残るよ」となるのか……。
それは、株買ってるひとが心配すればよろしい(笑)。
われわれがどうしても阻止したいのが、「日本におけるWOWOWとUFCの一括契約が解消され、ナンバーシリーズごとに4000円―5000円レベルのPPV視聴料を払う必要が出てくる」という状況だ。UFCとボクシング、どっちも同じくらい好きな人は、それと同時にボクシングもWOWOWが総本家の時代が終わり、パッキャオだメイヴェザーだというときには1大会ごとに4000円…となると、ちょっと負担だよねえ。
まあ、これらの事象は連動しつつも、ある面では無関係に並行して起こってもいるだろう。ともかく、状況を注視しよう。